ベイジの社員が今年始めてみて意外とよかったこと

西岡 紀子のプロフィール画像
ライター 西岡 紀子

909 view

2022FIFAワールドカップも残すところあと2試合となり、いよいよ2023年へのカウントダウンが始まりました。

2022年は少しずつ以前の日常が戻り、行動範囲も広がってきました。そんな中で新しいことを始めてみた方も多いのではないでしょうか。

そこでベイジの社員に1年をふりかえってもらい、始めてみたら意外とよかったことを教えてもらいました。簡単にトライできそうなものから、難度高めのもの、専門性の高いものまで幅広く出そろいました。興味が引かれるものがあったら、ぜひ挑戦してみてください。

いろいろな場所のベンチに座りに行く(滝沢/デザイナー)

休日に近所にあるいろいろな場所のベンチに座りに行く、ということをしている。

先週は隣町の図書館の休憩スペースにあるベンチに行った。公営とは思えないほど綺麗なこと、テーブル付きの席も用意されていること、屋内で空調が効いていることもあり、かなりにぎわっていた。

その図書館のベンチを楽しんでいたのは、勉強に真面目に取り組む学生さんや、床に材料のリボンをまき散らしながら一心不乱にポシェットを編むお姉さん、勉強を始めたものの居眠りしてしまったおじいさんに、私と同じように特に何もせず窓の外を眺めているご婦人など。まったく知らない人たちにまぎれているからか居心地がよく、30分ぐらい過ごしていると、少し疲れが取れた気がする。

今回は図書館を選んだが、公園のベンチでカラスを目で追いながらぼんやりしたり、ショッピングモールのベンチで疲れているのかケンカ寸前の家族を眺めながらぼーっと時を過ごすのも、休みの日ならではで癒される。

気温が上がったり下がったりと体調を崩しやすい季節なので、無理のない範囲でベンチ道を究めていきたい。

起きてすぐ愛犬と散歩する(林崎/ライター)

毎朝、犬の散歩をしている。散歩自体は前からしているが、最近は起きてすぐ行くようになった。

起きてすぐ行くようになって良かったことが2つある。

1つは時間を有効活用できること。最近ウチの犬は朝の5時半とかに起こしてくる。前は犬が先に目覚めてハウスから出たがるのを無視して二度寝したり、1回ハウスから出して一緒に二度寝したりしていた。だが結局そこで1時間くらい寝たところで休まらないので、もう起こされたらそのまま散歩に行くようにした。

すると6時くらいから散歩に行って帰ってきて、ご飯を食べて、軽く副業したり、本を読んだりしても、 余裕を持って8時くらいには業務開始できるようになった。そのぶん夜は22時くらいにはもう眠くなるので高齢者のような生活リズムだが、以前より時間を有効活用できているような気がしている。

2つ目は、やせたこと。ここ2ヶ月くらいで体重が2〜3kg落ちた。もちろんシンプルに散歩の効果もあるだろうが、「朝食前に歩く」ことで効率的に脂肪が燃やされてたりして、とも思ったりしている。寝起きにご飯を食べるのが好きではないので、昔は朝食を抜いてしまうときも結構あったが、散歩後だと普通にお腹が空くので朝食も美味い。

犬を飼っていなくても散歩はできるので、意外と起きてすぐに歩くのはオススメかもしれない。(犬がいると強制スイッチにはなります)

プールで泳いで自分をほめる(佐々木/マーケター)

最近再びプールで泳ぎ始めた。いまのところ週2くらいの頻度で終業後に泳いでおり、それなりに継続できている。

大学の時にトライアスロンをしていたので、一般的に見たらかなり泳げる方だと思う。それでも泳ぐのはつらい。全身運動なので、泳いだ後は身体全体が疲れる。息継ぎするとはいえ息を止める時間が長いので、心肺機能が低下した今の私にはかなりハードな運動に感じる。

泳いでいても、ランニングをしていてもそうなのだが、「昔はこんなじゃなかったのに、、、」と感じることが増えてきた。仕事では「もっとできたのに」とか「今日は前ほどうまく話せなかった」と感じることはあまりなく、小さな成功体験を引きずることがない。ただ、それが急にスポーツになると「落ちぶれたものだなこの俺も、、、」と考えることをやめられないのである。

まともに毎日練習をしているわけではないので、レベルが低下するのは当然だ。すごく落ち込むわけではないのだが、10年ほど前の記録が自分の中の一つのベンチマークになるので、一回あたりに1kmくらいしか泳げないと、「そんなに泳いでいないのに終わってしまった。プール使用料500円払ったのに費用対効果が、、、」というマインドになってしまう。

ただこんな思考パターンになってもメリットは一つもないので「今日は泳いだ、おれすごい。えらい」とか、それくらい気軽に考えたほうがいいかもしれない。なんとかこれからも運動を継続していきたいなと考えている。

