リモートワークでも“ちょっと声をかける”を実践する方法

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エンジニア 瀬尾 友里恵

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ベイジでは社員のほとんどがリモートワークで働いている。そのため、社内のコミュニケーションのほとんどがテキスト中心となっているが、そんな中、伝えたいことのニュアンスや意図がうまく伝わらないという場面も少なくない。

そういった際に特に難しく感じるのは、気軽なコミュニケーションの取りづらさがある。オフィスにいれば直接声をかけるだけで済む話も、リモート環境では事前に連絡や一報を入れることが必要になってくる。今の働き方ではそのひと手間が、意外とコミュニケーションをとる上で面倒臭さやハードルに感じることがある。相手の作業を妨げないか、集中の邪魔にならないか、など意外に気を遣うポイントである。

このような状況を改善するため、コミュニケーションをとるときにちょっとした工夫をしている。

短時間で済む用事の場合:具体的な目的と時間の明確化

「〇〇について、5~6分お話しできますか?」、「念の為認識を擦り合わせたいので、1~2分お時間をいただけますか?」
こうすることで相手に「長時間の拘束や余計な負担をかけない。」ことを伝えたいというのを意図している。その方が相手にとっても受け入れやすくなるのではないかと考えている。

30分以上かかりそうな用事の場合:具体的な日時の提案を避け、柔軟にタイミングの調整を求める

「〇〇についてご相談したいのですが、30分程度本日空いている時間あるでしょうか?明日以降でも問題ありません。」
このように時間帯の柔軟性を伝えることで、要件の緊急度と相手の都合を尊重している旨を伝えるよう努めている。

このような工夫を取り入れることで、相手からも「今なら大丈夫!」などの反応もよくなりスムーズに返答が得られるようになったように感じる。もちろん、リモートでのコミュニケーションにはまだ改善の余地があり、相手の迅速な対応への配慮もあって成立していると認識している。しかし、お互いの配慮や尊重がリモート環境で信頼関係を深める上で大事なポイントだと思っている。私は、リモートワークにおいても心地よいコミュニケーションは十分可能だと思っているので、今後もこういった工夫を続けていきたい。

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