使いづらいウェブサイトと真剣に向き合ったら、ベイジに入社していた話

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エンジニア 天野 謙作

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「このウェブサイト使いづらいなぁ。」

前職でウェブアプリの画面側の開発を行っていた経験から、いつの間にか世の中にあるウェブサイトの使いにくさに敏感になっていた。

基本的に私は面倒くさがりで、しかも阿呆である。たとえば、ウェブ上で何かを登録するシステムを使うにしても、よく説明を読まないと作業を進められない。説明の内容も簡潔でわかりやすいものでなければ、サイトから離れて目的を達成すること自体を諦めてしまう。

これは、どうやら私に限った話ではないようだ。ならばと思い立って、私は決意した。
「世の邪悪なウェブサイトを減らしていこう」と。

※ここでは「使いづらい」「分かりにくい」という意味で「邪悪」という言葉を使う

どうすれば邪悪なウェブサイトを減らせるかと思案したとき、かねてからTwitterで話題となっていたウェブ制作会社ベイジが目に留まった。

「ここでなら、私の大願を成就させることができそうだ。」

そう思った私はベイジの門を叩いた。これは今から約半年前、昨年7月の出来事である。

ベイジの良いところ

半年も在籍していれば、だいぶ会社のことが分かってくる。

ベイジの社員数は30名ほどで、小規模ゆえに他の職種と交流する機会が多い。これが大変いい刺激になっている。

これまで関わることのなかった上流工程の業務を経験させてもらったり、デザイナーからも実装に至るまでのデザインの背景などを説明してもらうこともよくある。そのため、コードを書くだけでは得られない知識を日々学べている実感が持てている。

穏やかな人が多いことに加えて、自分のメイン業務以外の領域にも手を伸ばせる。そういった組織としての柔軟さや寛容さが、ベイジの魅力なのではないかと思う。

今後の目標

ベイジは「戦略」と「デザイン」を強みにしており、社員のデザインに対するリテラシーは非常に高い。

その中で私はエンジニアとして働いているわけだが、デザイン会社で働く身としては単に「技術力がある」だけでなく、やはり「デザインもわかる」エンジニアを目指したいところだ。

邪悪なウェブサイトを滅ぼすのに、自分ひとりの力ではあまりに無力である。だからこそ私は、他の職種の方と協力する、もしくは職種間の壁を壊すための役割を担っていきたい。

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