「壁打ち相談」をうまく使って、情報設計を効率よく進めよう!

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デザイナー 高島 藍子

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情報設計を進めていく中で、一人でもくもくと作っていると、段々とあちこちに気になり出してしまい、思考が分散して、考えがまとまらない状態にはまってしまうことはないだろうか?

そうなると、1人で悩み続けてもなかなか抜け出すことができず、結果として、情報設計の精度が落ちる事態になってしまう。

私は、そういった事態に陥ることをなるべく避けるために、情報設計の最中には、適宜、ディレクターさんや、他のデザイナーさんなどに、壁打ち相談をお願いし、口頭で話しながら要件詰めたり、設計に対するブラッシュアップを行う場として、活用させてもらっている。

壁打ち相談で、口頭で話しながら進めることで、1人で考えている時よりも、自分の思考が整理しやすくなったり、他人の視点が入ることにより、問題点に気が付きやすく、ユーザー目線での設計がしやすくなるので、とてもありがたい時間だ。

ただ、この時に注意しなくてはならないのは、壁打ちしてもらう際に、受け身でアドバイスをもらうだけにならないようにすること。他の人の時間を割いてもらっている場ではあるので、きちんと有意義な時間にできるような工夫は必要だ。

とはいえ、あまり準備しすぎても相談しにくくなってしまうと思うので、自分としては、主体的に考えて「こうした方が良い」という意見を常に持っておくことを、最低限意識して臨むようにしている。

また、制作フローから変えてみることも、かなり効果的で、思考が分散するのを改善するために、考えながら作るのをやめて「壁打ち相談」をうまく制作フローの中に組み込んでみるのも良いと感じている。

ここ最近私が実践している、作業フローは以下のような形だ。

  1. まず、人に相談して、ある程度要件を固める
  2. ①で決まった方針に向けて手を動かし、画面を見える形にしてみる
  3. そこで気になる点、考えなくてはならない点が見つかったら、メモする
  4. ③のメモがある程度溜まったら、また再度考えるフローに戻る(必要であれば再度口頭で相談してみる)

というように、①〜④のフローを繰り返すことで、思考が分散するのを避け、効率よく情報設計を進めることができるようになってきた。

とはいえ、毎回毎回、この流れで完璧にうまくいくというわけでもなく、実際作業してみると、いろいろな課題にぶつかり、結局また1人でもくもくと効率の悪い形で作業している。みたいな状況になっていたりもするので、「人に相談する」という工程をうまい具合織り込みつつ、適切かつ、効率よく情報設計をすすめる方法を、これからも引き続き模索していきたい。

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