よりよいものを作るためにも人に相談するべき

業務で分からないことがあり、人に質問するのは当然だが、もっとよいアイデアがありそう、と考えアドバイスを乞うことも大切だ。なぜなら自分がその分野のすべてを知っているわけではなく、他の人しか知らない知識もあり、その知識を借りることでさらによいアイデアが見つかるかもしれないからだ。

今日、プログラミングでつまずくところがあり、解決策を1つ見つけたものの、それがベストと思えず後輩のエンジニアに相談した。すると、私が考えていたものとは全く異なるアイデアを得られ、そのアイデアをふまえて複数の角度から考えることで、最初よりもよいコードになった。

業務に慣れていないうちは、何らかの問題に出くわしたとき、自分の能力の範囲で物事を考え「できない」「わからない」と否定の結論を急ぎがちだ。確かに、現在の条件だと解決が難しい問題というのはある。だが、工数を伸ばせばできる、他者を巻き込めばできる、など、条件を変化させれば多くのことはできるようになる。

また、「できない」と考えてしまえばその時点で思考停止し、よりよい手段があったとしても気づかず探すことをあきらめてしまう、どうすればやらなくて済むか考える、といったネガティブな思考に陥ってしまう。

しかし、どうすれば実現できるか、もっといい手段はないのか、と考えるようにしていると、ちょっとしたヒントに気づくようになるだけでなく、時には自分の能力だけでは足りないことに気づき、自然に人に相談できるようになると思う。

また、相手からアイデアを得られなかったとしても、自分が何に悩んでいるのかを言葉にして伝えるためには思考を整理する必要があり、話している途中で、ふとアイデアを思いつく、ということもあるだろう。

業務では、ベストかどうかわからないけどとりあえずうまくいった、ということがあるが、もしその対応がベストでなければ品質の向上には貢献できないし、人に聞くという手段を怠ったばかりに今の品質で妥協していると考えることもできる。

今回は一番実務経験の浅いエンジニアに相談したが、それでも私が考えていなかったアイデアを出してくれて、当初考えていたよりもよい実装につながったと思う。1人でできることは限られている。せっかく同じオフィスに相談できるメンバーがいるのだから、変なプライドを持たず、時には人に意見を求めることで、よい成果物をアウトプットしていきたい。