BtoBサイト

BtoBサイト改善コンサル

BtoBマーケティングの全体像からウェブサイトの課題を分析し効果的な改善ポイントを具体的にお伝えします。

解決できる課題

お客さまからの評価が高い、ベイジの戦略フェーズだけをご提供するサービスです。以下のようなお客さまはご相談ください。

  • 社内に制作チームがあるが、ウェブ戦略までは考えられない
  • 付き合いのあるウェブ制作会社は存在するが、戦略的な提案は難しい
  • BtoBサイトに詳しい第三者からのアドバイスが欲しい
  • どんなウェブサイトをどのくらいの予算で作るべきか、まず検討したい
  • BtoBマーケティングまで踏み込んで、ウェブサイトのあるべき姿を整理したい
  • 社内の関係者を説得し、ウェブサイトのリニューアルにこぎつけたい

ベイジの特徴

01

BtoBマーケティングから相談できる
コンサル色の強いウェブ制作会社です

BtoB企業を中心とした200以上のウェブサイトを手掛けた実績から、マーケティングにおけるウェブサイト活用の成功パターンを熟知し、メソッド化しています。BtoBサイトに関する知見の一部は『BtoBサイト・チェックリスト』『BtoBサイトの標準ワイヤーフレーム』としても公開しています。

02

「指示したことしかしてくれない」とは言わせない、
率先して提案していく姿勢の会社です

具体的な改善に入る前に、ビジネス要件の調査や分析をしっかりと行います。私たちが御用聞きや指示待ちにならず、自分たちから率先して提案できるのは、経験豊富なこと以外に、お客さまのビジネスや事業をしっかりインプットし、理解するからです。

03

デザイン、CMSからコンテンツ制作まで熟知

ウェブ制作に必要な全職能が在籍し、ワンストップでサービスを提供しています。コンサルティングといっても、机上の空論ではなく、実現可能性も考慮した現実的なご提案を信条としています。また、制作に入って以降のアドバイザーとして、継続的にご依頼いただくことも可能です。

BtoBサイト改善6つのポイント

その1:BtoBマーケティングの特性と全体像を掴む

ウェブサイトの成果は、他のマーケティング施策の影響を大きく受けます。なぜなら、SEOを担わない限り、ウェブサイト単体では集客できず、他の施策の後工程や受け皿として機能する特性があるからです。そのため、マーケティング全体の目的や課題を把握した上で、ウェブサイトのあるべき姿を考える必要があります。

私たちはBtoBマーケティングのセオリーを熟知した上で、お客さまのビジネスを多角的に理解してコンサルティングを行います。これは、PV、セッション、コンバージョン、ウェブリードといった表面的な数字に踊らされず、本質的に事業貢献できるウェブサイトを追求したいからです。

BtoCとBtoBの一般的な違い。この違いが頭に入っているだけで提案の精度が変わります。

その2:現実的な目標を立てる

お客さまが作成したRFPを拝見すると、その妥当性が検証されないまま、「リニューアルでアクセス数を2倍に」といった根拠がない数字が並んでいることがあります。私たちは事業計画や売上目標から10段階にブレイクダウンした独自のシートを用い、ウェブサイトの現実的なKPIを導き出します。また、限られた数字を追うだけでなく、複雑で多面的なウェブサイトの効果を俯瞰的に捉え、現実的な目標を設定します。

目的からウェブサイトの役割を導き出すこのようなツリー図

その3:顧客を観察する

企業目線でウェブサイトを作ると、顧客目線からかけ離れて、結果的に成果がでないウェブサイトになってしまいます。そのため私たちはまず、顧客をよく知る営業やカスタマーサクセスに入念にヒアリングを行います。また、商談の録画データを視聴したり、顧客に近い被験者を集めてユーザーテストやインタビューを実施することもあります。もちろん可能であれば、顧客に直接インタビューをさせていただきます。このように、ユーザーの体験や心理に対する入念な考察から、顧客目線でウェブサイトを改善していきます。

ユーザーテストの様子(最近はオンライン実施が多いです)
レポートの一例

その4:コンテンツ内容とコピーを見直す

ウェブサイトの改善というとUIやビジュアルを対象にしがちですが、最も重要なのはコンテンツ内容です。その次に文章などのコピーです。この2つを変えない改善は、ほとんど意味がありません。ライターチームを抱える私たちのコンテンツ制作に関するノウハウを活かして、ウェブサイトのコピーのあるべき姿を示します。

