入社半年を振り返ろうとしたら、会社への愛が爆発した件

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ライター 五ノ井 一平

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2019年8月に入社してから半年が経過した。

初めての社外向け日報ということで、半年間での気づきや反省点について書こうと思い、実際に途中まで書いていた。しかし、元編集者の性なのか「本当に俺はこれが書きたいのか…?違うんじゃないか、なにかもっと別なことがあるんじゃないのか。なぁ…?」とリトル自分が問いかけてくるではないか。自問自答が始まってしまったが最後。普通の振り返りなんて僕にはできやしない。

聞いて欲しい。唐突に言うが、僕はベイジが好きだ。それもかなり。

そもそも好きで入社したわけだから、当たり前だ。そして、半年たった今でも変わらずに好きだ。なんだか書いているだけでも、身体がむず痒くなるくらいに恥ずかしいが、好きなもんは好きだ。だって、そうでしょう?

ということで、今回の日報では、ベイジのどんなところが好きなのか?ベイジの何が良いのか?について語りたい。つまるところ、ただの会社自慢がしたいだけなのだ。匂わせなんて、目じゃない。

自慢1 愚痴や非建設的な批判がない

社員数の多い会社はもちろん、少人数の会社でさえ、いわゆる愚痴っぽい人がいるように思う。「役員が~」「◯◯さんが~」「クライアントが~」みたいな発言を飲みの場だけでなく、社内でも堂々としてしまう人だ(とても恥ずかしい話、ベイジに入社する前は、自分も愚痴っぽい時期があったと思う)。

私たち人間は弱い。ときとして、自分を守るために他者を攻撃したくなるときもある。ベイジのメンバーだって皆同じだろう。そんなときに感情の赴くままに振る舞うか、それとも自分にも何らかの責任があったと考えることができるか。ベイジでは、メンバー全員が後者であるように思う。

愚痴の怖いところは、言われた際に否定することが難しい点だ。決して同意できない内容であっても、発言主との関係性を考えると、「それは違うと思うけど」なんて言えやしない。ただ、軽くうなずくだけだ。そしてその行為によって、自分のメンタルが削られる。

まったくもって不毛なコミュニケーションでしかないが、ベイジではこのような余計なコミュニケーションで心身が消耗することはない。

また、プロジェクトにおけるアウトプットの質や組織のあり方などついて、批判をするだけして悦に入る人もベイジにはいない。そんなことをしても、自分のストレス発散以外に何ひとつ良いことがないことをメンバーが理解しているからだと思う。

愚痴や意味のない批判がないのは、メンバーの元からの素質もあるかもしれないが、行動指針や日報といった文化があることが大きいように思う。それらによって、自分のやるべきこと・目標を見失わずに済んでいるから、愚痴・批判よりもまず、「どうすればより良くなれるか?」に思考の焦点を当てられているのだと思う。

 

自慢2 自分に向き合える環境が整っている

ベイジに入社してから、自分自身と向き合う時間が増えた。理由は2つある。1つは、「オンボーディングシート」の存在だ。

簡単に言えば、短期的な目標と長期的な目標、そのために身に付けるべき知識やスキルが可視化されたシートだ。入社後はこれを元に三ヶ月に一度、上長との1 on1ミーティングが行われる。

自分が今どこにいるのか、目標を見失っていないか、もしくは目標を一部変えたいかなどの振り返りは、目標が設定されていて初めてできる。会社・上長と一緒に立てた目標だからこそ、安心してそれに向かって日々の業務に取り組むことができる。

もう1つの理由は、極めてシンプルだが、自分のスキル不足や未熟な点に対して、上長や先輩はそれをスルーせずに、指摘・指導してくれることだ。これは各メンバーや会社が成長するために必要不可欠なことだが、実際にやるとなると実に難しいことだと思う。故に、指導してくれる上長や先輩には感謝しかない。

得意なことも不得意なことも、他者の視点があってこそ、それらが明確になると思う。他者が不在だと得意なことも伸ばせず、不得意なことが放置されるリスクが大きい。

ときとして自分に向き合うことは苦しいが、成長するためには欠かせない行為だ。ベイジには自ずと自分に向き合えるような制度と文化が存在する。大いにそれを活用して、少しづつ成長していきたい。

自慢3 少しでもより良いものを作りたいという意識が根付いている

ベイジでは全社員が毎日退社前に日報を全員宛にメールで提出している。

文字数としては大体500~100文字程度のものだが、そこから読み取れるのは「少しでも良いものを作りたい」「少しでも成長したい」「少しでも会社を良くしたい」というそれぞれの想いだ。僕は、出社後にメンバーの日報を読むのだが、おかげでポジティブな気持ちで1日をスタートできている。

メンバーに前向きな気持ちがあると分かっていると、プロジェクトにおける打ち合わせやフィードバックの場で「こうすると良いんじゃないか」「こうあるべきなんじゃないか」といったことを安心して言うことができる。

もし、仕事に対してどんな感情を持っているのかわからないと、それをおもんばかって(しかもマイナスに)、発言すること自体が億劫になったりする。ベイジはどちらかといえば寡黙でシャイなメンバーが多いので、それぞれの想いを知るのに日報はとても大切なツールだ。

自分の書いた日報だって、誰かのモチベーションにポジティブな影響を与えているかもしれない。そんな風に考えることができること自体、素敵じゃないか、と思う。

最後に

ベイジに入社してから、会社が好きだから仕事もより好きになれた実感がある。恐らく、仕事が好きだからといって会社を好きになることは無いと思う。そう考えると「会社が好き」と言える会社に入社できて、つくづく運がいい。まだまだ、周りから与えられてばかりなので、しっかり成長して、周りに何かを与えれれる人間になりたい。

最後に一言、恥ずかしい。

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