ベイジに入社して1か月半経過した。担当するプロジェクトにも参加し始めた今、会社の文化や仕事の進め方に対して、毎日新しい発見がある。その分、入社当時の記憶はどんどん薄れていっているので、このタイミングで初月に感じた新鮮な気持ちを振り返りたい。
入社前はささいなことすぎて、人には相談しにくい心配がたくさんあった。しかしベイジでは入社直後からそれらを解消する機会が設けられていて、心理的負担がかからず次のステップに進める体制になっている。特に私は1か月目のオンボーディング期間で以下の3つの不安を軽減してもらったと思う。
前職ではオフィス通勤が必須だったので、会社員としてのリモートワーク経験はなかった。ベイジで使用するアプリケーションの数は、他社と比べて特に多いわけではないのかもしれない。しかし慣れていない立場からすると、最初は「全部使えるのか?」と少しハードルの高さを感じた。
これに関してはオンボーディングの担当メンバーが困ったときにSlackですぐにアドバイスを送ってくれて、分かりづらい作業の際は、わざわざ時間を割いてリモートでじっくり指示してもらうこともあった。さらに私がオンライン上で右往左往していると、別のチームで一度も会ったことがなかった人も「こうやって使うんですよ」と気軽に声をかけてくれた。
当たり前のことと思うかもしれないが、社内でルールがきちんと決められていて、それを皆が共有しているからスムーズにフォローできるのではないか、と思う。こういったサポートのおかげで、慣れていないアプリケーションに対するストレスは、早い時期に軽減されたと感じている。
入社前、ベイジは物事をロジカルに考え、仕事をバリバリ回す人が多いイメージを抱いていた。実際に会社に入ってみて、その予想はほぼ当たっていたと思う。レビューを受ける機会も多く、自分が足りない点も明確になる。そうすると「今後、他の人についていけるのだろうか?」という気持ちが自然に芽生えてくる。
そんなときにオンボーディングの一環として、「リアリティショック」という動画を視聴する回が用意されていた。代表の枌谷さんが昼礼の際にミニレクチャーとして語った内容なのだが、新しい環境に身を置いた際に、思い描いていたものと違うと感じてギャップに思い悩む、という現象について取り上げられていた。これは自分一人が抱えていることではなく、ベイジでもよく起こりがちなこととして説明されていて、私自身もそれを聞いたおかげでだいぶ前向きになれた。
またこうしたストレスにどのように付き合っていくかの説明もあって、ついていけないと落ち込むよりも、優秀な方たちから学ぶ機会がたくさんある、とポジティブに捉えることができているようになっている。実はここ最近も新たな仕事が始まるたびにリアリティショックを受けていたが、久々にこの動画を見て、また気持ちを変えることができた。
ライターとしての経験はあったが、実はウェブ制作に関わるのはベイジが初めて。もっとも不安だったのは、この業務をこなしていけるかどうかだった。現時点でもプロジェクトが始まったばかりなので、実務に取り組むのはこれからだ。しかし今後、どのような段階を経て案件を担当してくのかというロードマップを事前に説明してもらうことによって、自分が進む方向を確認して取り組むことができる。
プロジェクトが開始しても、チームで綿密にミーティングを行う体制が整えられている。周囲の人が1つひとつの状況を必ずチェックしてくれるので、非常に安心感があると思う。
ここまで最初の1か月を振り返ってみたが、何よりもありがたかったのは、オンボーディング担当の方とのミーティング時間である。入社前に不安に思っていたことが解消されても、新しい疑問点は日々浮かんでくる。それを引きずらずに済んでいるのは、毎日ミーティングで話して解決してもらっているおかげだ。1週間に一度ではない、毎日というサイクルも肝だ。それだけ手間をかけて接してもらっていることからも、ベイジは入社後のフォローにとても手厚い会社だ、ということを感じる。
このようにたくさんの人に支えられていることを忘れず、今後、本格的にプロジェクトに参加していきたい。