2024年4月にバックオフィスとしてベイジに入社し、早3か月。
ベイジ転職前もリモート勤務経験はあったが、入社初日をリモートで迎えたのはベイジが初めてだ。
初日からリモートという点にもちろん不安が無かったわけではないが、振り返ってみても特に心配しすぎることなく、すんなり環境に馴染めた気がしている。今後同じように入社初日をリモートで迎える方に向けて、内定から入社当日までの流れについて今回は紹介したい。
まずは社内のコミュニケーションツールである「Slack」に招待される。URLだけでなく、通知の設定方法、氏名や表示名の統一表記についても事前に案内があるので指定された方法に沿って登録するだけだ。社員のアイコンやプロフィールも覗き見ることができるので、なんとなくベイジ社内の雰囲気を感じ取れるかもしれない。(アイコン比率は現時点で、人間4割、動物4割、その他2割くらい)
入社までの連絡事項、質問事項についてはいつでもSlack上でやり取りができる。メールを送った後で「質問の返事まだ来ないけど、ちゃんと届いているかな…?」と気にする暇もなく、スタンプで「少々お待ちを」「確認します」等のリアクションがすぐに返ってくるのも安心するポイントだった。
内定時期にもよるが、入社日の1週間くらい前にはPC、モニター、ヘッドセットマイク、マウスが自宅に届くようなスケジュールで納品される。そのため入社日直前に慌てて開封する事態には陥らない。
また、モニターについては必要であれば発注、という形で選択することが出来る。自宅の作業スペースに応じたインチ数を選べるので、困り事があれば是非相談していただきたい。なお、これらの確認も先ほど記載したSlack上で行っている。
その後もいくつかアカウントが発行される。バーチャルオフィスの役割を担っているDiscordが唯一ちょっと戸惑った(?)部分だったかもしれない。入社後、勤務中はどこかの部屋(オフィス、小会議室、もくもく部屋等)に必ず入室している形になる。
アカウントにログインすると、新しくやってきたメンバーに反応し、勤務中の社員から次々と歓迎の意を表すスタンプが届く。使い方が分からないうちに、ポップなキャラクターたちがいっぱい手を振ってくれるので「ちょ、ちょっと待って…」と最初は驚くかもしれない。
戸惑いながらも恐る恐るスタンプをポチッと押してみれば、いままでSNSや社員紹介ページで見かけていた方々からリアクションがあった。「ベイジに入社するんだ」と強く実感したのは、実はこのタイミングだったのでは、という気がする。
また、Googleカレンダーも入社前に登録を行う。入社当日や入社後の自分のスケジュールが事前に登録されているため「初日はどんなことをするんだろう」「1週間どんな感じで進むんだろう」という疑問が解消され、心の準備が出来る。個人的にはこれがとてもありがたかった。
入社後しばらくは毎日先輩社員と話す時間が設けられていることも多く、リモート勤務でもフォロー体制がしっかり整っていることに安心した。テキストだけでなく口頭でのコミュニケーションの場があるからこそ、新入社員が周りに相談しやすい環境が作られているのだと思う。
Slackにログインすると1日の流れ、1週間の流れ、今日中のタスク、近日中に実施してほしいタスク等が分かりやすく記載してある。入社当日だけでは終わらないタスク量なのが良い点で、あらかじめ決められているスケジュールを確認しつつ、空いている時間をどう活用するか(どの順番でタスクをこなすか)を自分で考えることで、入社初日からセルフマネジメントが意識されているのではないかと思う。
また、社内Wiki(社内マニュアル)が存在するのだが、こちらに記載されている内容の充実具合は感動してしまうほどだった。Wikiでやり方や不明点を確認しつつ、イレギュラーなものや分かりにくい部分についてはSlackやDiscordですぐに相談することが出来る。
入社当日といえば、人によっては自己紹介が最大のメインイベントではないだろうか。が、ベイジでの自己紹介は入社当日とは限らない。
毎週月曜日、ベイジでは全社員参加の昼礼が行われる。30分の昼礼の場で、あくまでも自己紹介は1コーナー。そのため入社して最初の月曜日に1-2分、顔出しで自己紹介のタイミングが訪れる。時間も短いのである程度決まったフォーマットで問題ない。
通常業務時、Discordはカメラオフで話をしているため、カメラオンで顔出しがあるタイミングを事前に教えてもらえるのはとてもありがたかった。
内定後~入社当日~入社後、それぞれのタイミングで特に不安に思う点が無かったのは、これまでもリモートで入社対応を行ってきた経験からだろう。なお4月~5月でベイジに新しく5名入社したが、私だけが関東在住で、他4名は関東以外に住んでいる。
今後もリモートで入社初日を迎える方がいると思うが、もし不安に思う点があれば遠慮なくお問い合わせいただければと思う。そのお問い合わせが、また次の新入社員の不安の解消に繋がるはずだ。