なんとなく不安なのは受け身で仕事してるから

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ライター 五ノ井 一平

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主体的に仕事ができているか否かの主観的なバロメーターとして、「なんとなく不安」というのがある。私の場合、受け身で仕事を続けていると、この「なんとなく不安」が高まっていく。

受け身とは言ってしまえば指示待ちの状態だ。一見楽に思えるが、それを続けていると自分で仕事量やスケジュールをコントロールできず、結果「なんとなく不安」が増加していく。そこに新しい仕事が入ると、さらに不安に陥る。負のスパイラルである。

この「なんとなく不安」を減らすには、主体的に動くしかない。主体的に動くということは、受け身のときよりもミスや失敗と隣合わせであることも意味している。恥をかく可能性だってある。なのでときには怖気づくこともある。

ただ、主体的に仕事に取り組み続けると、少なくとも自分でコントロールできている感が出てくる。するとある程度は先も見えやすくなり、「なんとなく不安」に引きずり込まれずに済む。

とはいっても、「主体的に動く」とはなんだろう?

主体的というと周囲をぐいぐい引っ張って、前例にとらわれずにあるべき姿を提案し、それを実行・実現する、みたいに妙にハードルの高い印象を持ちやすい。

しかし、例えば「最新のプロジェクト情報を整理して各担当のやるべきことを明確にする」ことも主体的の1つであると思う。

職能によって主体的の内容は異なるだろうが、メンタルの観点からも主体的に働くことを大事にしていきたい。 

 

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