ベイジに入社して約三カ月が経過した。そこで、今回は自身の振り返りをかねて、ベイジのリアルな新入社員のタスクを紹介しようと思う。web業界といえば新卒にこだわる印象がなく、転職による中途採用などを経て、未経験で入社される方も少なくないと思う。私のように、未経験からベイジへ転職を考えるエンジニアの方にとって参考になればと思う。
個人的な入社前後のベイジのイメージはこんな感じだ。
仕事外のことでは、入社した週にはお花見にでかけるなどのイベントがあったし、他にも、たまに下北沢のお店で飲み会が開催されるなど、わいわいするときはわいわいしている。
まず新入社員にはオンボーディングシートが共有され、一年間の計画が可視化される。シートの内容は、目標、業務内容、身に付けるスキル、参考書籍などで、項目ごとに定められており、そのシートを元に、最初は課題などのタスクが決定される。
私のこの三ヵ月間のおおまかな目標は、「基礎技術(HTML/Pug/CSS/SCSS/FLOCSS)を覚える、Git(Sourcetree)の仕組み覚える )」などが主で、決して無理難題ではないことがわかると思う。日々の業務を進めているうちに無理なく身に付けることができる範囲である。
また、それを元に三ヵ月に一度、上長との 1 on 1ミーティングが行われる。もし何か困ったことがあれば、先輩に相談することもできる。
まず入社後は実案件に入る前に、今までにベイジで制作したwebサイトを、そのまま模写してコーディングしていくという「模写コーディング」を行った。
恥ずかしながら、私はベイジで採用されている設計方法である、pugやSCSSを使用した経験がなく、ここで初めて触ることとなった。加えて、SCSSの設計思想であるFLOCSSも取り入れ、解釈が難しく感じることもあったが、手を動かしているうちに段々と要領が掴めていった。
また、すぐ近くに実際に案件で実装したエンジニアの先輩がいるので、躓いてしまったら、すぐに質問して疑問点を解決することができる。この課題に取り組むことで、触れたことのない技術を、実案件でぶっつけ本番で使わなければならないのではないかという不安は解消することができて心強かった。
ベイジでは、個々のJavaScriptの精度を上げるため、外部から講師の方を招いて学習会が行われている。私はこれまでjQueryを少し触ったことがある程度で、JavaScriptにおける実践的な関数の作成などの知識や経験は乏しかった。
そこで、講師の方が一日二問ほどJavaScriptの関数の作成に慣れるための問題を出題してくれて、ほぼ毎日提出することとなった。こちらの課題は、まだ始めてから一カ月ほどしか経っていないが、毎日空いた時間に取り組むことで、より効果的にJavaScriptの基本である関数の作成についての理解を深めることができる。
わからないところは検索して調べてしまったりもするが、個人的には、ネットで調べたり、教本を読んで学習するよりも断然毎日課題として取り組む方が合っていて、今は関数で色々できるのが楽しくなってきている。
ベイジでは、当初思っていたよりもずっと、個々に応じて柔軟に対応する体制がとられていた。無理なく、初めて触れる技術も理解しながら進めていけるので、その分、もっとこういうことができるようになりたいなど、具体的な目標が見えてきたり、自分の中での課題が見つかりやすいように思う。
現在は実案件に移っており、課題だけ取り組んでいた頃よりは多忙だが、充実している。今後は、周りの人に助けてもらわなくても複雑なレイアウトのコーディングができるようになること、JavaScriptを実案件でも困らずに書けるようになることなどを目標に、日々学んでいこうと思う。