ベイジに入社して4ヶ月が経ち、デザイナーの課題図書として『いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門』(伊藤 庄平, 益子 貴寛, 久保 知己 , 宮田 優希, 伊藤 由暁 )を読みました。
経験の浅い初学者の視点で、この本から学んだことや、実務に活かせるポイントについてお伝えします。
この本は2017年に発行された、Webデザイン入門を目的とした教本だ。
発行から7年が経過していることを考慮すると、一部の情報は古くなっている可能性がある。しかし、デザインの基本からタイポグラフィまでを扱う前半部分は、今でも十分に参考になる内容だった。
特に初学者として参考になったのは、技術的な説明が豊富に含まれていることだ。例えば、PNG-8とPNG-24の違いなど。経験者にとっては大きなつまづきにならなくとも、こうした細部の理解ができるかどうかが初学者の不安を解消し、学びを深めていく大きな助けになる。
本書の第1章にあるコラム「伝えたいことよりも伝わること」は、自分にとって大きな気づきとなった。このフレーズは、Webデザインをはじめ、デザイン制作の本質を突いている。
この本から学んだことを、今後の仕事に以下のように活かしていきたいと思う。
『いちばんよくわかるWebデザインの基本きちんと入門』は、技術的な側面だけでなく、デザインの本質的な考え方を学ぶことができる教本でした。
特に「伝えたいことよりも伝わること」を優先するという考え方をはじめとした第1章の内容は、プロフェッショナルなWebデザイナーとして成長していく上で重要な視点や情報が多く、常に心に留めておきたいと感じました。
ユーザーに伝わり、ユーザーと顧客の双方にとって価値のあるデザインを提供できるよう、技術と創造性を磨き続けていきたいと思います。