知らないと損する、下北沢で本当に美味しいランチが食べられるお店ベスト10

弊社が下北沢にオフィスを出して3年半。私は自宅も下北沢界隈なので、365日シモキタ生活といっても過言ではありません。その下北沢、飲食店は多いのですが、安いチェーン店や味に拘りのないお店も多く、まさに玉石混交。飛び込みで入ると失敗することも多いです。学生や若い人が多い街なので、食べログの評価もあまりあてになりません。

そこで、下北沢在住の私がここなら外さない!というランチのお店を選んでみました。価格帯は1,000円前後、順位はあくまで私の好みと今の気分です。どのお店も美味しいことに間違いはないので、お昼に下北沢に立ち寄った際には、是非行ってみてください。

第10位:茄子おやじ(カレー)

茄子おやじ

下北沢といえばカレー激戦区で有名ですが、本当に満足させてくれるお店は限られています。ここはその一つ。吉祥寺のカレーの名店『まめ蔵』で働いていた方がオーナーのお店。シモキタのカレー屋ではここが一番好き、という知人も多いです。スパイスがしっかり効いた王道のカフェカレーで、ルーは一種類で具が選べるスタイル。強烈な個性はないですが、あぁ美味しいカレーを食べてるなぁ、という充実感を確実に与えてくれるお店です。

【ランチ情報】
営業時間:12:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:不定休(日曜も営業)
住所:東京都世田谷区代沢5-36-8 アルファビル 1F [地図]
アクセス:下北沢駅南口から徒歩5分

第9位:ラ・ベファーナ(イタリアン)

ラ・ベファーナ

西口から出て線路沿いにあるイタリアンの老舗。平日でも結構混雑しているところに、人気ぶりがうかがえます。Aランチ(1,100円)では、有機野菜のサラダに、好きなパスタかピザを選べます。アルデンテで味付けもしっかりしたパスタも美味しいのですが、僕はここの窯で焼いた香ばしくも適度にモッチリした生地のピザが大好きです。だいたいは、ビアンカを選びます。ちょっと辛いオリーブオイルをかけると絶品です。

【ランチ情報】
営業時間:平日/11:30~14:30(L.O.)、土・日・祝/11:30~15:00(L.O.)
定休日:無休
住所:東京都世田谷区代田5-31-3 [地図]
アクセス:下北沢駅西口より徒歩30秒

第8位:前菜坊 風神(和食)

風神

シモキタ・ランチで美味しい和食は非常に少ないのですが、安心して食べられるのがここ。旬の魚を使った煮魚定食や焼き魚定食も美味しいのですが、一番のおすすめは日替わりの炊き込みごはん定食(1,050円)。季節の食材を使った炊き込みご飯に、前菜5品、お刺身、味噌汁、デザート(果物)がついた充実のランチが楽しめます。なんとなく、地方の美味しい旅館でお昼を過ごしているような気持ちになります。

【ランチ情報】
営業時間:12:00~14:00
定休日:毎月最終月曜
住所:東京都世田谷区北沢2-14-10 こだまビル 2F [地図]
アクセス:下北沢駅南口より徒歩3分

第7位:ムーナ(カレー)

ムーナ

カレー激戦区の下北沢で、2番目に美味しいと思うのがここ。系統としてはインドカレー系なのですが、ナンではなく、パラっとした香りごはんで食べるのが基本スタイル。ルーもサラリとしてて、北インド系ではなく南インド系です。私はいつもチキンカレーのセットを選択するのですが、日替わりで出てくる魚のカレー、優しい味付けの野菜のカレーも美味しく、はじめての人は3種のカレーが楽しめるランチセット(1,050円)がいいかもしれません。

【ランチ情報】
営業時間:火~金/11:30~15:00、土日祝/12:00~16:00
定休日:月曜日
住所:東京都世田谷区北沢2-12-13 細沢ビル 5F [地図]
アクセス:下北沢駅南口より徒歩1分

第6位:打心蕎庵(そば)

打心蕎庵

麺類不毛の地シモキタで、オアシスのように住宅地の中にポツンとたたずむのがこのお店。駅からはちょっと遠く、北澤八幡宮の傍にあります。民家を改造した落ち着いた上質な雰囲気の店内で、モチっとした触感の、細めのお蕎麦が楽しめます。個人的には夏のすだち蕎麦(1,200円)が絶品なのですが、鴨とか九条ネギのお蕎麦も美味しいです。ボリュームが少ないので、男性には腹6分目くらいになってしまうのが唯一の難点かもしれません。

【ランチ情報】
営業時間:月・水~金/11:30~15:00、土日祝/11:30~21:30
定休日:火曜日
住所:東京都世田谷区代沢3-7-14 [地図]
アクセス:下北沢駅南口より徒歩12分

第5位:バールアリメンターリ ダニエラ(イタリアン)

