UI/UXデザイン

UI/UX研修

現場の第一線で活躍するメンバーが、
実務に活きる“設計力”を貴社にあわせて伴走支援します。

プロダクト開発の現場で耳にする、デザインの課題

プロダクト開発において、以下のようなデザインの課題に直面していませんか?

  • UI/UXの重要性は理解しているものの、社内にデザイン部門がないため、プロダクトに反映できていない
  • エンジニア主導の開発体制によりユーザー視点が不足し、顧客から使いづらいとフィードバックがある
  • ビジネス部門や開発部門との間で、UXなどの専門用語の共通認識を持てていない
  • デザインツールの操作が属人化し、プロトタイプの制作が遅れている

課題を放置すると起こりうる3つのリスク

これらの課題を放置すると、管理職にとって見過ごせないリスクが生じる可能性があります。

その1:生産性の低下

プロジェクトメンバー内で前提知識が揃っていないと、認識の齟齬から不要な作業が発生し業務効率が低下します。また、属人化が続くと、繁忙期や特定の社員の不在時にプロジェクトの遅延が想定されます。

その2:使いづらいプロダクト設計

エンジニア主導により機能優先で開発が進むと、ユーザー視点が不足し、使い勝手の悪いプロダクトが生まれてしまう可能性があります。とくにSaaSの場合は、顧客満足度の低下や解約率の上昇に影響を与えるおそれがあるでしょう。

その3:人材流出

社内でメンバーのスキルに差があると、スキルの高い社員に過度な業務負荷がかかり、心身の不調による離職・休職のリスクが高まります。一方、スキルが十分でない社員は重要な案件を任されず、成長の機会を求めて転職してしまう可能性があります。

これらのリスクを防ぐには、社内共通のスキル・知識を身につけることが重要です。

社内共通のスキル・知識の定着を支援します

ベイジのUI/UX研修は、官公庁から大企業まで多様な業界での支援実績をもとに、現場ですぐに活かせるノウハウを提供します。

経験豊富な社員が実践で得た知見をお伝えし、貴社のデザインスキルの底上げに貢献します。また、他部門と一緒に研修を受けていただくことで、社内共通の知識を身につけることができます。

研修は、Figmaの使い方、OOUIをはじめとする設計手法、UXの重要性など、受講者のレベルや課題に合わせた複数のメニューをご用意しています。

研修メニュー

【全10回】UX基礎研修

UXの基礎的な理論や設計の方法を体系的に解説します。座学による知識習得と実践的な演習でスキルの定着を図ります。

  • 形式:座学・実践
  • 回数:10回(週1回)
  • 場所:オンライン
  • 価格:180万円(税抜)~

UI/UX設計力が身につく1Dayワークショップ

UI/UX設計の基本やOOUIなどの設計手法を1日でお伝えする短期集中研修です。ワークショップを通じて実務に即したスキルを習得いただけます。

  • 形式:座学・実践
  • 回数:1回
  • 場所:オフラインまたはオンライン
  • 価格:180万円(税抜)~

研修内容例(当日のタイムスケジュール)

  • 10:10~10:30 要件の整理(座学)
  • 10:30~11:00 OOUIとは?(座学+ミニワーク)
  • 11:00~11:30 オブジェクトを発見する
  • 11:30~12:00 プロパティとアクションを考える
  • 13:00~14:00 ビューと動線を考える
  • 14:00~15:30 画面を考える
  • 15:30~16:30 ワイヤーフレームをつくる
  • 16:30~17:00 振り返り

テーマ別スポット研修

特定のテーマに絞り、ベイジのノウハウを短時間で提供します。マネージャー層や非デザイナーに、UXの考え方や重要性を伝える機会としてもおすすめです。

  • 形式:座学のみ
  • 回数:1回
  • 場所:オンライン
  • 価格:30万円(税抜)~

テーマ例

  • なぜ業務システムには「使いやすさ」が必要なのか?
  • SaaSがUI改善する7つのメリット
  • メンタルモデルとUI
  • 1000人の回答と11の業務から見えた「使いにくいシステム」を放置するリスク

