サイトリニューアル

技術的な趨勢によりユーザ行動が変容するインターネットでは、4~6年で企業サイトのリニューアルが行われます。既存サイトというベンチマークが存在する分、サイトリニューアルは大きな成果を出すチャンスです。私たちの豊富な経験を活かしたロジカルな戦略、設計のご提案で、ビジネスを加速する効果的なリニューアルをお客さまとともに目指します。

サイトリニューアルのポイント

既存サイトの分析

新規のサイト構築と異なり、サイトリニューアルの場合には既存サイトから得られる膨大なデータが存在します。ログ解析やユーザテスト、グループインタビューなどを通じて得られる定量/定性データを丁寧に分析し、既存サイトの問題点を明らかにし、そもそもの戦略やコンセプトに見直しの必要性がないか検証することが、プロジェクトの最初のミッションとなります。

自社サイトの検証とともに、ベンチマークとなる競合サイトとの比較分析も必要となるでしょう。デザインやコンテンツの質だけではなく、検索エンジンでの表示順位や、ソーシャルメディアでの評判の違いなどから、その差異を把握し、リニューアル時の改善ポイントとして検討課題にあげていきます。その上で、必要に応じてWebサイトの戦略の変更、目標の再設定などを行い、リニューアルサイトの戦略部分をリバイスしていきます。

数字を使ったリニューアル効果の予測

既存サイトのボトルネックを追求し、その改善策を立案した後は、それによってどのような効果が上がるかをシミュレートします。具体的には、ページビューや新規ユニークユーザの増加、さらにはコンバージョン率の向上による、売上げや利益へのインパクトを予測し、リニューアル効果を数字で推測します。効果予測を行えば、適切なリニューアルの予算規模も設定することができるようになり、また公開後の軌道修正においても、Webサイトの戦略的方向性や基本コンセプトをぶれさせることなく、Webサイトを成功に導いていくことができるようになります。

Webサイトというメディアの最大の特徴は、数字を使った計測や効果検証、効果予測の立案が比較的容易な点にあります。もちろん全てを数字化し、数字で効果を判断するわけではありませんが、サイトリニューアルにおいても、この数字化しやすい特徴を活かした効果予測はできるかぎり積極的に行っていくべきでしょう。

コンテンツリニューアルか、デザインリニューアルか

Webサイトのリニューアルを行う場合には、Webサイトの戦略やコンテンツ自体から見直すことをおすすめしています。特に現在のWebサイトにおいてはコンテンツの力が強く、表層的なデザインがユーザに与える影響範囲は限定的で、デザインリニューアルだけでは本質的な問題が解決しないことが多々あるからです。

ただし、コンテンツ自体は強力で、UIデザインやWebサイトの機能面が原因となり本来の力を発揮できていない場合には、コンテンツは生かしたままデザインリニューアルだけを行う方がよいでしょう。その場合には、美観の統一もさることながら、既存サイトにおけるユーザテストやユーザビリティ評価を実施し、Webサイトやコンテンツの力をスポイルしているインターフェースの脆弱ポイントを突きつめ、これらを改善するためのリニューアルプランをご提案に注力していきます。

リニューアルの効果を検証する

リニューアルサイトの企画、設計段階での計画は、それが既存サイトから割り出された事実に基づくものであったとしても、仮説の域を出ることはありません。Webサイトとして公開され、その効果を確認してこそ、リニューアルとしての成否を推し量ることができるようになります。そのためには、ログ解析の実施は不可欠です。そして、当初設定していた目標値とのかい離の把握、検証、問題点の追求と改善策の実施といったPDCAサイクルの継続は、リニューアルしたWebサイトの効果をスパイラルに向上させていきます。Webサイトの効果検証は、開発段階での企画や設計と同じくらい重要で戦略的思考が必要とされます。そのようなお客様のニーズに対しても、お応えできる準備が私たちにはあります。お気軽にご相談ください。

サイトリニューアルに含まれる主なタスク

1. 既存サイトの評価と競合サイトの分析

既存サイトをログ解析、ヒューリスティック評価、ユーザテスト、プロモーション戦略などの様々な視点から多角的に分析し、ビジネスを阻害している要因を突き留めます。また競合他社をベンチマークにした比較検討からベストプラクティスを導き出し、競合に対する優位性を確保する方法を検討します。

2. ゴール・KPIの妥当性の検証と再設定

既存サイトが当初立てた目的が妥当なものか、リニューアルによってそれがどの程度達成されるかを検討します。その上で、必要に応じて現実的に到達できるゴールを再設定します。

3. 動線設計

Webサイト内外でのユーザの動きから、必要なコンテンツとWebサイトの構成、ナビゲーションシステムを検討します。ログ解析データなどから新たなペルソナやユーザシナリオを設定し、より客観的な視点でのユーザ動線を導き出します。

4. コンテンツのリニューアルプラン

コンテンツリニューアルの場合には、Webサイトの目的やターゲットの行動特性などに基づき、コンテンツのリニューアルを行います。ユーザのニーズや期待に十分に応えうる、訴求力の高いコンテンツの追加や変更を検討します。

5. 情報設計

新しい動線設計やコンテンツプランに基づき、Webサイト全体の構成(いわゆるサイトマップ)を再定義していきます。また、ナビゲーションシステムや画面設計(ワイヤーフレーム)と、Webサイト内での情報や機能の配置も合わせて決定していきます。

6. デザイン制作

Webサイトの改善点や新しい目的、リニューアルコンセプトに合致したアートディレクションとデザインを行います。必要に応じてFlashやJavaScriptなどのテクノロジーを導入し、洗練されていながらも、より使いやすく、分かりやすいインターフェースデザインを実装します。

7. システム開発

必要に応じてシステムの開発を行います。メールフォームなどの簡単なものから、本格的なCMSの導入まで行っています。もちろん、そのための各種のソリューションの選定も行います。技術先行ではなく、リニューアルのコンセプトや予算やスケジュール、運用負荷などをトータルで配慮したシステム開発を行います。

8. 公開後の効果検証

Webサイトの成功は公開後の対応にかかっています。またリニューアルの意図が正しく反映され、ユーザを捉えているかを把握することは非常に重要です。このような公開後の効果検証や改善ポイントのご提案、実施なども行っています。

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