ベイジにいると情報が点から線に変わる

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デザイナー 池田 彩華

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入社する前はほぼ独学だったこともあり、どんな情報を集めればいいのかわからないし、情報を集めてもそれらはバラバラで、点の状態のものが多かった。

でもベイジに入社してから、効率よく情報をキャッチできるようになった。もう少し詳しく言えば、情報と情報が繋がるようになってきた。

ベイジでは社内の情報共有ツールにTumblrを採用している。このことはベイジの採用サイトに書かれていたので、私も入社前からTumblrを使用し、ベイジにいる人たちの投稿をフォローしていた。ただ、発信される情報を外部から一方的に見ていても、それが実際どのような文脈でシェアされたのかまでは分からなかった。

しかし入社した今、会社の状況や話題に上がったことを理解した上で、Tumblrにシェアされた情報を見ることができる。さらには週に1回、Tumblrで共有したことについてお互いが説明しあう機会もある。同じツールを使っていても、入社前と入社後では触れる情報の密度が大きく変わった。

ネットを駆使すれば情報収集は一人でもできる。でも一人で情報を集めるよりも、各自が集めた情報をシェアし、その情報をまた誰かがキャッチアップするサイクルを作れば、一人ではできない多様な情報との出会いが可能になる。

例えば先日長田さんが仮想通貨マイニングに関する記事をシェアしていた。この情報には

1回目:Tumblr
2回目:社内日報
3回目:外部の知人との会話
4回目:勉強会(月曜日定例)

と、なんと4回も接触していた。

入社するまでは、「へー、こんな記事があるんだ」で終わっていた。しかし、接触回数が増えたことで、情報の密度が高まり、理解が深まり、他の情報と繋がっていくようになった。まさに情報が、点から線に変わっていくようになった。あるいは細い線が太い線になっていくようになった、ともいえる。この太い線はいつか太い柱にもなるだろう。そんな期待もある。

一人で高度な情報収集ができる人はそれはそれですごい。でもベイジのように、会社単位で総力戦のように皆で勉強しあう環境も本当に素晴らしい。これは一人では実現できない。

情報をインプットしてもそれが必ず役立つわけでもないけど、こういった小さな情報との出会いを積み重ねていくと、やがてそれが自分にとって大事な知識やスキルになる瞬間がくると思っている。

そうなるためには継続が大事だ。頭の中をクリアにして、会社の中で流れている多くの情報に積極的に触れ、点が線になることを感じながら、自分なりに体系化していきたいと思う。

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