ベイジに入社して半年がたつ。
長い長い就活の先に決まった入社はとても嬉しく、半年間本当にあっという間だった。今日はベイジに入って特に印象的だったことをいくつか紹介させていただきたい。
ハイブリッドワーク
いつかは家でも働ける仕事がしたいなあ、などとぼんやり考えていたら、思っていたよりだいぶ早く夢が叶ってしまった。人生願ってみるものである。
私はほとんどフルリモートで働いているので主な連絡手段はチャットだ。チャットで人とやり取りするようになってから、対面の時よりもよくしゃべるようになった。
口での会話はナマモノなので話しながら内容を考えなければならない。あとになって「あれも言えばよかった…、あの順番で話すのは間違いだった…」と後悔することも多い。反対に文章は自分の気がすむまで推敲してから送ることができる。相手に納得のいく形でメッセージを伝えられて気分も会話の流れもスッキリである。
バーチャルだからこそ気兼ねなく人に声がかけられる面もある。対面での塩対応は実にこたえるものがあるが、チャットであれば画面1枚隔てている分受けるダメージもいくらかマイルドになる。もっとも皆さん優しい方ばかりなので、私がどんなに初歩的な質問をしたり日報にしょうもないことを書いたりしても、いつもあたたかい反応を返してくださっている。
日報
ベイジでは毎日行動指針に基づいて日報を書くことになっている。これが普段文章を書き慣れていない人には結構きつい。毎日何か学びを得なければいけないのではないかという強迫観念に駆られ、入社初日は緊張でガチガチの文章を書いていた。
堅苦しい文章が苦手なこともありマジメ路線は3日であきらめた。学ぶものがあった日はそれを書き、ない日は反対にできなかったことや失敗、その日あったたわいもないことを正直に書くようにしたところ、日報を書くのが断然面白くなってきた。毎晩宛先のない交換日記を書いているような気分である。
他の人が書いた日報を見るのも楽しい。相手の人となりを掴むには、実際に会うよりその人の日報を追いかける方が良いのではないかとすら考えている。まだ対面でお話したことがない方もかなりいらっしゃるのだが、私は日報を読んで勝手にもう顔見知りのつもりでいる。
毎日日報を提出することで、文章を書く頻度としてはマメなブロガーに匹敵するレベルになっていると思う。昨日書いた日報と入社1日目に書いた日報では文章力にかなり差が出ているのではないだろうか。