「フルリモートOK」を続ける会社の実態

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ライター 西岡 紀子

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アフターコロナでオフィス回帰が進み、リモートワークからオフィス出社へと働き方を変更する企業が増えている。そんな中でベイジは変わらず「フルリモートOK」だ。気がつけば地方在住社員は4名になり(福岡、長野、石川、富山)、都内から地方への移住を予定している社員までいる。

私自身も福岡でフルリモートワークをして2年が経つ。そのせいか採用面談の場ではリモートワークの実態について質問されることが多い。そこで求職者の方へいつも答えていることを紹介し、ベイジの「今」の仕事のやり方をお伝えしようと思う。

1. コミュニケーションで困ることはない?

社内のやりとりはSlack、バーチャルオフィスとしてDiscord、ドキュメントのやりとりはGoogle Workspaceを活用している。テキストコミュニケーションに慣れているメンバーばかりなので、オンラインでもとてもスムーズ。直接話したい時はSlackのハドルやDiscordで気軽に声をかけられるので、コミュニケーションで不便を感じたことは余りない。

2. リモートだと社内の情報を得にくくない?

ほとんどの情報がオンラインで全員に開示されているので、出社組とリモート組で情報格差を感じることはない。個人情報に関わるもの以外は自由にアクセスができる。Slackのチャンネルも基本はオープンの運用だ。個人的な感想ではあるが、ベイジに入社してからDMを使う必要性が減り、とても快適に仕事を進められている。

3. 実は「出社しろ」って命令されたりしない?

それぞれが働く場所を自由に決められるので、出社を強制されることはない。たとえば顧客との対面打ち合わせを求められたときも、対応が難しい場合はハイブリッドで実施するなどしている。オフィスの近くに住んでいてもほぼ出社しないメンバーもいれば、海外にある実家から1か月ほどオンラインで勤務していたメンバーもいたりと、さまざまだ。

4. たまにはリアルで会うこともできる?

プロジェクトの会議や会社の懇親会など、メンバーが顔を合わせる機会を意図的に設けてある。地方から参加したい場合は、会社が費用を全額負担してくれる。私は年に3-4回ほどオフィスを訪れている計算だ。たまにオフィスに行けると気分転換になるし、リアルの場を経ることでオンラインのコミュニケーションがさらに円滑になる実感がある。

5. 出退勤はどうやって管理しているの?

勤怠管理ツールで打刻をするだけ。ちなみにベイジはフレックス制も採用している。1か月を通して1日8時間勤務になっていればOKで、会社への連絡はSlackの専用チャンネルに投稿するだけでよし、という自律性を重んじた運用だ。短時間の離席、中抜け、早退などを自分の裁量で調整できるので、通院や家族の用事などに対応できてとても助かっている。

ベイジは「フルリモートOK」を続けます

このように出社の義務も強制もないが、「集中したいので今からオフィスに行きます」とふらりと訪れるメンバーも少なくない。もはやオフィスは「環境が整ったコワーキングスペース」という、福利厚生のような立ち位置なのかもしれない。

ベイジが今でもフルリモートを継続できているのは、メンバーがリモートワーク向けの「心技体」を上手に整えられているからだと思う。リモートワークをメインにしたい方、地方に住んでいる方にとって安心して仕事ができる環境だと、心からオススメできる。

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