緊急性の低いスキルを学習するメリットとは

長田 太彪のプロフィール画像
エンジニア 長田 太彪

696 view

プライベートでの学習において、ベストな学習ができているか、常に課題意識がある。
プライベートで学習するスキルを大別すると、大きく以下の3つがある。

  1. 業務で今必要なスキル
  2. 業務と関係ないが好きで身に付けたいスキル
  3. 業務で今後必要になるかもしれないスキル

この順番は、学習の意欲の高さである。1は、緊急性が高いため、当然必死になって学習する。差し迫った課題がない、もしくは緊急性に気づいていないと、2を学習する。そして最も意欲が低くなりがちなのが、3である。使うかどうかわからないものに対して、意欲的に時間を割こうとは思いにくい。

しかし、重要度でいえば、3がとても重要になるだろう。

業務より先回りして触れておけば、いざ業務で必要になったときに困ることが減り、そうすると自ずと1の学習が必要なくなる。そうすると、自然と2に時間を使うことができるようになる。

もし、業務で使用しなかったとしても、勿体ないと思う必要はない。ひとまずアウトプットしておけば、社内外から声がかかったり、別の業務をするときのアイデアの幅が広がったりする。

また、人や対象分野によっては、2と3が同じ人もいるだろう。そういう人は強い。将来の学習と自分の好みが同じで、一石二鳥になるからである。

3については、ある程度情報を先取りしている必要がある。常にアンテナを張っておかなくてはいけないが、ずっと続けていれば、それだけのリターンは必ずある。

一方で、いつも必要になってから学習するスタイルでいると、理解が浅く、調べながらの対応になり、時間をかけてクオリティの低い成果物を量産することになる。

緊急性に心を奪われて身に付けるスキルの順番を決めるのではなく、先々のメリットまで考えたうえで、学習するスキルの順番を決めていきたい。

関連する日報

    他責的な思考に陥らないためのヒント

    1,645 view

    山川優理子のプロフィール画像
    山川優理子 デザイナー
    ベイジに転職して二か月のディレクターが感じた、フルリモートで築かれる職場文化

    412 view

    川向健太のプロフィール画像
    川向健太 コンサルタント
    Slackで組織カルチャーを作る!当社の自作スタンプ活用例

    2,164 view

    古口 真凜のプロフィール画像
    古口 真凜 バックオフィス
    「ゆるふわ会議」撲滅法

    1,235 view

    野上 恵里のプロフィール画像
    野上 恵里 コンサルタント
    「ゆるふわ提案」撲滅法

    2,338 view

    大舘 仁志のプロフィール画像
    大舘 仁志 コンサルタント
上に戻る