顧客を交えて議論をするときの役割分担を考えてみた

林崎 優吾のプロフィール画像
ライター 林崎 優吾

351 view

少し前に、顧客と一緒に議論しながら、その場でウェブサイトのワイヤーフレームを作っていくという取り組みをした。

その際、参加者の役割分担ができていると、議論がスムーズに進みやすいのではないかと改めて考えた。議論の内容にもよると思うが、参考になれば嬉しい。

おそらく進行面と内容面で、それぞれ3つの役割がある。

進行面

①議論をまとめる人

参加者に発言を振ったり、時には議論を切り上げたりする役割。少なくとも1人は必要。

この役割だと無邪気な意見を言いにくくなる面もあるので、全員が進行を強く意識するよりはプロジェクトのリーダー的な存在の人に任せてもいい気がする。

②議論をひろげる人

アイディアを出したり、異論を唱えたりするする役割。これを参加者の基本スタンスとしていいと思う。

むやみに話を散らかす必要はないが、安易に周りに同調しすぎないように注意したい。

③議論をそろえる人

議論を一旦止めて、全員の認識をそろえる役割。話が空中戦になってきたときに、誰かやってくれると助かる。

キャリアが浅い人は、この役割を意識して「つまり○○ってことで合ってますか?」と確認するように意識すると貢献しやすそう。

内容面

①企業側の理想像を考える人

事業やサービスの目的・戦略を踏まえて、マーケティングやセールスのあるべき論で意見を言う役割。

セオリーの理解や経験則が必要なので、ある程度の知識や経験を持ったメンバーがやることになる。顧客の中でも上位レイヤーの人には、この視点で意見をもらう。

②ユーザー側の理想像を考える人

純粋にユーザーの気持ちになって、どうなっていたほうが使いやすいのかなどを考える役割。

知識やキャリアに関係なく誰でも考えやすいので、これを参加者の基本スタンスとしていいと思う。顧客にも、このスタンスで参加してもらう。

③現実的な落とし所を考える人

社内的な制限や技術・リソースの限界を踏まえて、本当に実現できるのか、できない場合の代替案を考える役割。

顧客を交えて議論すると、これがすぐわかるので話が早い。デザイナーやエンジニアなどの実務担当者も、自分の担当範囲での実現可能性は意識したい。

関連する日報

    私たちは皆、信頼のストックビジネスをしている

    914 view

    枌谷 力のプロフィール画像
    枌谷 力 代表取締役
    会議中の「気まずい沈黙」回避法

    12,597 view

    真鍋 知優のプロフィール画像
    真鍋 知優 ライター
    「フルリモートOK」を続ける会社の実態

    66,557 view

    西岡 紀子のプロフィール画像
    西岡 紀子 ライター
    経験やスキルがなくても、デザインのフィードバックはできる

    1,778 view

    原浦 智佳のプロフィール画像
    原浦 智佳 デザイナー
    「壁打ち相談」をうまく使って、情報設計を効率よく進めよう!

    1,203 view

    高島 藍子のプロフィール画像
    高島 藍子 デザイナー
上に戻る