私は大学を卒業後、新卒でベイジのライターとなった。大学在学中は、特に文章を書くアルバイトなどをしていたわけでもないので、業界未経験での入社である。2022年の4月、緊張しながら自己紹介をした日から、早くも2年を迎えようとしている。メインで案件に入ることが増えた今日この頃、改めてこれまでの経験を振り返ってみようと思う。
ベイジでは、ミーティングの議事録作成を新入社員やライターが担当することが多い。これにより、ミーティングがどういった流れで進むのか、クリエイターはどう関わるのか、など議論の基本的な流れが理解できる。
入社してすぐは、慣れない作業に時間がかかることも多かった。しかし、ベイジでは、議事録を社内提出するとその都度フィードバックを貰うことができる。この文化のおかげで、回数を重ねるごとに、要点のまとめ方や読みやすい文章作成のコツが分かるようになり、基礎的な文章力が鍛えられたと感じる。
入社して3か月ほど経つと、初案件にアサインされる。初案件と言ってもいきなりメインで担当を任されるわけではない。先輩社員のサポートという形で、割り当てられた原稿のリライトや、先輩と一緒にキャッチコピーの案出しなどを行っていく。
先輩が出席するミーティングには、全て一緒に参加するので、顧客とのコミュニケーションや原稿制作の進め方など、ライターの業務の一連の流れを理解することができる。リライトした原稿やキャッチコピー案には、先輩から細かくアドバイスが貰えるので、安心して業務を進めることができる。
ベイジのライター業務には、サイトのコンテンツ制作だけでなくオウンドメディアの記事制作などもある。私の場合は、入社5か月目ごろに先輩の取材に同行させてもらい、6か月目には初めて一人で取材を行った。
初取材の際は、フォトグラファーさんや取材先との日程調整、取材当日のファシリテーション、原稿作成のスケジュール、原稿へのフィードバックまで、先輩に細かくチェックしてもらいながら進めていく。
その後、2回目以降は1人で一通りの業務を回すことになる。取材はサイト制作に比べて制作期間が短期間なので、要領を掴みやすい。比較的早く独り立ちできる業務なので、「ライターとして仕事をしている」と大きなやりがいを実感できた。記事制作は今でも好きな仕事のひとつとなっている。
その後もしばらくは先輩の案件サポートが続き、入社してちょうど1年後、初めて案件のメインを任された。原稿の進め方を顧客に説明するところから、情報集め、実際のリライトまで1人で行うことになる。とはいえ、いきなり全てを任されるわけではなく、先輩社員にはミーティングに同席してもらいアシストに入ってもらう。
先輩の進め方を見ていたとはいえ、いざ自分で実践してみると「顧客への連絡はこのタイミングでよいのか」「依頼の文章はこれでまずくないか」など不安が次々湧いて出てくる。ある程度一人で考えて、行き詰るようなら、早い段階で先輩に相談しながら、1つひとつできることを増やしていった。
完全な独り立ちは、そこからさらに2案件ほど経験した後になる。いきなり実践というわけではなく、徐々にひとりで行う業務を増やしていくという形なので、パニックになったり不安になることは少なかったように思う。
今回は未経験入社での体験談を紹介したが、ベイジでは未経験・経験者関係なくフィードバックをもらえる文化が根づいている。また、ライターだけでなく、他職種のメンバーにも相談しやすい環境があるので、1人で不安を抱え込むことなく業務に慣れていけると思う。
ベイジのライター業務や身につくスキルについての日報も発信しているので、興味を持った方はぜひ読んでみてほしい。
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