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	<title>ベイジの社長ブログ &#187; Webサービス</title>
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	<description>マーケティング、デザイン、キャリア</description>
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		<title>AWAを3週間使った感想と音楽サブスクリプション雑感</title>
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		<comments>https://baigie.me/sogitani/2015/06/music-subscription/#comments</comments>
		<pubDate>Mon, 22 Jun 2015 06:54:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[枌谷 力]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[Webサービス]]></category>
		<category><![CDATA[Webビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[Webマーケティング]]></category>
		<category><![CDATA[音楽]]></category>

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		<description><![CDATA[エイベックスさんとサイバーエージェントさんが立ち上げた音楽アプリAWAを使った感想と、サブスクリプション型音楽 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[
<p>エイベックスさんとサイバーエージェントさんが立ち上げた音楽アプリAWAを使った感想と、サブスクリプション型音楽サービスに関する考察をまとめてみました。Spotifyをはじめとする他サービスは使ったことがないため、憶測含みなのはお許しください。</p>
<p>ちなみに私は、ダウンロードやレンタルCD、CD購入などで、20～30枚のアルバムを毎月入手しており、聴いているのはほぼ洋楽というリスナーです。なので、一般リスナーと使い方や感じ方が違っている部分が多々あると思います。その点は間引いて解釈いただけると幸いです。</p>
<p>テーマは以下の6つです。</p>
<ol>
	<li>曲数は十分か？</li>
	<li>良質なリスナー体験ができるか？</li>
	<li>プレイリスト共有は楽しいか？</li>
	<li>サブスクリプション型サービスの位置づけとは？</li>
	<li>リスナーの分類</li>
	<li>カスタマージャーニーと課題</li>
</ol>
<h2>曲数は十分か？</h2>
<p>現時点での曲数は公表されていませんが、2015年末までに500万曲揃えるということなので、今はそれ以下ということでしょう。海外サービスでは2000～3000万曲レベルでの戦いになっており、それと比べるとかなり少ないといえます。</p>
<p>洋楽に関して、メジャーなアーティストは案外揃っているというのが第一印象でした。しかし少し使ってみると、ディスコグラフィの欠落が多いことに気付きます。また、英語とカタカナで表記が違うだけの同一音源や、Deluxe Editionとの重複などもあります。AWAに限らずですが、実際に聴ける曲の種類は、公表される曲数よりも少ないと捉えておいた方がいいでしょう。</p>
<p>また、当然ながらインディ系はやや手薄で、日本で人気の高いベガーズ・グループ系で聴けないアーティストも多く、あるいはエピタフ・レコードの作品は全滅状態だったりします。</p>
<p>しかし邦楽はさらに厳しい状況で、有名どころで聴けないアーティストは非常に多いです。もともと邦楽の大量配信は難しいと思っていたので、むしろ予想よりも色々聴けるとは思いましたが、それでも日本の音楽をたくさん聴きたい人には物足りないのではないでしょうか。</p>
<p>なお、何千万曲も一人で聴けないので、曲数は重要ではないのでは、という意見もあると思います。確かに個で考えるとそうなのですが、ビジネスを考えると、集団を構成する様々な個の趣味趣向に応えることが求められます。特にネットワーク効果に頼る類のサービスでは、利用者数を増やすことは至上命題となるため、そこに大きな影響を与える曲数は、非常に重要なファクターになるでしょう。</p>
<h2>良質なリスナー体験ができるか？</h2>
<p>UIも秀逸で、音質もいいため、プレイヤーとしての機能は悪くありません。また定番機能ではありますが、やはりラジオは重宝します。AWAではアーティストを指定することで、iTunesのGeniusやLast.FMのように自分好みのラジオステーションを作ることができます。</p>
<p>ただしこれもAWAに限らずですが、以下のような理由で良質なリスナー体験とは言い切れないところがあります。</p>
<ol>
	<li>通信量に制限がある</li>
	<li>既存のライブラリと共存できない</li>
</ol>
