作業ミスを減らすための取り組みと工夫の大切さ

定期的に開催されているエンジニアミーティングで「ミスを発生させないため、各エンジニアが普段からやっている手法やツールを紹介する」というテーマで話し合いが行われた。”ミス”が前提の話なので、本能的に割と避けたくなるようなセンシティブな内容だが、こうしたテーマで話し合うことはとても重要だと感じる。

メンバー各自が普段取り組んでいる手法の紹介だけにとどまらず、ミスを生まないための心がけ・意識や「無駄な作業を減らすため、効率よく作業する方法」についても話し合った。他のメンバーの普段の作業への取り組みを知る良い機会であり、私自身とても参考になり、有意義だと感じた。

紹介された手法の中で「案件ごとに用意する自分だけの作業進捗や備忘を記すサイトストラクチャ(Googleスプレッドシートで作成)」と「自分が苦手としている作業をチェック項目として箇条書きしたリスト」はぜひ取り入れていくべきものだと思った。

ミスはどこかで発生してしまうものなので、経験を蓄え、傾向などを分析しておき、防ぐための対策を事前準備しておくことが必要になる。

しかし、対策といってもツールを用意しただけで終わらせてはいけない。ツールを業務フローに組み込み、きちんと機能させなければ効果は上がらないだろう。作業ミスを減らすために必要なのは「作業→確実なチェック→作業→またチェック…」のサイクルを身につけること、この地道な反復を意識的に習慣化することだ。

ベイジではサイトリリース作業もエンジニア全員が手掛けるようになってきている。コーディングやプログラミングとはまた若干異なる責任と難しさのある領域で、その場ごとの判断力や作業を緻密に手順化することが求められる。現在、手作業や目視が必要な部分もまだ多く存在しているが、そこから一歩発展させて、極力自動化していけるような工夫も試みたい。

具体的には、Jenkinsなどタスクの自動化ができるCIツールの導入・活用ができないかを調査してみることにした。Seleniumやリグレッションテストなど、これまでに少し触ったことのある技術も含めて導入できるかを模索していく。

CIツールは大がかりで複雑なため、さまざまな案件がある現状、なかなか導入は大変そうだ。詳しそうな人に聞くなどして情報収集し、時間がかかっても少しずつ進めながら、ミス低減や生産性向上に結び付ける努力をしていきたい。

少し話が変わるが、こうした議題でも比較的自由に発言でき、活発に意見交換できる雰囲気がこのエンジニアミーティングの良いところだ。緊張を解きほぐすための手法に「アイスブレイク」があるが、こうした場の雰囲気づくりはとても大事だ。強い立場の人が強い発言をしてしまうと、おとなしい人でなくても発言を遠慮してしまい、言いたくても意見できなかったり、発言そのものができなかったりすることも多々ある。それは機会損失といえる。

そうした「暗黙の場の空気」みたいなものを極力減らし、一人ひとりがフラットな関係性で意見し合える場づくりを大切にしたい。否定をしない・否定から入らないこと=ファシリテーションも大切だ。こうしたことからフラットな視点や気付き、といったものやチームの和も生まれてくるはずだ。

今日のミーティング内容をもとに作業精度向上を課題と位置づけて取り組んでいく。 そこからさらに回数を重ねて自分なりの工夫ややり方を見つけ出して、ブラッシュアップしていくことを目標としたい。