思考力関連の書籍を読んで学んだこと

中島 碧のプロフィール画像
コンサルタント 中島 碧

530 view

最近、思考や考え方に関する本をいくつか読んで学んだことを振り返り、 次のようなポイントが共通していることに気付いた。

  • 言語化しないと思考しない
  • 日常からインプットして領域を広げる
  • 守破離を意識して取り組む
  • 簡単に成果は出ないが、継続することが重要

これらは当たり前のことのように思えるが、自分自身まだ実践できていない点が多い。しかし、ベイジのディレクターとして働く中では テキストコミュニケーションが主要な伝達手段であるため、言語化する頻度は以前より増えている。

読書を通して、具体的な事例や単語に出会い、調査する習慣が身についた。おかげで読書時間は増え、アウトプットに繋げるための読書方法も意識するようになった。

例えば、赤羽雄二さんの著書「ゼロ秒思考」を読んだことで、言語化の重要性やメリットを理解し、 読書メモに読書の目的、自分が思ったことや気になること、次のアクションを書いてアウトプットするようになった。 思考整理が苦手なため、考えをまとめたり表現力を養うことの訓練になっていると感じる。

また、馬田隆明さんの著書「解像度を上げる」を読み、 能動的な日々の行動によって情報の質・量があがり、物事の解像度を高められるということを学んだ。 知らないことをすぐ調べて自分の領域を広げ、学んだ言葉を正しく使うことで自分のものにできると感じる。

継続して読書を行うことで、次々と本を読み進める意欲が維持できている。 そして仕事を通じて読書から得た知識やスキルを活かすことができていると感じる。

しかし、アウトプットを実行に移す部分がまだ不十分だ。 継続的にアウトプットするには、日常的・習慣的に手間なくこなせるようにすることが重要だと考える。

具体的には、会社の日報など毎日のタスクになっているものを活用するなどである。 さらに、定期的な勉強会やディレクター同士のディスカッションを通じて得た知識を自分の言葉にし、 他者からもフィードバックを受け取ることで、洗練させていく。

学んだ名言や理論を引用することで、自分の考えを補強し、相手に伝える際にも説得力を持たせることができる。 また、仕事でお客様と話す場合などでは、プロジェクトに関連する具体的なエピソードを共有することで、 相手に理解しやすく伝えることができる。

総じて、今後も読書を通じて知識を吸収し、日常業務に活かしていくことが重要だと考えている。 そして、アウトプットの練習を通じて自分のスキルを磨き、 ディレクターとしての価値を高めていきたいと思う。 これにより、自分のキャリアにおいて、より経験を積み重ねたい。

関連する日報

    "ググれ、カス"を真に受けないで

    1,136 view

    新屋敷 章寛のプロフィール画像
    新屋敷 章寛 デザイナー
    グループ取材を円滑に進める7つの心得

    448 view

    鈴木はる奈のプロフィール画像
    鈴木はる奈 ライター
    デザインを複数案作る時の心得

    6,466 view

    岡本 早樹のプロフィール画像
    岡本 早樹 デザイナー
    モチベーションの低迷を打破する輪読会のすすめ

    1,163 view

    板垣 琴音のプロフィール画像
    板垣 琴音 デザイナー
    なぜ、地方在住webディレクターがベイジに転職したのか

    1,179 view

    江田哲也のプロフィール画像
    江田哲也 コンサルタント
上に戻る