<p>通信量の問題はやはり大きく、オフライン機能がなければ、どんなに曲数を揃え、利用料金を低くしても、いつでもどこでも好きなだけ聴ける、とはならないでしょう。また、今までに購入した曲と一緒に聴けないことも課題の一つでしょう。</p>
<p>ちなみにApple Musicの強みは、この2つを解決しうることです。オフラインモードを駆使すれば通信量を気にせず好きな時に好きな場所で聴くことができます。iTunesを共通プラットフォームにすることで、クラウド上の音楽データとライブラリと統合された、真の「聴き放題」を提供できる可能性もあります。</p>
<p>Apple Musicにはイノベーションがないなどと否定的な意見もありますが、デバイス、OS、販売チャネル、データ管理、プレイヤーを握っているAppleと他企業では、同じ機能を提供しても実現できるUXがまったく異なるということは、忘れてはいけない点でしょう。</p>
<h2>プレイリスト共有は楽しいか？</h2>
<p>Spotifyではプレイリスト機能が非常に充実しており、サービスの魅力となっています。この例にもれず、サブスクリプション型音楽サービスのアクティブ率を高めるためには、プレイリストの充実は不可欠です。</p>
<p>AWAでは、1つのプレイリストで8曲しか共有できませんが、プレイリストの質を高めるうえで、これはとてもいい制約だと思います。また検索からプレイリストへの追加も行いやすく、この点においてはiOSがデフォルトで提供している音楽プレイヤーよりも遥かに優れています。</p>
<p>しかしながら実のところ、プレイリストを共有しようというモチベーションは、すぐに下がってしまいました。その一番の理由は、プレイリストを公開してもほとんど聴かれないためです。</p>
<p>例えば私は最初に、『メロディが綺麗なEDM』（カルヴィン・ハリス、アヴィーチー、デヴィッド・ゲッタなど）、『雨の曲』（マドンナ、ブルーノ・マーズ、ガンズ・アンド・ローゼズなど）という、それなりに人気のあるアーティストや曲をセレクトしたプレイリストを作成しましたが、1週間たっても、5回も聴かれませんでした。プレイリストを共有しようと思う人にとって、これはかなりのガッカリ体験です。</p>
<p>プレイリストが聴かれないのは、タイトルの付け方、選曲センス、競合するプレイリストの問題もあるでしょうが、新着プレイリストをアピールする場がないというのが大きいでしょう。</p>
<p>人気プレイリストはホームでTOP100まで表示されていますが、これは一定期間の再生回数を元にした先行者に有利なアルコリズムです。ジャンル別プレイリストも存在しますが、同じく再生回数基準のため掲載ハードルは高く、いきなり自分のプレイリストを送り込むのは不可能でしょう。</p>
<p>フォロアーへの通知機能はありますが、現状、残念ながらフォロアーが付くことはほとんどありません。例えば現時点で私の全プレイリストの再生回数は4万回を超えていますが、私をフォローしているユーザはわずか40人あまりです。つまり、再生からフォロアーへの転換率は0.1%ほどで、これはなかなかハードなゲームです。</p>
<p>結局、プレイリストを公開しても、検索でたまたまヒットされるのを待つしかないわけです。しかし、検索結果の順位も再生回数が影響するため、タイトルのつけ方や選曲を工夫しない限り、聴いてもらえる確率はかなり低いと言わざるを得ません。</p>
<p>ちなみに私はこの仕組みを意識して、「ONE OK ROCK好きにオススメの洋楽」というシリーズもののプレイリストを公開しました。人気のONE OK ROCK目的のリスナーがいることを想定したものです。エモやポストハードコア系中心の、AWAの中では比較的マニアックなプレイリストですが、結果、本エントリー公開時点で、1つめのプレイリストで再生回数が8,387回、2つ目で7,723回、3つ目で21,510回を記録することができました。ただ、再生回数が伸びることも最初は楽しいですが、それ以上のリアクションは何もないため、気持ちは少し冷めてしまいました。</p>
<p>大多数の人は、気軽にシェアをして、気軽にリアクションをもらいたいのだと思います。見知らぬ人の無言の「いいね」を100個もらうより、心の通ったコメントを1つもらう方がうれしいでしょう。しかし残念ながら、現在のAWAはそういった希望には応えにくい仕様といえます。</p>
<h2>サブスクリプション型音楽サービスの位置づけとは？</h2>
<p>サブスクリプション型音楽サービスについて、その位置づけを理解するためには、もう少し詳しく「音楽の楽しみ方の系譜」を理解しておく必要があります。</p>
<p>音楽の楽しみ方は、「聴く」「演奏する」「作る」「知る」の4つに大別され、メディアやテクノロジーの進化から、様々な形態に進化していきました。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-3194" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/awa12.gif" alt="音楽の系譜" width="720" height="540" /></p>
<p>ご覧のように、サブスクリプション型音楽サービスは、より広範囲に影響を与えるものです。支配的な論調である、デジタル配信の後継サービスという位置づけは局所的な見方であり、さらにいえば、曲数とUXの問題ですぐに取って代わるのは難しいでしょう。現時点ではむしろ、レンタルCD、あるいはYouTubeやネットラジオの後継ととらえるのが現実的です。</p>
