真のお役立ち情報は実は社内に眠っているのかも

「隣の芝生は青い」というのは世の常で、ウェブ業界にいても他社の環境や状況が気になってしまうところではある。とくにノウハウやTIPSは外部に求めがちだが、真の資産は社内にあるのではないかと私は思う。

顧客との折衝をくぐり抜けた末に策定されたドキュメントや、納期と品質とのバランスの中で選別・鍛錬されたデザイン。無理難題をミラクルCの技術で解決した仕様などなど。

決して綺麗事ではない、リアルが故に学びが多い事例は実際のプロジェクトの中に詰まっており、それは同じ会社に居る人にしかアクセスできない貴重な情報なのではないかと思う。

社外交流は積極的に行うべきだが、どうしても関係値が浅いと上辺だけの情報交換になることもある。往々にして外部には良いところだけをアピールしてしまうものだ。

だからプロジェクトの中で生まれたひとつのデザインデータの方が、それらよりも雄弁に色々なことを語る場合もあるだろう。そこには笑い、泣き、もがき苦しみ、喜んだ先輩たちの努力と知性が詰まっている。

…というわけで、時間が空いたら共有サーバのドキュメントを漁ってみたり、Backlogの課題やファイルを追ってみたりするのはなかなか有効な学習方法であるように思う。

探しものは案外近くにあるかもしれない。