参考リンク

その5:CTAを再定義する

ウェブサイトの成果に影響を与える要素が、CTA(コール・トゥ・アクション)と呼ばれるボタン群です。BtoBサイトではコンバージョンユーザーの約50%はサイト訪問直後にフォームに直行し、その半数は初回訪問で回遊せずコンバージョンします。私たちは「CTA設計書」というドキュメントを作ることもありますが、CTAを中心に改善すると、最短ルートで成果に繋がることが多いです。

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カスタマージャーニーのステージに合わせてCTAを定義したCTA設計の一例

その6:セオリーに従う

数々のウェブサイトを手掛けてきた私たちは、共通特性や成功法則などのナレッジをメソッド化して蓄積しています。こうした「型」を無視して、ゼロから車輪の再発明をするような改善は避けるべきと考えてます。標準的な枠組みにお客さまの個性となる個別のビジネス要件をミックスすることで、実効力のあるウェブサイトの改善案をご提案します。

参考リンク

プロジェクトの進め方

プロジェクトの実際の進め方は、予算や納期など、お客さまの前提条件を踏まえて協議しながら決めていますが、基本的には以下のような進め方を推奨しています。

1. プロジェクト設計

お客さまとの契約締結後に、最初に行うのがプロジェクト設計です。チームメンバー、プロジェクトのゴール、プロジェクトのスコープ、お互いの役割分担、進める上での共通ルールなどを双方で確認し、スムーズなプロジェクト進行を実施するための土台を作っていきます。具体的には、以下のようなことを行っていきます。

  • プロジェクトチーム編成
  • WBS作成
  • プロジェクト開始連絡
  • プロジェクト環境の準備
  • プロジェクト定義書の作成
  • キックオフミーティング

2. 戦略

ウェブサイトの戦略要件を整理するフェーズです。本来、ウェブサイトに影響するマーケティングの戦略や要件は、ウェブサイトの発注を決める前には決まっているべきですが、お客さまに代わり、マーケティングとウェブサイトを熟知した私たちが必要な戦略要件の整理を行います。

すべてのマーケティング施策は、前提となる経営戦略や事業戦略、マーケティング戦略の影響を受けた上で、ブランド認知や訪問者、コンバージョン、成約に繋がります。ウェブサイトも例外ではなく、各種戦略と連動して一貫するから成果に繋がります。つまり戦略フェーズは、前提となる各戦略条件を整理した上で、設計・開発・運用に、戦略の軸を通してウェブサイトの事業価値を高めるためのフェーズといえます。

戦略フェーズは、大きくは調査、ワークショップ、ディスカッションに分かれ、それぞれでさらに詳細なタスクや検討項目が設定されています。独自に作り上げたメソッドやフレームワークを多く用いますが、クライアント固有の事情に合わせることも多く、プロジェクトごとに柔軟に進め方を変えています。

ウェブ戦略と関係する他戦略と、設計、開発、運用への影響を表した図

戦略フェーズは、大きくは調査、ワークショップ、ディスカッションに分かれ、それぞれでさらに詳細なタスクや検討項目が設定されています。独自に作り上げたメソッドやフレームワークを多く用いますが、クライアント固有の事情に合わせることも多く、プロジェクトごとに柔軟に進め方を変えています。

2-1. ディスカッション

戦略フェーズの中心になるのが、お客さまとのディスカッションです。BtoBサイトや採用サイトの場合は5のステップに従い、事業からWHYを重ねてウェブサイトの構成案までブレイクダウンしていくことで、多角的にウェブサイトについて議論を重ねていきます。

BtoBサイトの戦略フェーズで用いている5のステップ

議論は主にアイデアを発散する「ディスカッション」と、アイデアを収束していく「サマライズ」に大別されます。ディスカッションとサマライズを交互に行いながら、約2ヵ月に渡って、議論の発散と収束を行っていきます。

ベイジの戦略フェーズの会議体と進め方

こうした議論を繰り返しながら、最終的には「ウェブ戦略マップ」として、40~60枚程度のドキュメントにまとめられます。

ベイジの戦略フェーズが終了した時点で納品されるウェブ戦略資料の一覧

2-2. 調査

ディスカッションの内容に合わせて、必要なリサーチを並行して行うことがあります。具体的な実施内容は、案件特性、予算、スケジュールなどを含めて検討して、決定していきます。