<p>もちろん、近未来的には曲数の問題はやがて解決され、「聴く」楽しみ全般がサブスクリプションに収斂される可能性は確かにあります。しかしこのことは、遅かれ早かれ、曲数ではない別の要素での付加価値提供がサービスに求められてくるということを意味します。</p>
<p>その別の要素というのが、編集の楽しみ、ソーシャル的な楽しみでしょう。また、デバイスを変えれば、カラオケやDJも影響範囲に含まれてきます。そして、どの分野を強みとするかが各社の戦略になるでしょう。</p>
<p>AWAに関しては、王道の「聴く」×「知る」型のアプリと思いますが、今は曲が聴けるということに強く依存しており、「曲を聴く以外のプラスアルファの付加価値」の確立が、サービスとしての課題ではないでしょうか。</p>
<h2>リスナーの分類</h2>
<p>サブスクリプション型音楽サービスを語るうえでは、音楽リスナーの理解も不可欠です。以下は、私なりにまとめた音楽リスナーのセグメンテーションです。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-3166" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/awa2.gif" alt="リスナーの分類" width="720" height="530" /></p>
<h3>1. 音楽オタク</h3>
<p>どっぷり音楽にハマっているリスナー層です。音楽がアイデンティティの一つになっており、消費も積極的で、強いこだわりを見せます。特定アーティストに熱心なだけでなく、ジャンルや音楽全般に多大なる関心を示します。新しい情報の獲得欲求が高く、雑誌やサイトでの情報収集も行い、マイナーなアーティストを見つけ出す力もあります。LTV（ライフタイムバリュー：顧客生涯価値）が高く非常に貴重な存在ですが、数が少ないため、経済的なインパクトはそれほどありません。ただ、イノベーター／アーリーアダプターとして市場の立ち上げを牽引する力があります。似たような音楽オタクとの交流を好み、良い音楽を紹介するキュレーション活動も積極的で、誰かの音楽ライフに関与することに喜びを感じます。プレイリストの共有をもっとも積極的に行うのがこの層と考えられます。</p>
<h3>2. 特定ファン</h3>
<p>音楽への熱量は高いが、それが特定のアーティストだけに向いているリスナー層です。音楽オタク同様、音楽がアイデンティティになっており、経済的・時間的投資に躊躇はありません。ただし、他アーティストとの出会いには消極的です。不特定多数への共有も積極的ではなく、むしろにわかファンの増加を嫌う傾向もあります。アーティストやレコード会社の視点では重要な顧客になりますが、音楽市場全体で見ると、特定アーティストにしか消費しないため、必ずしもLTVが高くはありません。サブスクリプション型音楽サービスでは、ターゲットにしにくい存在です。</p>
<h3>3. 音楽ファン</h3>
<p>音楽を日常の楽しみの一つとしているリスナー層です。自己紹介の趣味の欄の2～3番目に「音楽」と書くような人たちです。興味があるアーティストなら消費も積極的に行いますが、主体的に音楽情報を収集することはなく、マイナーなアーティストにはあまり詳しくありません。話題性や、音楽に詳しい友人のすすめなどが消費のキッカケになりやすいです。音質の良さやディスコグラフィ集めにも興味がなく、LTVはそれほど高くありませんが、数が多いので、重要なセグメントになります。刺激が継続されると音楽オタクに、刺激が継続されないとつまみぐいリスナーになるため、このセグメントをいかに増やすかが、音楽市場のカギを握っています。</p>
<h3>4. つまみぐいリスナー</h3>
<p>音楽は嫌いではなく、キッカケがあれば聴きますが、自分から積極的には関わりません。音楽以外に多くの優先事項があり、音楽のことはあまり考えていません。世間で話題になっていて耳に入ってきても、聴くまでに至らないことも多いです。ただ、家族や恋人、仲のいい友達の推薦やライブやクラブの体験など、人間関係経由の刺激から音楽に興味を持ち、購入に至ることがあります。人の趣味に影響され、いきなりマニアックなアーティストに行くことがあるのも、この層の特徴です。音楽が嫌いなわけではないので、継続的な関わりで、音楽ファンや特定ファンに成長する可能性があります。</p>
<p>このような4つのセグメンテーションですが、音楽が売れていた時代と現在とでは、以下のような分布の違いがあると考えられます。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-3167" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/awa3.gif" alt="リスナーの推移" width="720" height="390" /></p>
<p>娯楽の選択肢が少なく、皆が同じメディアを見ていた時代では、テレビCMやドラマタイアップ、音楽番組などのマスメディアでの露出増により、音楽を共通言語化し、音楽ファンを増やすことができました。また、音楽ファンの数も多く、音楽オタク、特定ファンとのテープ交換などで刺激を与え合う機会もありました。</p>
<p>しかし現在では、娯楽の選択肢が増え、人々が見ているスクリーンも多様化したため、音楽は共通言語にならなくなりました。一人でも楽しめる音楽オタクや特定ファンは変わりませんが、環境変化の影響を受けやすい音楽ファンは激減し、多くがつまみぐいリスナーに移行したのではないでしょうか。また、音楽ファンが減ることで、音楽オタクや特定ファンとの接点もなくなり、刺激を与え合う機会が減少し、市場全体がますます停滞したとも考えられます。</p>
