ベイジに入社して2年経った。毎日の仕事を通じて思いもよらなかったスキルが鍛えられ「自分にまだこんなに伸びしろがあったのか…」とうれしい驚きの連続だ。その中から代表的なものを3つ紹介したい。
ベイジでは原稿へフィードバックをもらえる機会が数多くある。ライターチームのメンバーからはもちろん、1万PV超えの記事を量産している代表の枌谷からも「たくさんの人に読まれるコンテンツの作りかた」を直々に学ぶことができる。フリーランスでライターをやっていたメンバーによると「他ではこんなに赤をもらえない」そうだ。
とくに鍛えられているのが「それっぽいだけの文章に逃げない」こと。それらしい雰囲気をまとってはいるが、何か言っているようで実は何も言っていない..。明確な意図がないままそんな文章をつくってしまった日には、周囲から「この文、なくてもいいですよね?」「同じことの繰り返しになってませんか?」と総ツッコミだ。
以前は気が緩むとなんとなくの文章を書いてしまうことがあった。しかしツッコミ上手が揃った環境のおかげで「その文に必然性はあるのか?」と自らを戒め、役割のない文を処分する技を体得しつつある。
ライターチームのミッションは顧客の成功に貢献するコンテンツをつくること。テキストやコンテンツで、顧客がビジネスの目標を達成するのを後押しするのだ。そのためベイジのコンテンツ制作は常に「WHO=誰に向けたコンテンツなのか?」という問いから始まる。
さまざまな業種・業界のクライアントを支援するたびに、コンテンツが目指すべきゴールとそこにボールを運ぶための道筋を考え抜く。ウェブサイトのターゲットは誰なのか?その人は何に困っているのか?課題を解消するためにどんな情報を提供すればいいのか?そのために最適な手段や表現は何か?といった具合だ。マーケティング的な思考が必要な仕事だが、幸いなことにマーケターやコンサルタントもアシストしてくれる。
これまでもコンテンツを作るときにはゴールを意識していたつもりだったが、今と比較するとだいぶ解像度が荒く、ぼんやりと設計していたのだと気づかされる。
ベイジの仕事には言語化が欠かせない。ベイジにおいて言語化はコミュニケーションの基本であり、スキル向上のドライバーであり、強みの源泉だ。
特徴的なのが毎日Slackに投稿する日報だ。その日の仕事をふりかえり、得られた学びを言葉にして共有する。このプロセスを繰り返すことで、経験や学びという抽象的なものごとを言語化し、構造を整えて形にすることが少しずつ上達している気がする。
ちなみに日報のメリットはこれだけではない。一人ひとりの学びを誰もが使えるノウハウとして会社に貯めていけることにもある。これらのノウハウを集結させたものが、knowledge/baigieやベイジのUIラボ、ベイジの日報などオウンドメディアのコンテンツだ。ベイジが情報発信を続けられる理由のひとつには、社内に定着した言語化の習慣がある。
こういったスキル獲得をもたらすのは、ベイジの仕事へのこだわりやカルチャーだ。これまでのライティング業では物足りなくなった人、ビジネスの上流から関わる仕事をしたい人、コンテンツマーケティングに力を入れたい人などにとっては、きっと期待へ応えられる職場だと感じている。
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