これから外部のライターの方と仕事をする機会が増えてきそうだ。できるだけお互い気持ちよく仕事を進めていきたい。そのために依頼側としてどのような配慮をしていけばいいのか。自分が過去にライターに依頼する立場だった時、「こうすればよかった」と反省したこと、また逆にライターとして仕事を受けた際に、「いいな」と感じた編集の方の行動を思い返して、気づいた点を4つ挙げてみたい。
依頼側としては、まず「取材日にライターの予定が空いているかどうか」に意識がいってしまう。そうすると原稿料や締切日の連絡を後回しにする人もいる。しかしライター、特にフリーランスの人にとってはもっとも大事な情報で、その内容によって仕事を受けるかどうか判断する材料になる。本来は依頼時に必ず伝えるべき項目だ。もしどうしても未確定の情報があれば、「分かり次第連絡します」とお伝えしておく。
「え? 連絡しない人がいるの?」と不思議に思う人もいるかと思うが、意外と原稿を受け取ったという返事をしない担当者はいる。自分がライターをしていた際も、4割くらいは連絡が来なかったような気がする。しかしライター側は「無事に納品されたのか?」と不安に感じるので、返信は必ずしておきたい。
原稿受け取り連絡より少なくなってしまうのが、記事公開の連絡だ。多忙な依頼側にとっては、忘れがちになってしまう作業なのだろう。しかしライター側にとっては、自分の原稿がどのように掲載されたのか当然気になる。完成形を見ることで、次回の改善点を見つける可能性もある。今後もよい原稿づくりをお願いするためにも、掲載URLの連絡、紙媒体の場合は見本誌の送付を忘れないよう心がけたい。
自分が書いた原稿に対する良い反応は、ライターにとってもっともモチベーションがあがるもの。お客さまや読者から感想をもらった場合は、すみやかに知らせよう。もしくは原稿を読んでみて、自分が感じたポジティブな意見を伝えるのも良いと思う。
以上は、当たり前といえば当たり前のことだ。だが自分が仕事をしてきて、すごいなと思う編集の方ほど、上のような基本的なことを欠かさない。そしてほめ上手で、ライターの力をさらに発揮させるのに長けていると感じる。
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