話し方の「良い例」「悪い例」

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デザイナー 新屋敷 章寛

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話し方に苦手意識がありどうしたら上手くなるかを社内で聞く機会があった。その内容が勉強になったので以下に振り返ろうと思う。

【良い例】間を取り、一言で短く伝える
【悪い例】長い内容を早口で話す

言葉は短く区切って伝えた方が、頭に入りやすい。すべて伝えようとするのではなくて、1番伝えたいことを見極めて、要点を絞るようにすると良いだろう。話し方に自信がない人は、ワンセンテンスを一息で言えるようにすると、言葉がハッキリと言えるようになる。

【良い例】「です」「ます」で閉めて言い切る
【悪い例】「みたいな」「のような」と保険をかける語尾を付ける

保険をかけたような言い回しをすると自信が無いように見える。言い切りだと、相手を言いくるめようとしていると思われるのではないかと心配していたがそんなことはない。「みたいな」や「のような」など余計なワードを可能な限り省くことによって、どういった意見を言いたいのかがシンプルに伝わる。

【良い例】過剰な丁寧語は言わない
【悪い例】「させていただきます」など過剰な丁寧語を使ってしまう

焦りがある場面で口癖でつい過剰な丁寧語を発してしまうことが誰しもあると思う。過剰な丁寧語は話を冗長にしてしまうので必要最低限に絞った方が端的で伝わりやすい。もし、焦るような場面があれば、「いたします」に語尾を統一するぐらいのマインドで臨むと冗長さが無くなり、話しやすくなる。

【良い例】これから何を話し、相手に何をしてもらいたいのかを最初に明示する
【悪い例】最後まで聞かないと要点が分からない話し方をする

理解してもらえないかもしれないという不安で前提事項を最初に話しがちだ。そうなると、要点が分からず話が頭に入らなくなってしまう。認識合わせをするための前段は説明する必要があるが、先に話の全体像と相手にどういうアクションを求めるのか明示しないと、話が理解しづらくなる。

まとめ

結論から話すことが苦手で悩んでしまう場合は余計なものを省いて話せていないことが原因としてあげられる。上記のbadの内容を避けて話すだけでも話が簡潔になり、苦手意識が徐々に減っていくのではないかと思う。

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