  • ヒアリング
  • ユーザーテスト(ユーザビリティテスト)
  • アンケート(インターネットアンケートを含む)
  • 行動観察(UXリサーチ)
  • アクセス解析
  • デスクリサーチ
  • 競合分析

2-3. ワークショップ

関係者が集まり、アイデアや問題解決方法を議論することがあります。リアルで会場に集まってオフラインで行うこともあれば、オンライン上でMiroなどを用いて行うこともあります。

ワークショップの目的は大きく2つあり、1つは有益な問題解決法を導き出すこと、もう一つは、関係者間の目線合わせです。普段会話をすることがない、立場が異なる関係者同士が同じテーマについて話し合うことで、認識の齟齬に気が付き、認識が共有され、相手の立場を理解しながら同じ目線で物事を考えられるようになります。

ワークショップのテーマとしては、以下が選ばれることが多いですが、これらも話し合いながら決めていきます。

  • ペルソナ
  • カスタマージャーニー
  • 商材の価値
  • コアストーリー
  • コンテンツのアイデア

3. 情報設計

いわゆるワイヤーフレームを設計するフェーズです。戦略フェーズで決定したサイトストラクチャと要件リストに基づいて、精緻なワイヤーフレームを作っていきます。BtoBサイトでは雛形となるワイヤーフレームが用意されていますが、それを元にしながら、マーケター、ディレクター、デザイナー、ライターがアイデアを出しつつ、スクラム的にワイヤーフレームを作り込んでいきます。

ワイヤーフレーム一覧
導線説明と配置する各要素の解説

4. プロジェクト支援

戦略フェーズもしくは情報設計フェーズでコンサルティングはいったんは終了します。当然ながら、それ以降の支援やレビューが必要な場合には、積極的に協力いたします。遠慮なくお申し付けください。

お問い合わせ

BtoBサイトの改善なら、調査・分析とコンサルティングに定評のあるウェブ制作会社ベイジにご相談ください。 営業段階では、1~2度の打ち合わせと、会社紹介、実績紹介、進め方、見積書、スケジュールのご提示を行います。お客さまの社内決裁等の事情にはできる限り柔軟に対応いたしますので、ご要望があればお気軽にご相談ください。

ナレッジ

私たちは、豊富な実績から導き出された成功パターンを抽出した様々なメソッドを持っています。これらのメソッドを積極的に活用し、成功確率の高いウェブサイトを提案・実現していきます。

よくある質問

みなさまからよくいただく質問をまとめています。

Q1.

費用はどのくらいかかりますか?

ご依頼いただく内容と前提条件によって大きく変わるため、端的にお答えすることができません。ただし、通常300~500万円くらいの範囲になることが多いです。詳しくはお問い合わせください。

Q2.

期間はどのくらいになりますか?

こちらも規模によりますが、通常、2~3カ月ほどになります。

Q3.

どのくらい前までに依頼する必要がありますか?

時期にもよりますが、通常、2~3カ月のリソースは埋まっていることが多く、プロジェクトを開始する2カ月前にはご発注の意思決定していただくことが多いです。これも状況によりますので、詳しくはお問い合わせください。

Q4.

CMSやサーバの選定も手伝ってもらえますか?

はい、必要であれば我々の方でご提案させていただきます。このようなお問い合わせは多く、標準で比較表も持っております。気軽にご相談ください。

Q5.

あとから制作もお願いしてもいいですか?

可能です。ただしリソースの問題で制作のスケジュールが先に延びてしまうことがあるので、なるべく早めにお申し込みください。

Q6.

提案コンペ用や入札用に企画書を作ってもらうことは可能ですか?

可能です。ただし正規のプロジェクトと同じ費用・期間が必要となります。そのため、公共事業などの大規模な入札のご支援は可能ですが、民間企業が短期間で行うコンペの場合、結果的にはご支援できないことが多いです。その点ご了承ください。

Q7.

代理店ですが、依頼することは可能でしょうか?

可能です。ただし、発注主である企業様が私たちのことを理解しないまま担当すると、スムーズな進行ができなくなるリスクがあります。そのため、お請けする条件を以下とさせていただいております。

  • 発注企業様と面談し、発注企業様にも納得して私たちを選んでいただくこと
  • プロジェクトにおいて、発注企業様と直接コミュニケーションを取れること
  • 代理店様の進行管理下には入らないこと(進行は私たち主導で行います)
Q8.

オンラインでの対応は可能ですか?

はい、可能です。弊社でもリモートワークを推進しており、オンラインでの業務にも習熟しております。お気軽にご相談ください。

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