新卒入社したエンジニアの1年を振り返る

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たけうち

はじめまして、エンジニアの竹内です。今年の4月にエンジニアとしてベイジに新卒入社し、ここまで約8ヶ月が経ちました。アルバイトの期間も含めるとベイジに入ってから1年弱になります。

年末ということで、ここまでの振り返りとベイジで学んだことをまとめてみました。

1年を振り返る

入社の経緯

大学時代にWeb制作に興味をもち、制作会社で1年ほどアルバイトをしていました。

Web制作を始めてしばらくした時に枌谷さんのツイッターからベイジという会社を知り、ブログや日報を愛読。ベイジを第一志望に就活の準備を進めて、4年生のタイミングでエントリーしました。

入社前にやったこと (アルバイト期間)

あまり知られていませんが、実はベイジにはアルバイト制度があります。

ただし公募している訳ではなく、内定者向けの制度で4月に入社するまでの期間でアルバイトができます。自分の場合は入社前年の10月から約半年間アルバイトさせて貰いました。

アルバイト期間中は入社後の研修を先行的に受けたり、同時に社内の開発や案件のサポートを担当させて頂いたりと様々なことを経験できました。働いた日は日報を書き、正社員と全く同じではないですが近いような働き方が体験でき、振り返ると4月から社会人として働く前段階として、とても貴重な時間だったなと思います。

会社・社会人生活に慣れる (4月~)

基本的な研修はアルバイト期間で修了していたので、4月からは通常業務に携わっていました。サイトの更新業務や他プロジェクトのサポート、また社内業務を通じて、徐々にベイジでの仕事の流れ・全体像を掴んで行きます。

ただ最初の2ヶ月くらいは「週5×8時間」に体が全く慣れず、仕事をしてあっという間に時間が過ぎていく感覚がありました。ベイジで働くということはアルバイトとして経験していたので会社で働くことには何の問題もありませんでしたが、社会人としてのスケジュールには中々慣れませんでした。いつの間にか平気になっていましたが、これは時間をかけて慣れていくしかないですね。

初めてのプロジェクトが始動 (6月~)

6月になると、いよいよクライアントワークにアサインされ、初めて自分の担当するプロジェクトが始動しました。ただし、はじめから完全に一人でプロジェクトに入るわけではなく、サポートとして先輩エンジニアも一緒に入ることになります。そこから徐々に独り立ちをしていくイメージですね。

お客さんとのコミュニケーション、開発フェーズの進め方、など初めは本当に分からない事ばかりであたふたしていました。プロジェクトメンバーや先輩エンジニアにあれこれと聞きながら、どうにか納品まで無事迎えることができました。

現在も別のプロジェクトを担当させて頂いていますが、ベイジは「新卒だから~」「1年目だから~」といってプロジェクトを担当出来ないなどの仕事の幅に制限はありません。社内の状況にもよりますが、自ら手を上げて自分の望む仕事・プロジェクトに関与することも可能です。

ベイジでの学び

質問は遠慮なく

入社したての頃は、業務で分からないことがあっても質問がなかなか出来ずにいました。質問をする際には自分で調べてからというのはもちろんですが、その塩梅が意外と難しかったです。

質問をする際に遠慮して「こんな質問しても良いのか」「初歩的なことを聞いて大丈夫だろうか」と考えてしまい、躊躇することが多く、30分くらい質問文とにらめっこをしたりと無駄な時間を使っていました。

勘違いしていたのですが、質問は経験が浅い人だけがするものではありません。社内を見渡すと経験年数などは関係なく、分からない事があれば気軽にslackで聞いている姿勢が印象的でした。また、それが表になることで自分含め誰かの学びのきっかけにもなります。

「気軽に質問してね」とは言われるものの苦手意識はそう簡単には拭えず、入社当初は自分の一つの課題でしたが、そういう風にお互いに質問し、教えて合っている様子を見て、自分の苦手意識も徐々になくなっていきました。

ドキュメント文化

ベイジでは退勤時に日報を書くことがルールです。自ら文章を書くいい機会であると同時に、そこで他の方の学びや気付きが共有されるので、気になったものはブックマークして後で見返していました。slackのやり取りからも他の人の質問の仕方や提案の仕方など、勉強になることが多く学びに溢れています。

またベイジに入ると文章を書く量がこれまでよりも段違いに増えました。上記の日報に加えて、全社リモートワークなので、日々のやり取りは口頭よりも断然テキストが主体です。最初は本当に日報を書くにしても、質問をするにしても時間がかかっていましたが、最近は自然と文章が書くことが身についた気がします。

「経験が無い」は禁句

入社前にデザイナーである池田さんのブログを見て、自分も意識するようになりました。経験がないことを免罪符のように自分からつい言ってしまいそうになりますが、それはお客さんを不安にさせてしまうだけですよね。

最初は本当に不安でどうしようもなかったですが、この意識を持つようになってから仕事への責任感が芽生えたように思います。

社内では、先輩デザイナーが優しくフォローしてくれます。でも、クライアントに対しては、プロとして仕事をすべきなので、「1年目だからできません」「新人なのでわかりません」と、経験年数を言い訳にしてはならないと思います。

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私の場合、1年目のときは、「5年くらいキャリアあります、私にお任せください!」くらいのマインドでいました。そうやって自分におまじないをかけることで、自然と自信があるような素振りで話すことができました。

専門スキル以外の学び

ベイジでは、各職能につき1人が1プロジェクトをメインで担当するのが基本体制です。

プロジェクトにおける開発の責任者となるため、ベイジの場合はエンジニアも顧客と直接コミュニケーションを取る機会が多いように思います。ディレクターやデザイナーから「これやってね~」と言われた事をやれば良いという環境ではありません。仕事を前に進めることを常に意識しながら、立ち振る舞うことが大切だと実感しました。

自分もベイジに入ってからは、エンジニアとしての専門スキルを向上させるのは前提としたうえで、コミュニケーションやビジネススキルといった普遍的な力の必要性を痛感しています。

採用サイトにも書かれているとおりですね。

私たちの会社では、webサイトの作り方だけでなく、論理的思考や批判的思考、コミュニケーション、マーケティング、リーダーシップなど、どんな仕事に就いても必要とされる普遍的なスキルを意識して仕事をしています。人生100年時代、一つの仕事で一生を終えることはありません。カフェ経営だろうが、農業だろうが、どんな仕事に就いても応用できるスキルが身に付くことこそ、その会社で働く最大の意義です。どんな仕事に就いても「学んだことが役に立った」と言ってもらえる会社を目指しています。

最後に

あっという間の一年でしたが、振り返ると本当に様々な経験と学びがあった年でした。ベイジは研修やサポートも手厚いですが、やはり糧となるのは実案件を通じた経験だと改めて思います。

ベイジでのここまでを振り返ってみましたが、ベイジで働くことに興味を持ってくださっている方の参考になれば嬉しいです。

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