習慣化すると仕事の質は上がる

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エンジニア 長田 太彪

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ある対応の中で小さなミスに気付くことができた。ミスに気付かずに提出していたら、誰かに指摘され、仕事の精度を疑われていただろう。

入社1年目の頃にはよく見逃していたタイプのミスだ。しかし、最近はこの手のミスは減った。これは以前に比べると対応後に確認をする癖が身に付き、事前に修正しているからだと思う。

このような確認の習慣は、ある日突然身に付いたわけではない。失敗を繰り返しながら、二度と繰り返すまいと新しい確認方法を試したり、少しずつ精度や意識を高くしようと取り組んだ結果ではないかと思う。

確認の精度が高くなると、修正の手間や、ディレクターから指摘される機会が徐々に減る。小さなことだが、少し時間に余裕ができ、他のことに時間を使ったり、さらに質の高い仕事に繋げることができる。習慣化しているので、以前のような心理的な負担を感じず、自然な行動の中でミスを防いでいる。

神経を研ぎ澄ませた確認をする努力は大事だが、最終的には、自然な行動の中で確認し、当たり前のように気付く習慣ができている状態が理想だ。もちろん習慣化による油断もあるだろうが、心理的な負荷が高い仕事の習慣化は、総じて良い方向に行くことが多い。これはデザインやコーディングに関しても同じで、日々繰り返し行うことで、以前は負荷を感じていたことが習慣化し、自然とアウトプットの質が高くなっていく。

意識することは、継続の大事さだ。すぐに成果が表れないからと言って諦めるのではなく、大事だとわかっていることなら、習慣化するまで続けることだ。何事に関しても、このことはとても重要だ。

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