ホットヨガで雑念を追い出す(板垣/デザイナー)

半年前ぐらい前に測った基礎代謝量が1000kcalを切っていて、これはまずい、、、と思いヨガに通い始めた。私が通っているのは、溶岩ヨガというホットヨガ。火山活動でマグマが地上に噴出したものが冷え固まってできた溶岩の遠赤外線で、体の芯から自然に温めるヨガだ。サウナみたいに、暑っ!とはならず、じんわり苦しくない程度に暑い。

ヨガに行って体を伸ばすと、今日はいつもより呼吸が浅いなとか、ここがよく伸びているなとか、自分の体の調子に自然と意識が向く。余計な感情が頭から離れてリセットされるような感覚だ。一時期ベイジでやっていた瞑想に近い感じで、心が穏やかになるのを感じる。

ヨガを始めたことで土日の時間の使い方も変わった。以前は睡眠欲に負けてダラダラと過ごし、結局1日家から出なかった、、、ということも度々あった。今は朝イチにホットヨガの予定を入れているので、強制的に早く起きなければいけなくなって、午後も有意義に過ごせるようになった。

新しいことを習慣化させるにはある程度の強制力が必要だ。私もスタジオに月謝を払っているので、行かなきゃ!という気持ちになって動くことができる。家で動画を見ながらやってみよう、だったら、おそらく3日坊主だっただろうと思う。

今後も、何か身につけたい習慣があるときは、お金をかけたり、予約を入れたりして、やめにくい状況を作る工夫をして習慣化させていきたいと思った。

ロードバイクで足に優しく運動する(酒井/エンジニア)

リモートワークになってから体を動かさなくなってしまったので、毎日どうにかして運動するようにしている。

今までウォーキングやランニングで1日500〜600kcal(基礎代謝を除く)を消費しようとしていたが、どうにも飽きてしまい、カロリー消費が足りなくなってきた。それに1日に合計1時間半も運動に取られてしまうと億劫になってしまう。

そこで高校生の頃に乗っていたロードバイクを実家から送ってもらってサイクリングを始めた。サイクリングだったら45分爆走すれば500kcal強消費できる。これは35〜40分間ランニングしたときと同じくらいのカロリーを消費できている計算だ。同じ苦しい時間を過ごすならまだ楽なサイクリングで少し長い時間運動するほうが良いと思っている。

一番良いのは、景色がバンバン変わることだ。サイクリングだと移動距離も20キロくらいと長くなり、ルートの選択肢も増える。ウォーキングやランニングでは足が痛くなるのが悩みだったが、これも解決できそうだ。

副次的な効果としてそこらへんのコンビニもバイクじゃなくて自転車でいくようになり健康度が増している気がする。ますますバイクが文鎮化しているが、なんとか継続して健康的に痩せたい。

夜決まった時間に近所を徘徊する(真鍋/ライター)

1か月ほど前から、夜の散歩を習慣にした。散歩を始めた理由は3つ。

①夜の自由な時間をスマホに費やすのを辞めたかった
②単純に健康のため
③土地勘をつかむため。お気に入りの場所を見つけられたらなおよし

コースはだいたい同じで、1時間は歩くことにしている。1か月続けてみると気持ち体が軽くなったような気もするし、散歩の効果を実感してきた。

それとは別に、違う楽しみ方をするようにもなった。毎日同じ時間に同じようなコースを歩いていると、 同じ人とすれ違うことも多くなってくる。きっと向こうも私のことを「またこの人だ」と思っているはず。顔も名前も知らない人とちょっとした「知り合い」のようになるのも不思議な感じだ。

「この人今日なんかめっちゃ疲れてるな、大丈夫かな(余計なお世話)」 「今日は金曜だからみんな浮かれてるな」

など、きっと一生交わることもないだろう人やものについて考えを巡らせるのは、いいリフレッシュになっている気がする。

何より色々な人の人間模様が見られて、結構面白い。近所は居酒屋が多いので毎日何かしら面白いことになっている。ずっと家にばかりいると気が滅入りがちなので、いいリフレッシュ方法が見つかってうれしい。

エルデリングでハラハラする(永松/エンジニア)

PS5で「エルデンリング」というゲームを始めた。アクションRPGゲームだ。

今年2月に発売してから気にはなっていたものの手が出せずにいたのだが、先日ブックオフで見つけ、特にいまハマっているゲームもなかったので購入してみた。

やってみた感想は、 パッケージやプレイ画面を見るとターゲットは海外の人っぽいが、海外製のゲームよりはUIが親切な感じはある。限られた画面の中で細かい操作をデザインするって難しいんだろうな。 映像はすごくきれいなのだが、明朝で文字は読みづらい。32型以下だと文字を読めないんじゃないだろうか。 すぐ死ぬ。急に強い敵が出てくる。これまでのRPGだと徐々に強い敵がでてくるパターンが多かったが、いきなり強いのが出てくる。