<p>このような中で、「聴く」×「知る」型のサブスクリプション型音楽サービスに求められる役割は、デジタル技術を使った新たな音楽体験を提供することで、音楽ファンを増やし、現在よりも良好な市場構造に戻すことではないかと思います。サービス単体で収益を上げるのは二の次で、音楽市場の活性化が本来の目的と考えているのではないでしょうか。</p>
<p>そこをゴールとして考えると、サービス成功の鍵となるのは、音楽オタクと音楽ファンの一部に存在する「プレイリストを共有したい」と考えているユーザ（共有欲求ユーザ）と、音楽ファンとつまみぐいリスナーに存在する「いい音楽があれば聴きたい」と考えているユーザ（聴取欲求ユーザ）にアプローチし、うまく結びつけ、活性化させることでしょう。</p>
<h2>カスタマージャーニーと課題</h2>
<p>上記の仮説に基づくと、アプリというのは、共有欲求ユーザと聴取欲求ユーザの行動ステージに沿って機能やコンテンツが提供される必要があります。それをまとめたものが、以下のカスタマージャーニーです。</p>
<p>横軸にステージを配置し、縦軸にDoing（行動）、Thinking（考え）、Feeking（感情）、Satge Goal（そのステージでのユーザ体験のゴール）、Function/Contents（機能/コンテンツ）を配置しています。Function/Contentsに書いてある○はAWAで提供されているもの、△は提供されているが不十分と考えられるもの、×は提供されていないものを示しています。</p>
<p>まずは、共有欲求ユーザのカスタマージャーニーです。</p>
<p><span style="line-height: 1.5;"><img class="alignnone size-full wp-image-3180" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/awa41.gif" alt="共有欲求ユーザのカスタマージャーニー" width="720" height="690" />共有意欲の高いユーザには、まずはアプリ内でプレイリストを共有したい、と思わせる必要があります。それが「きっかけ」のステージです。現在のAWAでも基本機能は提供されていますが、接点となるプレイリストのバリエーションを広げることで、共有意欲がさらに高まる可能性があります。</span></p>
<p>「作る」のステージに移行してからは検索とリスト化がメインです。当然ながら、ここの満足度には曲数が影響しますが、それ以外にも、作成を補助する機能や、共有後の期待感を刺激するような機能があると、利用率はより高まると考えられます。</p>
<p>「共有する」のステージにおいて、現在の仕様では、共有できる場が少なく、どこに共有されたか確認手段もありません。それにより、ユーザの不安が拡大したり、期待感が空回りしたりする可能性があります。</p>
<p>「反応をもらう／返す」においても、プレイリストを共有するユーザの期待に応える、十分なフィードバックを得られる仕組みが必要でしょう。もちろん、運用コストとのバランスと、コミュニケーションの濃度設定も重要です。あまりにも濃いコミュニケーションが可能になると、トラブルやストレスの原因にもなります。個人的には、Instagram程度の軽微な交流がいい気がします。</p>
<p>続いて、音楽を聴きたいと思う聴取欲求ユーザのカスタマージャーニーです。</p>
<p><img class="alignnone size-full wp-image-3181" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/awa51.gif" alt="聴取欲求ユーザのカスタマージャーニー" width="720" height="674" /></p>
<p>聴取欲求ユーザにおいては、明確に聴きたい曲が存在するときの行動と、なんとなく音楽を聴きたいだけの時の行動が混在することに留意しなければなりません。また、アプリとしては、どちらかにフォーカスして機能提供をすることはできません。なぜなら、このような態度変容は短時間に同一ユーザ内で起こりえるからです。例えば、ある曲を求めて検索して聴いた結果、似たテイストの曲に浸りたいモードに入る場合もあれば、なんとなく音楽を聴こうと思ったけど、ある曲を耳にして関連曲を探し始める場合もあるでしょう。</p>
<p>つまりアプリとしては、聴きたい曲が明確なアクティブリスナー（積極的なリスナー）と、なんとなく音楽を聴きたいだけのパッシブリスナー（受動的なリスナー）の、両方に応えうるものにしないといけないわけです。</p>
<p>その上でカスタマージャーニーですが、まず「きっかけ」ステージは基本的にはサービス外で発生します。そのため、アプリ外での「きっかけ」の可能性を増やす機能や、「見つける」へのスムーズな移行を助けるような機能が有効となるでしょう。</p>
<p>「見つける」「聴く」のステージでは、アクティブリスナーとパッシブリスナーの行動に合わせた機能やコンテンツが必要になります。現状でも最低限の機能提供はされていますが、アクティブユーザの課題は曲数、パッシブユーザの課題はパーソナライズの幅と精度になるでしょう。例えば著名人や映画等とタイアップしたプレイリストや、共有ユーザを活用した良質なプレイリストの蓄積やリコメンデーション、さらには複数プレイリストの結合やシャッフル演奏があると、パッシブリスナーにとっては魅力的なサービスになりえるでしょう。</p>
