サイトリニューアル当日に困らないために準備しておくこと

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サイト公開は誰もが楽しみにしている瞬間です。その公開作業でトラブルが発生すると最悪公開日の変更を余儀なくされます。そうならないためにも事前の準備と公開当日の作業工程を減らしてミスの可能性を減らすことが重要になってきます。サイト公開をトラブルなく完了させられるように事前に準備しておくべきことを紹介します。(WordPressのサイトを前提に記載していますが他のCMSや静的なサイトの公開でも当てはまることもあるので参考にしてください)

1. リリース計画を作成する

公開数日前から公開時までのリリース計画を作成します。必要な作業を漏れなく洗い出すことも必要ですが、各作業の対応日時や担当者を決定しておくことも重要です。顧客に対応いただく作業もあるためリリース計画を作成したら、顧客とも事前に認識合わせしておく必要があります。

リリースに必要なタスクを確認しているエンジニア(Stable Diffusion)

2. 復旧手順を確認する

リニューアル作業のときに万が一トラブルが発生して、リニューアル前の状態に戻さなければならない状況になる場合があります。そのときに備えて、リニューアル前の状態に戻す手順の確認をしておきます。

3. 旧サイトをバックアップする

稀に顧客からリニューアル前のサイトをもう一度確認したいというご連絡をいただくことがあります。そのためにもリニューアル前のサイトをバックアップして閲覧できる環境を準備しておきます。

4. 本番サーバーで挙動確認する

開発環境では問題なかったが、公開したらエラーが発生したということがないようにWordPressなどのCMSの場合、公開一週間前ぐらい前までに本番サーバーで挙動を確認しておきます。リニューアルの場合は公開されているサイトに影響がないようにテスト用のディレクトリを作成して確認をおこないます。

5. 公開前日はバッファ期間とする

公開前日に修正などが発生すると、公開のスケジュールに影響する場合があります。そのために「予期せぬ対応が発生する」前提で公開前日は何も予定を入れないでおきます。

6. 公開当日の連絡内容を準備しておく

公開当日は、顧客へフォームのテスト送信結果の確認依頼や公開作業完了報告などの連絡が発生します。顧客への連絡すべき内容は事前にわかっているので、連絡内容を事前にメモとして作成しておき、当日はその内容をコピペで送信するだけにして、当日の作業負荷を減らします。

おわりに

リリースを終え達成感に浸っているエンジニア(Stable Diffusion)

サイトの公開は、何度やっても緊張感があります。当日にトラブルが発生したときなど、慌ててしまい、オペレーションミスが発生してしまう可能性が高いため、そうならないためにも、事前の具体的な作業計画や公開当日の作業を減らすための工夫をしておくことが重要です。

ベイジでは今後もエンジニアを増員していきますので、ご興味がある方は採用サイトもご覧ください。(エントリーするか迷っている方向けのカジュアル面談も実施してます)

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