「うまく伝えられない」はアウトプットに現れる

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デザイナー 小菅広大

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同じ画像生成AIを使っているのに、仕上がりに明らかな差が出ている。完成度の高いものを作る人がいる一方で、どこか既視感のある「AIっぽさ」が抜けないものも多い。

ツールの差ではない。何度か試してみて気づいたのは、差はプロンプトの質と、フィードバックの精度にあるということだった。

差を生むのは、言語化力

つまり「良いデザインを見極める目があるか」と「それをどう言語化できるか」が、そのままアウトプットに出てしまっている。

そう考えると、これから重要になるのは「自分の頭の中にあるイメージを、どれだけ正確に言葉にできるか」という力だ。デザイン力はもちろん必要だが、それと同じくらい言語化力が問われるようになってきたと感じている。

言い換えると、”プロンプト強者”になれるかどうかで、アウトプットの質が変わる時代。逆に、いくら本人の中にイメージがあっても、AIにうまく伝えられなければ良いものは引き出せない。

この流れを見ていると、近いうちにSNSでは「プロ弱(プロンプト弱者)」という言葉が生まれてもおかしくない、とひそかに思っている。「プロ弱」はセンスがない人のことではなく、頭の中にあるイメージを言葉にできない状態のこと。自分自身も、気を抜けばすぐそちら側に転がり込みそうで、意識的に鍛え続けなければと感じている。

「どう伝えるか」をサポートするツール

その意識の一環として、最近Claude Codeを使って「プロンプト生成アプリ」を自作してみた。

仕組みはシンプルで、画像・動画・3D素材を入力すると、それを再現するためのプロンプトを自動生成してくれる。複数の画像を組み合わせて1つのアウトプットを目指すプロンプトも作れるし、追加指示を自由に入力できるテキストエリアも設けて、より細かくコントロールできるようにした。

単に「生成する」だけでなく、「どう伝えるか」をサポートするツールとして使っていきたいと考えている。

それでも、決めるのは人間だ

「プロ弱」にならないためにも、今のうちから言語化能力を意識的に磨いていきたい。AIがどれだけ進化しても、アウトプットの質を決めるのは結局人間だ。

うまく使いこなせている人とそうでない人の差は、ツールへの慣れではなく、自分の頭の中を言葉にできるかどうかにある気がしている。

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