私がやっている疲労感を充実感に変える2つの思考

長田 太彪のプロフィール画像
エンジニア 長田 太彪

1,552 view

年末で納期が迫っている案件があり、最近は遅くまで残ることも多い。それでも以前より疲労感を覚えることが減っている。翌朝起きても疲れていることも少なくなった。

意識的に生活リズムを整えていることもあるが、その他にも思いつく理由が2つある。

1つ目は、以前よりも主体的に結論を出し、自信をもって行動するようになったから。これまでは「~した方がいいのかもしれない」と迷いながら考えていることが多かった。自分の判断に自信がなく及び腰な状態だった。この状態だと仕事の中で悩んでいる時間が必然的に増える。

一方最近では、自分に対して「~するべきか?」と問いかけたのち、「イエス」か「ノー」かハッキリ答えを出してから行動することを心掛けている。主体的に結論を出して行動を選択するので、悩んでいる時間がほとんどなくなる。これにより心理的な負担がかなり減った。

2つ目は、済んだことは諦めるようになったから。以前は1日の終わりにその日の失敗を思い出し、後悔や反省をすることが多かった。しかし今は、過去は戻らないものと考え、仕方のないことは考えないようにして、忘れるようにしている。もしその失敗がまた起きそうなときは、思い出して悩むのではなく、次はどうするかを考え、その時点での結論を出すようにしている。

振り返りや反省はある程度は大事だが、「反省しすぎ」は気持ちを疲れさせるだけである。このように、過剰に反省しすぎないように気を付けることで、仕事が終わった後も気持ちを引きずることがなくなり、結果として仕事のことで疲れを感じることが少なくなった。

このような2つの考え方が身に付き、気持ちにメリハリが付けられるようになってきた。プレッシャーのかかる仕事をしても、疲労感よりも充実感が上回るようになってきた。

仕事の解決策といえばスキルアップや時間がかかることが多いが、このように気持ちの持ち方だけで解決できることもある。精神的な負担を軽減させることができれば、仕事も前向きに取り組めて、より楽しく感じられるようになるものではないだろうか。

関連する日報

    "ググれ、カス"を真に受けないで

    965 view

    新屋敷 章寛のプロフィール画像
    新屋敷 章寛 デザイナー
    グループ取材を円滑に進める7つの心得

    374 view

    鈴木はる奈のプロフィール画像
    鈴木はる奈 ライター
    デザインを複数案作る時の心得

    6,186 view

    岡本 早樹のプロフィール画像
    岡本 早樹 デザイナー
    モチベーションの低迷を打破する輪読会のすすめ

    814 view

    板垣 琴音のプロフィール画像
    板垣 琴音 デザイナー
    なぜ、地方在住webディレクターがベイジに転職したのか

    1,066 view

    江田哲也のプロフィール画像
    江田哲也 コンサルタント
上に戻る