これまで作業になりがちだったRPGゲームを、いつ死ぬかわからないというハラハラ感(新鮮さ)とオープンワールドでの自由な探索を両立しているという点で、高く評価されているそうだ。たしかに、ずっとハラハラしている。

あまり画面をグリグリするゲームは3D酔いするのでできないのだが、これは比較的後ろからの目線で良い感じなので、しばらくは飽きずに楽しめそうである。

読書会で友人とひたすらしゃべる(白鳥/ライター)

数か月前くらいからぽつぽつと、友人6〜7人くらいと定期的に読書会をしている。同じ本を事前に読み、とにかくしゃべる会だ。

扱う本は毎回違うが、人文系の新書が多い。つい最近だと『私とは何か 「個人」から「分人」へ』(平野敬一郎)とか『孤独の価値』(森博嗣)とか『大人の友情』(河合隼雄)とか。

これが何か仕事に役立つかというと、たぶんあまり役に立たない。直接的に仕事には役に立たないが、この会が面白いのは、必ず、意見や感想を求められることだ。

相手の意見や感想に対して否定したりジャッジしたりすることはない。読んでどう思ったのか、何を連想したのか、自分の頭の中や感情を言葉に出していくだけだ。本を読んでどう思ったか話してみるのは、自分を知る機会にもなる。メンタルのコントロールや頭の体操にもなるので、私はこの会が好きだ。

そして、いつ集まるのか日付が決められているので、無理やりにでも本を読む。結果、積読が1冊減る。しかし1冊読めば、気になる本が5冊は出てくる。結果、積読が増える。本はいくらあってもうれしいので、全部この会のせいにして積読をどんどん増やしていこうと思う。

ジム通いとヒゲ脱毛で自分磨きをする(菅野/エンジニア)

最近新しく始めたことが2つある。ジムでのトレーニングとヒゲの永久脱毛だ。

①ジムでトレーニング お腹の脂肪を落としたくて自宅で自重トレーニングをやってるうちに、だんだんマッチョへの憧れが募って、ジムに入会することにした。ジムではトレーナーが1対1で指導してくれて、栄養指導などもしてくれる。おかげで体脂肪率も徐々に下がりつつあり、トレーニングの度にしっかり筋肉痛が来ている。この調子で頑張り、服がはちきれるくらいのバキバキボディを目指したい。

トレーニングで一番大事なことは、正しいフォームで正しい場所に負荷をかけることだそうだ。自己流でやっていると正しいやり方でできているのかどうかも分からないし、そうなると筋肉にしっかり効かず効果が出ないどころか、腰などを痛めてしまう原因になる。初心者の方でジムデビューをしようという方には、最初の数回だけでも単発でトレーナー指導をお願いすることをオススメしたい。

② ヒゲの永久脱毛 私はかなり髭が濃く、1日に2回は剃らないとといけない。見た目も良くないし、剃刀負けでしょっちゅうニキビもできる。そこでヒゲを根絶やしにしてやることにした。

1回目の施術にいってきたが、かなり痛かった。今後通うのを躊躇するレベルだ。麻酔をしているにも関わらず、思わず施術師さんを突き飛ばしてしまいそうなほど痛く、大量の脂汗で服をびちょびちょにし、「はうぅ~~~~~」という情けない声を出しながらレーザーを浴びていた。

事前に調べてヒゲ脱毛はそこそこ痛いと聞いてはいたのだが、そこそこどころではない激痛だった。ネットにはびこるレビューはすべて嘘だった。ぶっちゃけもう行きたくないくらいだが、結構な金額を支払ってしまっている。回数を重ねるごとにヒゲが薄くなり、その分痛みも軽くなるという話を信じて通ってみようと思う。

ジムとヒゲ脱毛を始めるにあたって、かなりの知識を身に着け、それぞれに精通している知人たちの経験談も聞いた。もしジム通いか脱毛行こうか悩んでいるけどよくわからなくて不安、という方がいたらぜひ相談いただきたい。

関連する日報

    GoodアイディエーションGoodFuture

    44 view

    高橋 慶のプロフィール画像
    高橋 慶 コンサルタント
    「自分は中途半端だ」と思ってる人に贈る言葉

    9,483 view

    枌谷 力のプロフィール画像
    枌谷 力 代表取締役
    その採用サイトに説得力はあるか

    238 view

    藤本 恒輝のプロフィール画像
    藤本 恒輝 コンサルタント
    ChatGPTに自分のコードを採点してもらった

    5,571 view

    竹内 快斗のプロフィール画像
    竹内 快斗 エンジニア
    まずは黙ってやってみよう

    484 view

    菅野 黎樹のプロフィール画像
    菅野 黎樹 エンジニア
上に戻る