Figma初心者のための基本スキル研修

Figma初心者向けに基本的な操作方法を解説します。

  • 形式:座学・実践
  • 回数:3回
  • 場所:オフラインまたはオンライン
  • 価格:85万円(税抜)~

このような方におすすめ

  • 新入社員・中途社員のオンボーディングを効率化したい
  • UI/UXの改善やプロトタイプの内製化を進めたい
  • プロトタイプの重要性は理解しているがデザインツールを使えない

オリジナルの研修プログラム

お客さまのご要望に合わせて、社内研修を独自に設計して実施することも可能です。
お問い合わせ

目的別のおすすめの研修メニュー

研修の特長

明日から活かせるノウハウを提供

ベイジは様々な業種業態のシステム改善の実績があります。これらの知見をもとに、明日から実務で活用できるUI/UXのノウハウを提供します。

経験豊富な社員が講師を担当

研修の講師は、ベイジの経験豊富なUXリサーチャーやUIデザイナーが務め、机上の空論ではない「実践知」をお伝えします。座学だけでなく実務に近い演習を通じて、知識の理解からスキルの定着まで支援します。

講師のご紹介

野上 恵里(コンサルタント)
HCD-Net認定人間中心設計スペシャリスト。

10年間で営業・事務・企画・生産管理などの職種を経験し、Webディレクターとしてのキャリアをスタート。これまでの経験を活かし、業務系システムのUX・UI改善に従事。

中島 碧(コンサルタント/ディレクター)
ウェブサイト制作のディレクションや業務システムのUX・UI改善業務に従事。エンジニアとして業務システムの開発・業務支援を経て現職に。

塚元 舞賀(コンサルタント/デザイナー)
HCD-Net認定 人間中心設計専門家。

業務システムのUI/UXを得意領域とし、政府系ワークフローシステムや人材領域の試験サービス管理画面等のUIデザインの実績あり。UX/UIデザインだけでなく、他社のデザイン組織支援・育成支援実績もあり。

課題解決に向けてカスタマイズする研修内容

研修前に、ご担当者さまとのヒアリングの機会を設けます。目的、課題、メンバー構成などを踏まえて研修内容を柔軟に調整いたします。ご要望があればお気軽にご相談ください。

研修後も継続して活用できる資料

研修で使用したスライドは、社内の研修資料として無期限でお使いいただけます。またオンラインの場合は、録画データもご提供いたします。

研修の導入事例

ベイジのUI/UX研修を受講した企業様の事例を一部ご紹介します。

某システム開発会社様

【全10回】UI/UX基礎研修を導入いただきました。

ご相談の背景
同社は、システム開発においてユーザーが利用しやすいインターフェースを提供するために、UI/UX人材の育成を進めていました。しかし、デザイン思考などの考え方は学習したものの、実務に活かすための具体的なノウハウが不足していました。

研修内容
システムエンジニアや新規事業開発担当者向けに、研修メニュー「【全10回】UI/UX基礎研修」を開催。座学でUXデザインの考え方やリサーチの手法をお伝えし、実践形式でUXリサーチの一連の流れを体験しました。

参加者の声

  • 業務でユーザーのニーズ調査を行っているため、受講した内容をすぐに活用できそうです。
  • ペルソナを深掘りすることの重要性を理解したので、実務に活かしたいと思います。
  • ユーザーインタビューを経験したことがなかったため、実践形式で体験できて良かった。
  • オンラインの研修でしたが、ツールを使用してオフラインのように実施できました。
  • 研修期間の調整や実践を多めにしたいという要望にも柔軟に対応していただきました。

某B2Bソリューション提供会社様

UI/UX設計力が身につく1Dayワークショップを導入いただきました。

ご相談の背景
同社のUIデザイナーチームの課題は、UXデザインの5段階モデル(※)における「構造」の知識とスキルに差があることでした。そこで、構造段階で求められる情報設計スキルを向上させるために、研修を検討しました。
※UXデザインの5段階モデル:UXの要素を表層、骨格、構造、要件、戦略の5つの段階に分類したもの。

研修内容
研修メニュー「UI/UX設計力が身につく1Dayワークショップ」をオフラインで開催。UIデザイナーを中心に、UXデザイナーやエンジニアなど約20名が参加しました。