<p>最後の「習慣になる」ステージでは、聴取体験のリピートに繋げなくてはなりません。お気に入り登録だけではなく、履歴を数値化してファン度を表してランキング化してゲーム的に競わせるなど、何度も利用することのベネフィットを提供する機能が効果的と考えられます。</p>
<p>上記のような様々なアイデアは、部外者である私がざっと考えたもので、運用や契約の問題などは一切考慮してない適当なものですが、市場でのポジショニングからユーザセグメンテーション、カスタマージャーニーとブレイクダウンして考えていくことで、本当に優先すべき機能やコンテンツが見えてくるのではないかと思います。</p>
<h2>まとめ</h2>
<p>色々と書きましたが、おそらくAWAの企画や開発をされた方の間ではこういう計画はとっくに存在し、優先順位や運用の問題などで見送っている、もしくは取捨選択しているだけではないかと思います。</p>
<p>ちなみに、この記事を書いている段階ではまだリリースされていませんが、伝え聞く内容から推測してもっとも強力なライバルはやはりApple Musicでしょう。前述のように、曲数が多いだけでなく、Appleだからこその良質なUXが提供できることに強みがあります。</p>
<p>一方、すでにサービスを開始しているLINE MUSICの強みは、既存のソーシャルグラフの中に音楽を放り込める点です。特につまみぐいリスナーを掘り起こすのに向いているのではないかと思います。ただし収録曲はAWAよりも随分と少ない印象を受けました。</p>
<p>Sportifyの進出もまだ噂レベルでは残っていますし、サブスクリプション型音楽サービスはこれから数年にかけて活況を呈するものと思われます。ただしその先で、音楽の新しいサービスとして定着するか、音楽業界を焼け野原にして去っていくのかは、各サービスがどこまで市場ニーズと収益性のバランスを取れるかにかかっています。一時的に流行ったけどビジネスとしてなりたたなかったよね…とならず、永続的に私たちの音楽体験を刺激してくれることを、一人のリスナーとして切に望むばかりです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>Webサービスを立ち上げるなら知っておきたい4つのビジネスモデル</title>
		<link>https://baigie.me/sogitani/2013/04/model4/</link>
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		<pubDate>Wed, 10 Apr 2013 05:32:01 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[枌谷 力]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[Webサービス]]></category>
		<category><![CDATA[Webビジネス]]></category>
		<category><![CDATA[Webマーケティング]]></category>

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		<description><![CDATA[わが社は受託が中心の会社ですが、自分たちでもWebサービスを作ってみたいと考えており、新しいWebサービスを日 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[
<p>わが社は受託が中心の会社ですが、自分たちでもWebサービスを作ってみたいと考えており、新しいWebサービスを日々模索してたりします。ただ、面白い企画を思いついても、じゃぁどうやってお金を稼ぐの？という段階で止まってしまうことも多いです。</p>
<p>出発点は思い付きでもアリと思うのですが、アイデアを煮詰める段階では、マネタイズに向きあわなければならなくなります。であるならば、Webサービスにおける典型的なビジネスモデルのパターンと特性は、基本知識としてある程度持っておいた方がいいんじゃないかな、などと思うようになりました。</p>
<p>というわけで、Webサービスによく見られるビジネスモデルの分類と特徴を整理してみました。だいたい以下の4種類に大別されるのではないかと思ってます。</p>
<p><img class="aligncenter size-full wp-image-1019" title="model1" alt="" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/model1.gif" width="730" height="420" /></p>
<h3>アイデアは出しやすいが、膨大なトラフィックを求められる「広告モデル」</h3>
<p>新規ビジネスを考える際に思いつきやすいのが、この広告モデルではないでしょうか。所謂バナー広告やテキスト広告を表示させること以外に、タイアップコンテンツを掲載したり、スポンサードを受けることも、広告モデルの一環と言えます。このモデルが優れているのは、サービスと収益の仕組みが分離されているため、発想の自由度が比較的高い点です。</p>
<p>一方、トラフィックが最低ラインに届かないと、事業が成立しないモデルともいえます。月数十万程度のPVでは事業を成り立たせられないことも多く、またTwitterのように、膨大なトラフィックをさばくコストと広告収入のバランスがとれず、なかなか黒字化できないこともあります。サービスに欠陥やトラブルがなくても、外的要因で収益性が低下することもあり、経済基盤としては安定性を欠くモデルです。</p>
