採用の秘訣
「彼を知り己を知れば百戦殆(あや)うからず」とは孫子の言葉ですが、応募するならば、その会社の採用基準を知っておきたいところです。そこでここでは、採用するにあたってベイジの採用基準を元に、応募を考えている皆さんへのアドバイスをまとめてみました。
ちなみにこれは他の会社でも十分に通じる方法です。これらを参考にして、あなたの転職活動・就職活動がより良いものになれば幸いです。
自然な志望動機を考えよう
転職サイトなどでは、志望動機を書いてこない(考えてこない)で応募する方も多く見受けられますが、志望動機がないのは、あなたを不利にするだけです。志望動機といっても、唯一無二の壮大なストーリーを作文する必要はありません。あなたはどういうことを望み、ベイジのどういうところがあなたに合っていると感じたか、というごく自然に生まれた動機を整理し、言葉にして伝えるだけで十分です。
できるだけ多くの作品を用意しよう
「webが大好きです」「入社したらがんばります」という言葉だけでは、残念ながらあなたの熱意を証明することはできません。しかし、数多くの作品があれば、あなたの強い熱意を雄弁に物語ってくれるでしょう。そこでは、質以上に量が重要です。また、仕事やスクールの課題だけでなく、プライベートで自主的に作った作品が多いほど、あなたの評価は高まるでしょう。なぜなら、あなたの創作意欲は義務ではなく、内から生まれる強い欲求だとわかるからです。
クリップしているものも見せよう
日ごろから積極的に情報収集をしている人は、ためになる情報や参考デザインなどを、ソーシャルブックマークやTumblr、Pinterestなどに投稿しているのではないでしょうか。こういった履歴もまた、あなたの熱意や情報収集意欲の高さを証明するものになります。自分が作ったもの以外にも、自分がインスピレーションを受けたものも含めて提示していただけると、私たちはきっと強い関心を抱くでしょう。
webサイト、ブログ、日報を熟読しよう
ベイジでは、webサイト、ブログ、日報と、様々なチャネルで情報発信を行っています。特にブログと日報では、スタッフの価値観や、ベイジが持っているノウハウや仕事の仕方などを垣間見ることができます。ベイジのことをもっとよく知りたいと思ったなら、これらのwebサイトをできるだけ目を通し、理解しておくと良いでしょう。
前職の退職理由を明確にしよう
転職の場合、必ず前職を退職する(した)理由があると思います。これはできるだけ正直に伝えるようにしましょう。というのも、前職で感じていた問題が、ベイジできちんと解決できないようなものであれば結局、関係が長続きしないからです。ネガティブ発言を避けようと、「もっと上を目指したい」の一点張りで答えられる方もいますが、結局それでは本当の希望を理解できなくなります。是非、正直に思うところをお伝えください。
長所と短所を整理しておこう
長所と短所は、大抵は表裏一体です。短所は誰にでもありますが、自分の短所を自覚している人は多くはありません。短所は答えず長所に言い換える、という面接上のテクニックもありますが、そんなことをしては、自分の短所を把握していない、都合の悪いことは言わない、などと判断されてしまうだけです。自分は何が得意で、何が苦手なのか、きちんと考えをまとめたうえで、正直に話すようにしましょう。
面接ではたくさん質問をしよう
面接で何を答えたか以上に重視されるのが、何を質問したか、ということです。質問が全くなかったり、webサイトを見ればすぐに分かることを質問してしまったりする人は、そんなに会社に関心がないのでは、あるいは情報収集能力が低いのでは、などと判断されてしまいます。もちろんそれだけで採用する・しないを決めることはありませんが、せっかく応募して、面接の機会を得たのであれば、絶対に採用されるつもりで情報収集すべきでしょうし、聴きたいことをできるだけ用意すべきでしょう。
同業他社にもできるだけ応募しよう
世の中には同業他社への応募を快く思わない企業もあるようですが、私たちはまったく逆に考えています。その仕事や職業に強い関心があれば、同じ業界の会社に複数応募するのが、自然なことだと思うからです。また、様々な会社を見たうえで、ベイジを選んでくれた方が私たちとしてもうれしく思います。是非、色々な会社を見たうえで、あなたにとってベストな会社を見つけてください。それがベイジだったら、私たちは大歓迎であなたを迎える事でしょう。