「言葉が出てこない」ことに悩んでいるなら、まず言語の基礎体力をつけよう

小林聖子のプロフィール画像
コンテンツマネージャー 小林聖子

1,323 view

文章を書くときや、誰かに自分の考えをうまく伝えたいときに「知っているはずの言葉が出てこない」という経験はないだろうか。実はそれこそが、言語化が苦手であることのサインだ。


「言葉が出てこない」とは?


「言葉が出てこない」と感じる原因そのものについては、枌谷さんが昼礼で見せてくれた分析が非常にわかりやすい。


発想が出てこない → 思考力
言いたいことが整理できない → 編集力
うまい言葉が出てこない → 表現力


これら三つの力はいずれも重要だが、理論を学ぶことで身につけることは不可能ではない。実際、関連する本は数多く出版されているし、日々努力を続けている人もいるだろう。

でも、もしそれなりに努力を重ねているのに、とっさに言葉が出てこないことで悩んでいるのなら、もっと根本的な問題を疑ってみる必要がある。結論を先に言えば、「普段から使っていない言葉は、そもそも出てこない」ということだ。


普段から使っていないものは使えないものと同じ


使っていない筋肉を急に動かすとひどい筋肉痛になるように、普段あまり料理をしない人が調理すると時間ばかりかかるように、慣れていないことはまず上手にできないものだ。絵を描き慣れていない人が急にうまい絵を描けるわけでもない。


私たちは「知っている言葉は、いつでも自由に使える」と思いがちだが、これらと同じように知っているだけでは技術(スキル)としては使いこなせない。敬語に慣れていない新入社員に入社研修が必要なように、普段から使い慣れていない言葉はいざというときにスムーズに出てきてくれないのだ。


言語化の基礎体力をつけるには


言語化における基礎体力とは、言い換えれば「語彙と表現力を鍛えること」だ。繰り返しの学習が効果的であることは多くの場面で実感されているが、言葉の場合も同じだ。インプットをするだけでなく、多くの表現をアウトプットし、意識的に使うことで自分に馴染ませることが重要になる。


学習というとついインプットすることにフォーカスしがちだが、こうした地道なアウトプットの積み重ねがいつの間にか強力な武器になってくれる。もし「言葉が出てこない」ことで悩んでいるなら、まずは普段からさまざまな表現を使うことを意識しつつ、「自分の言葉として“使える技術”にまで高めていく」ことを目指してみてはどうだろうか。

関連する日報

    2026年、刺さるコンテンツは「成長」から「疲弊」へ

    51 view

    丸山恋のプロフィール画像
    丸山恋 コンテンツディレクター
    AIが出す文章がイマイチだと思ったら、まずはこれを読んで欲しい

    20,914 view

    小林聖子のプロフィール画像
    小林聖子 コンテンツマネージャー
    新卒で求人広告ライターになってよかった

    910 view

    林崎 優吾のプロフィール画像
    林崎 優吾 採用コンサルタント
    「やりがい」、英語に訳せますか?

    787 view

    川口恵莉のプロフィール画像
    川口恵莉 ライター
    WhoWhatは本当に万能なのか?ターゲットを超えて響く文章術

    718 view

    小林聖子のプロフィール画像
    小林聖子 コンテンツマネージャー
上に戻る