自分を客観視できていると言い切れるか

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営業 仲野翔也

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先日、社内の動画コンテンツに出演する機会があった。日頃、自分の考えを日報という形で言語化、可視化することはあっても、動画や音声として客観的に見る機会は多くない。商談の録画を振り返るのともまた違う感覚だった。

撮影では、ベイジでの営業について話したり、求職者に向けてメッセージをお伝えした。普段なんとなく考えていることを言語化する。すると、「自分はこういうことを考えているのか」「言語化するとこうなるのか」という発見があった。

客観視がもたらす気づき

正直に言えば、きれいごとっぽくなってしまったり、優等生的なコメントになった側面もある。それでも、自分を客観的に切り取って見ることの重要性を実感した。

特に営業のような仕事では、相手から見える景色、映る表情、聞こえるトーン、声のすべてが商談結果に影響する。相手にどう映るかを把握できていなければ、適切なコミュニケーションは取れない。営業こそ、客観的に自分を見るスキルが必要なのだ。

今回の経験を通じて、相手視点に立つことの奥深さを改めて実感した。果たして自分は、本当に客観視できていると言い切れるだろうか。自分自身に問いかけると、まだまだ磨くべきスキルだと気づく。

日常でできる客観視の方法

動画出演は、深く考えずに「やります!」と二つ返事したが、得られた気づきは大きかった。

では、動画出演のような機会がなければ、自分を客観視することはできないのだろうか。いや、日常的にできる方法はいくつかある。

商談やミーティングの録画・録音を見返す

最近はオンライン会議が増え、録画のハードルは下がった。自分の話し方、間の取り方、表情の癖。意識していなかったものが見えてくる。

日報や議事録を定期的に読み返す

数週間、数ヶ月前の自分の思考を振り返ると、「あの時はこう考えていたのか」という発見がある。思考の癖や、成長の軌跡が見えることもある。

AIに客観的なフィードバックをもらう

日報や提案書を入力して「この文章からどんな人物像が見えるか」「どんな印象を受けるか」と聞いてみる。第三者の視点を手軽に得られるツールとして、使い方次第で新たな気づきが得られる。

客観視が自分を変える

重要なのは、客観視する機会を意図的に作ることだ。日々の業務に追われていると、自分がどう見えているか、何を考えているかを確認する時間は取りづらい。だからこそ、仕組みとして取り入れる価値がある。

客観視できるようになると、何が変わるのか。相手から見た自分の姿が分かれば、コミュニケーションの精度が上がる。自分の思考の癖に気づけば、判断の質が変わる。無意識に繰り返していたパターンを認識できれば、意図的に変えられるようになる。

客観視は、自分をアップデートし続けるための土台だ。

2026年も、新しいことは食わず嫌いせずに取り組んでいく。そして、自分を客観視する機会を意図的に作っていく。

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