気が利く人が会話中にやっていること

ベイジの行動指針の中には、以下のような項目がある。

  •  プロフェッショナルは、気が利く
    気が利くとは、他人の責任範囲にも関心を示しサポートすることである。頑なに自分の責任範囲しか実行しないのは気が利かない人間のすることだ。

この行動指針にあるように、プロフェッショナルとは自分のことだけではなく、他人にも興味や関心を持つことができる人のことだ。相手が置かれた立場を理解して、何か役に立てることはないか、こうした方が良いのでは?と考えられることも、気が利く人に備わった特長だと思う。

プライベートで知人と話している時や社外の懇親会に参加した際なども、自分の話をただ聞いているだけで、興味を持って深掘りするような質問がなかったり、話題を広げようという姿勢が感じられなければ、誰もが「自分に対して関心がないのだな」と感じるだろう。

これはビジネスの場でも全く同様で、顧客と打ち合わせをしている際などに、自分たちがwebサイトの制作に必要な情報だけを淡々と確認している状況では、相手からすると「自分たちのビジネスに興味を持ってくれているのだろうか?」という印象を持たれてしまう。

顧客のビジネス自体に興味を持っていれば、相手が自社の組織体制についての話をした際や、新しいグループ会社が加わったという話が出た際に、その背景や目的、狙っている効果などに興味を持ち、自然と会話が広がっていくはずだ。

先日に実施したあるプロジェクトのミーティングでは、こちらが伝えたいことや確認したいことに意識が向いてしまい、ところどころで先方がお話しする内容について、興味を持ち、突っ込んで質問するようなコミュニケーションが取れていなかった。

気が利く人は、相手の発言を決して聞き逃さず、「それってこういうことですか?」「この前のリリースの影響ですよね?」のように、文脈を読みながら話を深堀りしていける。しかも、オウム返しのような返答ではなく、本当に興味を持っているからこそコメントできる内容だ。

日常的に入ってくるニュースなどからも、この事象が相手のビジネスにどんな影響を与えるのかと考える癖をつけておかないと、取ってつけたような表面的な会話になってしまう。

普段から「このニュースはあのお客さんにこんな影響を与えそうだな」「次回お会いした時に、この件について確認してみよう」といったように、相手に対する興味をストックしておくようにして、コミュニケーションの取り方を変えていくようにしたい。