ちょっとした不安を放置することのリスク

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デザイナー 高島 藍子

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最近、ある案件の全体の作業量が見えずに、ひとり「終わらないかもしれない…」と不安に苛まされていた。

そんな中、担当ディレクターと一緒に残タスクを洗い出したことで全体像を把握でき、明確に何画面分の作業が残っているのかが判明したので、だいぶ不安を解消できた。

今回は、そこで得られたちょっとした学びを記したい。

私がひとりで不安な状態に陥ってしまったそもそもの原因は、案件の初期段階で『一から作成が必要な画面』と『必要でない画面(パーツ集で作業を省略できる画面)』を区別できていなかったためだ。

画面には『優先して作成する画面』が存在していたが、他の画面も優先ではないだけで、一からの作成が必須だと考えていた。そのため、締切の2ヶ月前で半分以上の画面が残っている状況に対して「え…無理」となってしまった。

でも、そもそもの認識がズレていて、パーツを使って作業を省略できる画面も複数存在しており、冷静に考えれば残り2ヶ月でも十分に可能な量であることが分かった。

私は、このように自身の確認不足によって、無駄に不安になって業務が非効率になることが起きがちだ。

自分の中で「あれ?」と思っても、そのモヤモヤを人に相談できるようになるまでに時間がかかってしまう。それは恐らく言語化が苦手だからだと思う。

ひとりで不安を抱え込まないためにも、言語化するスキルを身につけるたい。ベイジには日報という、言語化練習の場があるので、それを上手く活用したいと思う。

一方で、人と話すことで自分の言いたいことがまとまり、言語化できることもある。自分の思っていることを正確に言語化できないからといって、相談したり質問するのを遠慮すると、それはそれで悪手になる場合もある。

プロジェクトの状況やスケジュールによって、ベストな答えは変わるかも知れないが、「不安」が現れたときには、できるだけ素早く不安を言葉にする、それが難しければ無理をせずに人に頼るを実践していきたい。

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