ベイジではテレワークを導入しており、チャットやWeb会議を活用している。テキストコミュニケーションは自身の都合に合わせて対応できる利点があるが、一方で時間を合わせて対話するWeb会議も大いにメリットがある。社内のメンバーとのコミュニケーションを通じて、「あ、これは直接話したほうがよかったな」と感じることもあるので、対話が適切なシーンについてまとめてみる。
上記のような場面では、対話を通じて迅速に解決する方が効果的だ。自身の都合だけでなく、関係者間で直接対話することで素早く次のアクションに進むことが可能になる。また、必要なコミュニケーションを促進するために、事前に必要な情報を開示するなど準備を整えることが重要だ。
結論や決定事項ではなく、背景や感情を理解したり、複数の意見を得たい場合には、リアルタイムなコミュニケーションが有益だ。
対話を通じてさまざまな視点や新しいアイディアが生まれることもある。特に、正解がない、もしくは複数あるような課題に取り組む際には、対話で壁打ちをして、お互いの意見に対して理解を深めることで、納得感を得ることもできる。
例えばプロジェクトのキックオフなど、全体にかかわる重要な情報を共有する場面では、対話が有益と思う。
参加者は質疑応答を通じて理解を深め、主催者は目線を合わせることで情報格差をなくし、協力しあう環境を整えることができる。また、伝える情報の不足や初期段階で認識違いに気づくことで、その後の作業に対するリスクヘッジにもなる。
対話にはメリットがある一方で、相手の時間を拘束したり、事前の準備が必要などのデメリットもある。テキストコミュニケーションで進めるか、対話が適切かは、関係者間の相互関係や得られる利益を検討しながら選択するべきだ。メンバー間の円滑なコミュニケーションを促進するために、適切な方法を考えながら取り組みたい。