<p>アイデア先行で考えると広告モデルに走りがちですが、事業として成立させるためのハードルは意外に高いです。このモデルを採用するには、以下のようなことを十分に検討する必要があるでしょう。</p>
<ul>
	<li>目標とする売り上げを上げるために、どのくらいのトラフィックを必要としているのか？</li>
	<li>膨大なトラフィックをどうやって集めて、どうやって軌道に乗せるのか？</li>
	<li>ユーザ数を増やすだけでなく、利用率を高めるにはどうすればいいか？</li>
	<li>トラフィックをさばくインフラの運営コストは、広告収入と見合うか？</li>
</ul>
<h3>成功したときの利益率は高いが、質を求められる「課金モデル」</h3>
<p>サービスの利用料を主な収入源とするのが、課金モデルです。DropboxやEvernoteのように、基本は無料で、オプションで利用料がかかるフリーミアム型も多いです。LINEのスタンプやソーシャルゲームのアイテム課金も、この派生型といえるでしょう。ユーザ数やアクティブ率が減らなければ、外部要因で収益性が変わることも少なく、広告と比べて安定性の高いモデルです。</p>
<p>一方、利用料を払ってもらうには、コンテンツなりサービスなりに、お金を出したいと思えるくらいの魅力が求められます。圧倒的に便利、圧倒的に得する、圧倒的に楽しいといった、お金を払ってでも得たいと思う価値です。無料でなんでもできるWebの世界で、有料でも使ってもらえるサービスを作るというのは、非常に大きな障壁です。課金単価が低い場合は、広告モデル同様に規模も求められてきます。</p>
<p>課金モデルのサービスを始めるのであれば、そのサービスを通して得られる情報や体験に、どこまで経済的な価値を乗せられるか、という部分の設計が肝になります。それもふまえ、以下のようなことを入念に検討する必要があるでしょう。</p>
<ul>
	<li>ユーザがお金を払ってでも得たいと思うコンテンツや仕組みが提供できるか？</li>
	<li>そのコンテンツや仕組みを安定的に供給するには、どういう体制が必要か？</li>
	<li>ユーザが支払いたいと思える価格設定になっているか？</li>
	<li>想定する単価だと、どのくらいのユーザを集める必要があるか？その方法は？</li>
</ul>
<h3>大きくスケールしなくても利益は出せるが、在庫・流通管理が大変な「ECモデル」</h3>
<p>説明するまでもないですが、モノを売って収入を得るのがECモデルです。実在するモノを売るため、課金モデルに比べると、ユーザがお金を支払う上での動機づけは比較的容易と言えます。取り扱う商品の特性によっては、比較的小規模でも事業を黒字化させることもできます。単に売り切るのではなく、定期購入のように継続性を持たせるモデルも増えています。</p>
<p>一方、ロジスティックを必要とされるのが、他のモデルとの一番の違いです。製造業、卸売業、小売業には参入しやすいですが、それ以外の新規参入者にはハードルが高いモデルといえます。魅力的な商品を見極める力、キャッシュフローのバランス感覚も、ECモデルで成功する上で必要でしょう。</p>
<p>ネットで完結しない故の難しさはありますが、以下のようなことを十分に検討し、解決できれば、他に比べると比較的継続性の高いモデルかもしれません。</p>
<ul>
	<li>商品の調達から発送に至る物流はどういう体制で行うのか？</li>
	<li>無理のないキャッシュフロー、事業を続けるのに十分な利益を作り出せるか？</li>
	<li>魅力的な商品を集めてくることができるか？</li>
	<li>想定される利益だと、どのくらいの顧客を集める必要があるか？その方法は？</li>
</ul>
<h3>やはり規模の勝負に出なくてもいいが、専門的な知見と根回しを必要としやすい「仲介モデル」</h3>
<p>サービスの提供者と、それを求める利用者を繋ぐことで収益をあげるのが仲介モデルです。サービス提供者もしくは利用者が定額の利用料を支払う場合と、成果報酬で仲介料を受け取る場合があります。不動産、人材活用、結婚支援から、仕事のマッチング、オークションに至るまで、業態・業界は多岐にわたります。コンテンツや在庫が必要なく、また価格設定次第では、規模に頼らなくても黒字化させることができるメリットがあります。</p>
<p>一方、サービスを設計するには、ターゲットとする業界の専門知識やネットワークを必要とされることが多いです。サービス提供者に対する人的営業など、事業基盤を整備するためには手間がかかる部分も多く、ネット以外での根回しが大きな障壁になりやすいモデルです。</p>
<p>ただ一方で、以下のようなことが十分に検討できれば、先行者利益を活かして事業を継続させやすいモデルともいえるのではないでしょうか。</p>
<ul>
	<li>定額利用料にするか？成果報酬にするか？対価として妥当な金額設定は？</li>
	<li>利用者だけでなく、サービス提供者をどうやって集めてくるか？</li>
	<li>利用者とサービス提供者がWin-Winの関係になれる価値を提供できるか？</li>
	<li>想定される金額設定だと、どのくらいの成約数が必要になるか？</li>
</ul>
<h3>まとめ</h3>
<p>実際には、この4つのタイプの一つだけを採用するのではなく、複数を組み合わせているケースも少なくありません。また、どのモデルにも長所と短所が存在しますが、短所の大きさは、参入障壁の高さであり、ある面では新規参入を食い止める防波堤になっていたりもします。</p>
