まずは黙ってやってみよう

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エンジニア 菅野 黎樹

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自身の成長を望むのならば、謙虚さと素直さが大事だと思う。

自分より実力や実績がある人から助言をされた際に、「でも~」と自分の考えの主張がすぐに出てくる人はいないだろうか。これをしている本人は、もっともな反論、助言に対する指摘をしているつもりなのだろうが、この姿勢は大事なことを見落としており、成長を妨げる要因になる。

こうした姿勢には以下の二つの問題がある。

  1. そのような姿勢の人はそのうち周囲から見捨てられ、誰からも助言を受けられなくなる。
  2. 現在の自分の考えや知識に基づいた結果、できていない、未熟である現実があることを認識できていない。

1については助言する側の立場で考えれば当然だろう。

問題は2である。これについて無自覚である人が多い。つまり、「自分の考え」や「自分が認識している正しい知識」が間違っている、もしくは足りていないから、「できていない」「未熟」である現状があることを認識できていない。自分のことを過大評価しているし、だからこそ不要に「自分の考え」にしがみついてしまう。しかも助言をくれた相手は、助言内容にあるような考えに則った結果として、自分よりできる人になっている、結果を出しているわけだ。

たとえ与えられた助言に対しておかしいと思うことがあったとしても、まず真っ先に「自分よりできている人が言っているのだから何か意味があるかもしれない」「自分の認識や知識に間違いがあるかもしれない」と考えらないことには成長の余地はない。

未熟なうちこそ、自分を過信しない謙虚さと、助言をまずは受け入れる素直さが大事だ。

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