ダニエラ

駅から少し離れた閑静な住宅街に突如現れるイタリアン。ここのウリは何といっても数種類楽しめるモチモチの絶品生パスタです。ランチ時間には、フォカッチャとドリンクがセットになったパスタセット(1,280円)があり、ここで好きなパスタが選べます。個人的には、魚介のオレキエッテ、カラスミのタリアテッレあたりが大好きですが、外れは一切ありませんので、食べたいと思ったものを躊躇せず頼んでみてください。

【ランチ情報】
営業時間:火~日/11:30~14:30(L.O.)
定休日:月曜日
住所:東京都世田谷区代沢5-16-23 1F [地図]
アクセス:下北沢駅南口から徒歩8分

第4位:ベンハムのコマ(洋食)

ベンハムのコマ

シモキタのビストロ好きの間では知る人ぞ知る名店『下北沢熟成室』の系列店。その『下北沢熟成室』で大人気だった、1日15食限定・土日のランチ限定のたっぷり野菜だけのランチプレート(1,260円)が復活しています。このプレートは最強です。全国から厳選された8~10種類ほどの野菜は、それぞれに素材の良さを活かした最適な味付けがされていて、これもおいしい!これもおいしい!と楽しみながら食べられます。前菜には野菜スープが付き、プラス300円でパテ・ド・カンパーニュなどの肉系の料理が追加できますので、男性でも結構お腹いっぱいになります。

【ランチ情報】
営業時間:土日祝/11:30〜15:00
定休日:ランチは土日祝のみ(15食限定)
住所:東京都世田谷区北沢3-34-3 石川荘 1F [地図]
アクセス:下北沢駅北口より徒歩8分

同率第2位:パンとごはん(洋食)

パンとごはん

2位と3位が決められなくて、迷って同率2位に。まずは淡島通り沿いにあるこちら。ここはパン屋さんでもあり、レストランでもあるのですが、パン屋さんがついでに洋食を出しているレベルではなく、専門のビストロとして完成された絶品の洋食を楽しめます。パンとサラダ、スープがセットになったランチが日替わりで5種類ほどあるのですが、和牛カレーやハラミステーキ丼といったご飯ものも大抵混じっています。どれもメチャメチャうまいです。

【ランチ情報】
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:00)
定休日:火曜日
住所:東京都世田谷区代沢3-12-20 ビラアズマ 1F [地図]
アクセス:下北沢駅南口より徒歩16分、池ノ上駅から徒歩8分

同率第2位:ユリイカ(洋食)

ユリイカ

同じく同率2位は最近池ノ上から下北沢に移転したユリイカ。ワインバーというかビストロのお店なのですが、ランチセットは1,000円から数種類あるのですが、これ本当に1,000円でいいのか?、という驚きのレベルのランチが楽しめます。基本的には肉料理+サラダorスープで、パンかライスが選べます(パンは、下北沢界隈のパンの名店KAISOのパンです)。他にサラダプレートや自家製カレーなども楽しめます。本格ビストロらしく、塩加減、焼き加減がきちんとコントロールされ、ソースも含めて丁寧に仕上げられた絶品の洋食を楽しめます。昼からワインが飲みたくなるので要注意。

【ランチ情報】
営業時間:12:00~15:00
定休日:水曜日、ランチは木・金も休み
住所:東京都世田谷区北沢2-28-7 エルフェアシティ下北沢Ⅱ102A [地図]
アクセス:下北沢駅西口より徒歩3分

第1位:般゜若 PANNYA CAFE CURRY(カレー)

パンニャ

さて、栄えある1位は、ここしかありません。ここのカレーはかなりオリジナリティがあります。スープカレーのようにさらさらなのですが、あくまでカフェカレー風の佇まいで、ルーにはカルダモンやクミンなどのスパイスがゴロンゴロン入っています。隠し味には昆布だしが使われており、独特の旨味があります。松尾貴史さんのお店なのですが、有名人の店、という色眼鏡で見ると痛い目を見る、本当にマニアックでこだわりぬいて研究されたカレーです。ただ、個性的であるが故に、家庭のカレーみたいなのが好きな人にはピンとこないよう。ただし、ハマる人はとことんハマります。毎週食べたくなる危険な味です。というか実際に私は好きすぎて、ほぼ週一ペースで2年間通っています。私は都内のカレーは50店舗以上は食べていますが、シモキタでというより、地球上にあるすべてのカレー屋さんで一番好きかもしれません。

メニューはチキンカレー(840円)、ホウレン草とカッテージチーズのカレー(945円)、キーマカレー(945円)、チキンとキーマのハーフ&ハーフ(1,050円)、特別なカツカレー(1,575円)があります。カツカレーが人気ですが、根っからのチキンカレー好きの私は、いつもチキンカレーです。あと、テイクアウトもできますよ。

【ランチ情報】
営業時間:11:30~15:30(L.O)
定休日:水曜日
住所:東京都世田谷区北沢3-23-23 下北沢シティハウスⅡ 1F [地図]
アクセス:下北沢駅北口より徒歩5分
※現在はリニューアルし、味もメニューも変わっています。是非皆さんの舌で、新生パンニャがどうなっているか確かめてみてください!