<p>事業を作るというのは簡単なことではなく、どのモデルを選択しても、成功に至るまでには地道で泥臭い作業もたくさん必要になってくるでしょう。やってみなければ分からないことも多いと思います。</p>
<p>しかしそういった前提があるにせよ、猪突猛進で収益モデルを安易に決めてしまうのではなく、自分が選択するモデルの長所・短所をあらかじめ掴んだ上で選択することは、決して無駄にはならないのではないかな、などとも思っていたりします。というわけで、この情報が皆さんの参考になれば幸いです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>turntable.fmが再び日本で楽しめる日は来るか？</title>
		<link>https://baigie.me/sogitani/2011/07/turntablefm/</link>
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		<pubDate>Mon, 04 Jul 2011 02:17:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[枌谷 力]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[Webサービス]]></category>
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		<category><![CDATA[雑感]]></category>
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		<description><![CDATA[久しぶりの大型Webサービスとして日本のWeb関係者や音楽関係者、音楽好きの間で一気に広まっていったturnt [&#8230;]]]></description>
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<p><img class="alignnone size-full wp-image-94" title="turntable" alt="" src="https://baigie.me/sogitani/wp-content/uploads/turntable.jpg" width="730" height="409" /></p>
<p>久しぶりの大型Webサービスとして日本のWeb関係者や音楽関係者、音楽好きの間で一気に広まっていったturntable.fmですが、やはりというか、6/25をもって日本からはサービス利用ができなくなってしまいました。このあたりについて思ったことを少し書き綴ってみようと思います。（著作権等に関することは素人なので、もし認識違いしている箇所があればご指摘ください）</p>
<h3>turntable.fmが日本で使える可能性</h3>
<p>turntable.fmを運営するCEOのBilly Chasenは「We are working very hard to try and get you in as soon as possible. 」と言っていますが、実際のところturntable.fmが正規の利用方法で日本から使えるようになる可能性は低いと思います。というのも、これは技術的な問題ではなく、著作権の問題だからです。</p>
<p>CDにおいては、日本のレコード会社が発売している一般に「日本盤」と呼ばれているCD以外に、海外から輸入している「輸入盤」を購入できるのは周知の事実でしょう。しかし、実はデジタルの世界では、正規音源は国境を越えられない、というのが原則です。例えばiTunesStoreは各国で展開していますが、音楽を購入できるのはその国のクレジットカードを持っていることが条件です。基本的に、日本国民が米国のiTMSで米国価格の安い音源を入手することができません。これはiTunesStoreに限らず、AmazonMP3をはじめとするオンラインの音楽ダウンロードすべてに共通する仕様です。ではyoutubeのオフィシャルチャンネルで聴く行為はどうなのか、Paypalで買えるサイトはどうなんだ、という議論はありますが、原則はそうなんだと思います。</p>
<p>今回のturntable.fmのサービスの肝になっている音源データは、MediaNetのサービスを使っています。ユニバーサルやソニー、ワーナー、EMIといった大手メジャーレーベルがコンテンツパートナーとしてなっており、それ故にユーザは膨大なライブラリの中からセレクトして自分の好きな音楽をかけることができました。しかし、こういったメジャーレーベルが関わっている以上、当然前述の「音楽のデジタルデータは国境を越えてはならない」という基本ルールが適応されるはずです。</p>
<p>turntable.fmが米国外からのアクセスを遮断するに至ったのも、この基本原則に従ってのことでしょう。そしてこの基本原則が変わらない限り、米国外からturntable.fmを利用できる日が来ることはありません。CDがかつて輸入盤が解禁になったように、国境を越えたデジタルデータのやり取りが解禁されるのを待つしかないのが実状です。</p>
<p>最近のクラウド化の流れを見ているとそれもそう遠くなさそうですが、やはりturntable.fmでもMediaNetでもないもっと大きな力を持った誰かが基本ルールを変えてくれるしかない、という極めて他力本願の待ち状態であることには変わりはありません。</p>