具体的には、OOUIの考え方をもとに、要件整理からオブジェクト設計、画面構成、ワイヤーフレーム制作までグループワーク中心で実施し、構造設計に必要なスキルを実践形式で体験いただきました。実案件をもとにした題材を用いたことで、業務への応用を意識した議論が活発に行われました。

参加者の声

  • 一連の流れを体験したおかげで、OOUIの活用方法が理解できました。
  • UIデザイナーとエンジニアが一緒に参加することで、連携が必要な業務での活用イメージを掴めました。
  • オブジェクト設計の効果を把握できました。
  • 講師の方の実務を活かした説明が分かりやすかったです。

東京海上日動システムズ様

テーマ別スポット研修を導入いただきました。

ご相談の背景
当社が開発するすべてのアプリ・システムが、ユーザーにとって使いやすいものになることを目指しています。その実現のためには、開発部門の社員にもデザインへの関心を持ってもらうことが重要だと考え、これまでも社内で関心を高めるための取り組みを行ってきました。

しかし、これまでの施策では、参加者が一般顧客向けシステムの開発担当者に偏る傾向がありました。そこで今回、より多くの開発者に響くよう、「業務システムのUI/UXデザイン」というテーマを選定しました。

研修内容
研修メニュー「テーマ別スポット研修」をオンラインで60分間開催。開発部門のメンバーが約70名参加し、業務システムのUI/UX改善に取り組むべき理由や、明日から実践できる具体的なノウハウをお伝えしました。

お客さまアンケートの結果

  • 満足度:4.55(5段階評価)
  • 研修を理解できた方:70%
  • 研修が業務に活かせそうと思った方:99%

研修開始までの流れ

①お問い合わせ
まずはお問い合わせにて、お気軽にご相談ください。
お問い合わせ

②ご提案
研修の目的や課題感をヒアリングし、最適な研修メニューをご提案いたします。

③ご契約
本研修に関するご契約書を送付します。

④研修内容の決定
契約・発注後は複数回ミーティングを実施し、貴社とコミュニケーションを取りながら研修内容を決めていきます。

⑤研修の実施
内容が決定しスケジュール調整のうえ研修を開始いたします。

よくある質問

みなさまからよくいただく質問をまとめています。

Q1.

オンラインでも受講は可能ですか?

可能です。研修メニューは、すべてオンラインで受講いただけます。

Q2.

座学よりも、実践形式の研修を多めにすることは可能ですか?

可能です。研修の目的や課題に合わせて内容をカスタマイズいたします。

Q3.

発注後、すぐに研修をお願いすることは可能ですか?

既存の研修メニューであれば、すぐに実施可能です。カスタマイズが必要な場合は、準備期間として1〜2週間いただくことがございます。

Q4.

参加人数に制限はありますか?

座学の場合、参加人数に制限はありません。しかし、ワークショップなどの実践形式は、双方向のコミュニケーションを確保するために20名以内を推奨しております。20名以上での開催をご希望の場合は、事前にご相談ください。

Q5.

小規模のチームでも依頼可能ですか?

可能です。チームの人数や企業規模に応じて最適な研修メニューをご提案いたします。

Q6.

研修メニュー「【全10回】UI/UX基礎研修」は、回数が決まっているのでしょうか?

お客さまのご要望に合わせて回数を変更することも可能です。

お問い合わせ

社内研修は、業務システムやSaaSアプリのUI/UXデザインに強いウェブ制作会社ベイジにお任せください。お客さまの社内決裁等の事情にはできる限り柔軟に対応いたします。まずはお気軽にご相談ください。

ナレッジ

私たちは、豊富な実績から導き出された成功パターンを抽出した様々なメソッドを持っています。これらのメソッドを積極的に活用し、使いやすいアプリケーションを提案・実現していきます。

実績

ウェブ制作で培ったノウハウを活かし、企業や官公庁で使われる業務用システム、SaaSのUIをデザインします。UXデザインやデザイン思考のメソッドを取り入れながら、業務生産性を高めるアプリケーションのUIを提案します。

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