WordPressの開発をよりスムーズにするおすすめプラグイン5選

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エンジニア金 伯冠

WordPressを採用するメリットの1つはプラグインが使えることです。既存の機能のカスタマイズや拡張して目的に合わせたサイト構築が可能です。また、数万のプラグインの中でそれぞれ目的に合ったプラグインを使用したり、独自のプラグインを作ることもできます。

そのような便利なプラグインの中で、サイトの構築だけではなく開発にも使うことでデータ移行、画像の差し替え、リンク切れの検証などWordPress開発にとって手間がかかる作業を短縮することも可能です。実際に開発で使ってみてとても便利だったプラグインを紹介します。

1. WordPress管理画面から直接データベースの文字例を検索・置き換え

Search Regex」は管理画面上でデータベースの文字例検索、置き換えが可能なプラグインです。WordPress開発で主に使う用途としては

  • 表記統一から逸脱した文字の検索
  • 特定URLを一括差し替え
  • 正規表現を使って特定キーワードのみ絞り出し

など文字例に関する検証・検索に使います。特に正規表現での文字例検索ができるのでとても便利です。

表記統一を確認することなど本文中の原稿を確認しないといけないライターさんにとっても一括で検索して表記統一のずれの確認ができるため、エンジニア以外にも使える便利なプラグインです。

2. WordPressのサイト内のリンク切れをチェック

Broken Link Checker」はWordPressサイト内のリンク切れをチェックしてリスト化してくれるプラグインです。ブラウザチェックの手間を減らすためにページ内リンク切れのリストを自動で絞り出して、リンク切れを確認します。以下の画像のように404などステータスを表示してくれて直接リンク編集も可能です。

3. 大量の画像はカテゴリー化して管理

Media Library Assistant」は画像をカテゴリー化して、区別することを可能にするプラグインです。原稿反映、データ移行など行っていくと管理画面に登録される画像がどんどん増えます。そのため、開発に使ったダミー画像を探し出したり、記事ごとの画像を分類することが大変になります。事前にダミー画像をカテゴリー化して一括でダミー画像と区別できるようにすることで、運用しやすくなります。

4. 既存の画像ファイルのまま置き換え

Enable Media Replace」はWordPressのメディアに登録されている既存の画像をパスは変えずにそのまま差し替えできるプラグインです。
開発ではよく画像の差し替えがおきますが、いちいち新しい画像名を付けたり、既存の画像を削除してその画像が使われている投稿で参照し直す作業は大変です。このプラグインを使えば、投稿に記載されている画像のパスは変更なしに差し替えることができます。

5. スプレッドシートを使って、カスタム投稿記事を一括で登録・編集

Really Simple CSV Importer」はCSVファイルを使って、投稿を一括登録・編集できます。CSVファイルを使うので、スプレッドシート・エクセルなど普段使うツールで簡単に書き出しが可能です。以下のようにスプレッドシートにプラグインの形式に合わせて整理した後、CSV形式でエクスポートします。

スプレッドシートの記入例

そのファイルを管理画面にアップロードするだけで一括で投稿を登録・編集することができます。

さいごに

開発、運用などでプラグインを使うメリットは大きいです。ただ、プラグインを使いすぎるとサイトのパフォーマンスにも悪影響が出ることがあるので、むやみに導入せずに必要なものだけに絞ることが大切です。それぞれの目的や状況に合わせてプラグインを使うことをおすすめします。

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