<h3>turntable.fm的なものを日本国内で立ち上げるには</h3>
<p>有力サービスの利用停止という事態は、ユーザやファンにとっては悲しむべき出来事ですが、Webサービスで成功しようと虎視眈々と目を光らせているベンチャーにとっては大きなチャンスでもあります。では、例えばかつてorkutにインスパイアされて日本独自のSNSとしてmixiが立ち上がったように、turntable.fmを参考に、より日本国内の実態と著作権の特性に合わせた日本独自の類似サービスを立ち上げることは可能でしょうか？</p>
<p>技術的にはまったく問題ありません。2～3名の優秀なUIデザイナーとエンジニアが集中して開発すれば、ものの1～2ヶ月で立ち上げることが可能でしょう。</p>
<p>しかし、やはりここでも著作権の問題が絡んできます。まず、日本には、有料/無料を問わず、MediaNetのように、オンライン上で自由に音楽を再生することを許しているサービスが存在しません。となると、ユーザのアップロードを前提にしたものにするか、youtubeなどのAPIを使ったものしか選択肢はなくなります。しかし前者は確実に違法になるでしょうし、後者は扱える曲がかなり限られてくる上に、音質などのクオリティ面でのバラつきも出てきます。法律的にもややグレーです。</p>
<p>そうなると、やはりオンラインで音楽を楽しむサービスを、どこかの企業なり団体なりが整備してくれるのを待つしかありません。これは一ベンチャーができるものではなく、業界団体や著作権団体を巻き込み、さらにも法律自体も変えるなど、かなり大がかりなものとなるはずです。</p>
<p>急速に進むクラウド化の環境と行き詰まりを見せる著作権ビジネスの現状を考えると、こういった動きが活発になるのは期待できます。実際、JRCがUstream上での二次使用を許した例やニコニコ動画内での楽曲利用が許可された例もありますし、私が知らないだけで既に大きなプロジェクトが動いているのかもしれません。ただ、それが外部で流用可能なサービスとして実現するのはもう少し先で、それは海外のクラウドサービスが上陸してくるのとどちらが早いか、となると判断が難しいところです。もしかしたら、Googleあたりが著作権の壁を無視して、有無を言わせないぐらいにシェアを広げてクラウドの自由利用を既定路線にしてしまう方が早いかもしれません。</p>
<p>しかし、現時点での結論としては、著作権が絡む以上、SNSの時のように国内独自サービスをすぐに立ち上げることは難しく、前章のturntable.fmが日本で使えるようになるか、という問題と同じく、著作権を解消したクラウドサービスの整備待ち、という状況です。</p>
<p>ただ、turntable.fmが著作権の壁にぶち当たり日本を席巻することは当面ないことを考えると、国内の状況を逐一観察し、サービスの実現が可能になった段階で速攻リリース、国内のシェアを一気に獲得、そこからアジアなどのグローバルに進出、という戦略を取れる可能性はあります。体力のないベンチャーは、ここに望みをかけるという手はあるでしょう。</p>
<h3>turntable.fm的なものを日本国内で立ち上げたときのマネタイズ方法</h3>
<p>turntable.fmは無料サービスだったことも、ユーザとしてはインパクトが大きかったと思います。MediaNetが有料サービスであったことを考えると、おそらく当面の使用料はサービス提供者が支払い、ユーザをある程度獲得できた段階で広告モデルなどを投入してマネタイズする、という方法なのでしょう。</p>
<p>しかし、著作権料がもう少し高い日本でこれをやるには、ややリスキーな気がします。ベンチャーキャピタルから支援を受けた企業なら可能性はありますが、経営体力のない中小のベンチャーが趣味の延長で手を出すと痛い目を見るでしょう。</p>
<p>ただ、私個人としては、turntable.fm的なサイトを日本でやるのであれば、ユーザ課金型のサービスでいいんじゃないかな、とも思っています。</p>
<p>turntable.fmは音楽の楽しみ方を一変するかのような論調もありましたが、特にDJとなって音楽をかけたいと思うユーザに限ると、かなり深く音楽を聴いているニッチ・ユーザです。実際turntable.fmも、話題となった一週間くらいは物珍しさで参加した日本人ユーザが多かったですが、一週間もするとコアな音楽ファンだけがDJブースに残っていたように思います。</p>
<p>こういうコアな音楽ファンは、自分の好きな音楽を人に聴かせること自体に喜びを感じています。なので、サービスが無料である必然性はあまりなく、それほど高額でなければ有料でも積極的に利用すると考えられます。そこで、DJをするユーザに課金し（1曲10円とか？）、それを聴くユーザは無料、それで足りない分は広告モデルや音楽の販促と絡めた企画コンテンツのスポンサー収入で補う、というスタイルがいいんじゃないかな、となどと思います。実際のマネタイズ計画はこんなに簡単に考えるものではないのでしょうが、フリーであることにあまりこだわる必要はないかな、というのが私の見方です。</p>
<p>いずれにしろ、私個人としては、どこかの誰かが著作権の仕組みを整備し、一日でも早く、turntable.fm、もしくはそれに類するサービスが日本で立ち上がってくれることを願っています。いや、うちの会社でやるという手もありますが、それはおいおい考えていきましょう。</p>
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