私がやっている疲労感を充実感に変える2つの思考

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エンジニア 長田 太彪

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年末で納期が迫っている案件があり、最近は遅くまで残ることも多い。それでも以前より疲労感を覚えることが減っている。翌朝起きても疲れていることも少なくなった。

意識的に生活リズムを整えていることもあるが、その他にも思いつく理由が2つある。

1つ目は、以前よりも主体的に結論を出し、自信をもって行動するようになったから。これまでは「~した方がいいのかもしれない」と迷いながら考えていることが多かった。自分の判断に自信がなく及び腰な状態だった。この状態だと仕事の中で悩んでいる時間が必然的に増える。

一方最近では、自分に対して「~するべきか?」と問いかけたのち、「イエス」か「ノー」かハッキリ答えを出してから行動することを心掛けている。主体的に結論を出して行動を選択するので、悩んでいる時間がほとんどなくなる。これにより心理的な負担がかなり減った。

2つ目は、済んだことは諦めるようになったから。以前は1日の終わりにその日の失敗を思い出し、後悔や反省をすることが多かった。しかし今は、過去は戻らないものと考え、仕方のないことは考えないようにして、忘れるようにしている。もしその失敗がまた起きそうなときは、思い出して悩むのではなく、次はどうするかを考え、その時点での結論を出すようにしている。

振り返りや反省はある程度は大事だが、「反省しすぎ」は気持ちを疲れさせるだけである。このように、過剰に反省しすぎないように気を付けることで、仕事が終わった後も気持ちを引きずることがなくなり、結果として仕事のことで疲れを感じることが少なくなった。

このような2つの考え方が身に付き、気持ちにメリハリが付けられるようになってきた。プレッシャーのかかる仕事をしても、疲労感よりも充実感が上回るようになってきた。

仕事の解決策といえばスキルアップや時間がかかることが多いが、このように気持ちの持ち方だけで解決できることもある。精神的な負担を軽減させることができれば、仕事も前向きに取り組めて、より楽しく感じられるようになるものではないだろうか。

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