スノーボードに学ぶ成長のコツ

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エンジニア 長田 太彪

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先日、自身にとっては人生で2回目のスノーボードをしてきた。

前回はボードの上に立つことから始め、木の葉滑りという、常に山頂に背を向けた状態で、左右にたゆたゆと揺れながら滑る方法をマスターするにとどまっていたので、今回は新たな技を覚えることを目標にしていた。

初日は感覚を取り戻すところからだったので、1日かけても木の葉で転ぶ回数が減る程度にしかならなかったが、2日目の終わりには後ろ木の葉、ターンと2つの技ができるようになり、滑れば滑るほどうまくなる実感が得られてとても楽しい思い出となった。

2回目にしてはわりと滑れるようになったのではないかと思うが、振り返ってみると、短期間でここまでできるようになったのには3つの要因があると感じている。

1つは、1日目の終わりと、2日目の昼休憩時にYouTubeで初心者向けの解説動画を見て知識を得てから、すぐに実践したこと。どういう姿勢で滑ればよいか、どの順番で学べばよいかなど前提となる知識をインプットしてから滑ることで、滑る時のイメージをつかむことができ、そのあとすぐ滑ることで、知識と現実の差に気づき、次はどのように滑ればよいのか対策を立てることができる。結果、少ないトライ&エラーで滑れるようになっていった。

2つめは、新しい技に積極的に挑戦したこと。新しい技に挑戦するときは、良く転んで負傷するし、体力も使う。なので今できる技で滑って楽しみたいという気持ちもあるが、どれだけ木の葉滑りをしたとしても、ただこの技がうまくなるだけで、他の技は決してできるようにならない。できないことは、挑戦しないとできるようにはならないが、挑戦すればするほどできるようになる。2日目はなるべく木の葉滑りを避けて、ほとんどの時間を新しい技の練習に費やしたが、この時多くのチャレンジを行ったことが結果につながったと思う。

3つめは、自分に自信を持つこと。思い込みの力は決して侮れない。自転車に乗る特訓をしていた小さい頃と同じで、「転ぶかも」と思っていると、転んだときのことを考えて受け身の態勢になるため姿勢が丸くなり、実際に転んでしまう。しかし、「滑れる」と自信を思っていると、思い切りがつき、イメージ通りの姿勢がとりやすくなるため、意外と滑れたりする。

この3つの要因は普段の学習においても当てはまると思う。

  • インプットしたらアウトプットすること
  • 新しいことに積極的に挑戦すること
  • 「できない」ではなく、「できる」と自信をもつこと

自身が日頃の業務や勉強で行き詰ったときは、 この3点を思い返したい。

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