市場規模を見据えたマーティング戦略の重要性
ECサイトを立ち上げるにあたってまず把握しておかなければならないのは、その市場規模です。小さなマーケットにいくら投資を行っても、期待する売り上げや利益が上がるはずもありません。しかし実際の現場では、市場規模を把握しないまま、見切り発車でECサイトを立ち上げてしまうケースも多々あるように見受けられます。
インターネットには、検索キーワードやアクセスログなど、それほどお金をかけなくても市場動向やユーザニーズを推測できるデータが多数存在しています。またアンケートを使ったリサーチやGoogle Insight、ソーシャルメディアなどのWebサービスを活用した競合他社分析も効果的です。入念な調査から市場規模を見極め、顧客単価を導き出し、オプティミスティック・シナリオとネガティブ・シナリオの両面から売り上げ予測を立て、現実的なECサイトの予算と規模、運営計画を導き出すことは、短期的なプロジェクトや低予算の案件でも決して不可能ではありません。お客様が、ECサイトの機能やインターフェースデザインだけでなく、ECサイトのビジネスを成功に導くための戦略面でも問題を抱えている場合には、今までの数々のWebサイトの戦略提案の経験を活かし、ビジネスとして成立するECサイトのご提案も行っています。
ユーザビリティに重点を置いたインターフェースデザインとシステム開発
ECサイトにおいては、コンテンツの魅力は商品ラインナップやサービスの質と直結しています。ECサイトで扱う商品が独自性の高い商品であるならば、ある程度のWebサイトで売上げをのばすことが可能なのは事実です。しかし、ECサイトで取り扱う商品に優位性がなかったり、コモディティであったり、競合との熾烈な競争が避けられない場合には、ECサイトのインターフェースデザイン、ひいてはWebサイトのユーザビリティが、その成否を大きく左右することになります。
ユーザビリティを高めるためには、まずは企業や制作者による思い込みを排除し、ユーザテスト等を用いた客観的な情報収集から始めます。その収集データを元に専門スタッフがインターフェースの方向性を決定します。私たちは、単にWebサイトをデザインするだけではなく、このようなユーザビリティ向上のプロセスをご提案し、より使いやすいECサイトの構築をサポートしていきます。
ユーザ行動を把握するログ解析とCRM
ECサイトの効果測定は、コンバージョン率の推移を把握するだけでは十分ではありません。シナリオ通りに進まなかったユーザが、どこで動線を外れ、あるいはサイトから離脱したかを把握することは、ページ改善のみならず、今後のWeb戦略や商品戦略を導き出す貴重な情報源になります。またCRMを使った顧客管理も欠かすことはできません。メールマガジンやステップメールなどを運用し、リピーターを増やしていくことは、ECサイトの収益性を安定させる上で不可欠なことです。私たちはECサイトを開発するにとどまらず、運用フェーズにおけるサポートに至るまで、お客様を全面的にバックアップする体制をとっています。
1. 市場調査・分析
ECサイトの市場性や環境要因について、インターネットやアンケートなどで情報収集を行い、分析や考察を行います。その上で、ECサイトの市場規模やターゲット属性などを把握し、現実的な売上げ目標に繋げていきます。
2. 目標売上の設定
ECサイトの収益モデルを計画します。ターゲットとなるユーザ数を想定し、顧客単価や利益率などから目標売上やイニシャル/公開後の予算などを策定します。
3. ターゲットセグメンテーションと動線設計
ECサイトのターゲットを詳細化します。ターゲットユーザが多岐にわたる場合には、複数の動線を設計したうえで、ジェネラルなナビゲーションとターゲットをフォーカスしたナビゲーションを併用し、Webサイト全体の流れを作り上げます。
4. 情報設計
動線設計や商品ラインナップ、コンテンツプランに基づき、Webサイト全体の構成(いわゆるサイトマップ)を決定していきます。また、ナビゲーションシステムの定義、画面設計(ワイヤーフレーム作成)と、Webサイト内での情報や機能の配置を決定していきます。
5. ユーザテストとユーザビリティ評価
ユーザテストによる客観的な評価は、ECサイトの収益率向上に大きく寄与する可能性があります。実施できない場合においても、デザイン・ウォークスルーで、ユーザビリティの精度をより高める施策を施していきます。
6. デザイン制作
ブランドイメージとECサイトとしての機能性を両立する洗練されたインターフェースをデザインします。商品写真などが入れ替わることを想定した、汎用性の高いデザインで、ブランドの持つ世界観をできるだけ表現しながら、ユーザビリティの向上を目指します。
7. システム開発
ECサイトの開発および最適なソリューションの選定を行います。技術的制約をできるだけ排除し、ECサイトの戦略と予算やスケジュール、運用負荷などをトータルで考慮します。
8. 運用サポート
ECサイトの成功は公開後の対応にかかっています。公開前の運用オリエンテーションから公開後の効果検証、改善ポイントのご提案など、幅広くサポートを行っています。






