ライターに力を発揮してもらうコミュニケーションのコツ

鈴木はる奈のプロフィール画像
ライター 鈴木はる奈

1,862 view

これから外部のライターの方と仕事をする機会が増えてきそうだ。できるだけお互い気持ちよく仕事を進めていきたい。そのために依頼側としてどのような配慮をしていけばいいのか。自分が過去にライターに依頼する立場だった時、「こうすればよかった」と反省したこと、また逆にライターとして仕事を受けた際に、「いいな」と感じた編集の方の行動を思い返して、気づいた点を4つ挙げてみたい。

原稿料と締切日は依頼時に伝える

依頼側としては、まず「取材日にライターの予定が空いているかどうか」に意識がいってしまう。そうすると原稿料や締切日の連絡を後回しにする人もいる。しかしライター、特にフリーランスの人にとってはもっとも大事な情報で、その内容によって仕事を受けるかどうか判断する材料になる。本来は依頼時に必ず伝えるべき項目だ。もしどうしても未確定の情報があれば、「分かり次第連絡します」とお伝えしておく。

原稿を受け取ったら必ず返信を

「え? 連絡しない人がいるの?」と不思議に思う人もいるかと思うが、意外と原稿を受け取ったという返事をしない担当者はいる。自分がライターをしていた際も、4割くらいは連絡が来なかったような気がする。しかしライター側は「無事に納品されたのか?」と不安に感じるので、返信は必ずしておきたい。

記事が公開されたら連絡する

原稿受け取り連絡より少なくなってしまうのが、記事公開の連絡だ。多忙な依頼側にとっては、忘れがちになってしまう作業なのだろう。しかしライター側にとっては、自分の原稿がどのように掲載されたのか当然気になる。完成形を見ることで、次回の改善点を見つける可能性もある。今後もよい原稿づくりをお願いするためにも、掲載URLの連絡、紙媒体の場合は見本誌の送付を忘れないよう心がけたい。

原稿の感想はモチベーションの素

自分が書いた原稿に対する良い反応は、ライターにとってもっともモチベーションがあがるもの。お客さまや読者から感想をもらった場合は、すみやかに知らせよう。もしくは原稿を読んでみて、自分が感じたポジティブな意見を伝えるのも良いと思う。

以上は、当たり前といえば当たり前のことだ。だが自分が仕事をしてきて、すごいなと思う編集の方ほど、上のような基本的なことを欠かさない。そしてほめ上手で、ライターの力をさらに発揮させるのに長けていると感じる。

ベイジでは絶賛ライター募集中です

現在ベイジではライターを絶賛募集中です。少しでも気になった方はお問い合せください。

詳しくはこちら

カジュアル面談はこちら

関連する日報

    他責的な思考に陥らないためのヒント

    1,642 view

    山川優理子のプロフィール画像
    山川優理子 デザイナー
    ベイジに転職して二か月のディレクターが感じた、フルリモートで築かれる職場文化

    411 view

    川向健太のプロフィール画像
    川向健太 コンサルタント
    Slackで組織カルチャーを作る!当社の自作スタンプ活用例

    2,160 view

    古口 真凜のプロフィール画像
    古口 真凜 バックオフィス
    「ゆるふわ会議」撲滅法

    1,234 view

    野上 恵里のプロフィール画像
    野上 恵里 コンサルタント
    「ゆるふわ提案」撲滅法

    2,336 view

    大舘 仁志のプロフィール画像
    大舘 仁志 コンサルタント
上に戻る