web制作を進める上で注意すべき
「思考停止の確認作業」とは?

大舘 仁志のプロフィール画像
コンサルタント 大舘 仁志

817 view

web制作において、「前工程の指示通りに制作されているか」という確認は適切ではないように思う。

一般的な確認作業では、正解通りにできているかを見る。しかし正解がないweb制作では、ユーザーにとって適切なのか?、を公開間際まで考え続けるべきだ。

例えば、原稿素材を反映してページを作成する。デザイナーやエンジニアはその原稿に沿ってにデザインやHTMLへテキストを反映し、ディレクターは一言一句、原稿素材の通りに反映されているのか確認する。その後、クライアントにも確認の依頼をしてOKをもらう。

web制作のフローとしては一見、問題なく進んでいるように見える。しかし、この流れではブラッシュアップする機会を失っている。元の原稿素材の品質が十分ではない可能性もある。そうなると、上記の対応は良い対応とは言えなくなる。

場合によっては、前工程でクライアントと合意した内容であったとしても、後工程の中で適切ではないと考えられたのならば内容の変更をクライアントに提案するべきである。

web制作は、印刷物などと比較すると後からでも修正しやすいのが良いところと言える。その利点を生かして、全工程でブラッシュアップする意識を持って対応するのが望ましい。

関連する日報

    その「すみません」、ちょっと待った!

    232 view

    吉池千尋のプロフィール画像
    吉池千尋 ライター
    営業活動を支える、生成AIの活用シーン8選

    1,344 view

    仲野翔也のプロフィール画像
    仲野翔也 営業
    「弱みより強みが大事」の危うさ~パワプロ編~

    375 view

    五ノ井 一平のプロフィール画像
    五ノ井 一平 ライター
    ChatGPTを「インタビュアー」として活用する

    1,114 view

    新屋敷 章寛のプロフィール画像
    新屋敷 章寛 デザイナー
    出社なしでも成り立つ?ベイジのフルリモート文化

    1,612 view

    安齋実咲のプロフィール画像
    安齋実咲 ディレクター
上に戻る