工数を算出するとき、1人日50,000円で計算して見積りを出したとする。
1日8時間労働の場合、1人時6,250円である。
3人で1時間ミーティングをしたとすると、18,750円になる。
私たちのような制作会社の場合、そのお金を支払うのは基本的にクライアントである。
このように、お金を意識すると、時間に対する意識も変わってくる。1時間ミーティングしたが進展もなく、何も決まらなかったとしても、その時間に対してお金は必ず発生する。そう考えると意味のあるミーティングをしようとする気持ちも高まるだろう。
私たちが作業している時間は常にお金が発生していて、クライアントがそのお金を支払っていることを考えると、無駄な時間の使い方はできないはずである。
また、無駄を減らす点では、改めて次のことを振り返り行動したい。
- 連絡はシンプルに、要件のみを伝える。
- 口頭で済む連絡は口頭でする。
- 意味のあるミーティングなるようにゴールを明確にしておく。
- 自分が原因の問題も気づいた時点で正直に話す。
- テンポよく話す。
- 型やルールに固執せず、柔軟に対応する。
会社には遊びにきているわけではないので、時間とお金の関係は常に意識したい。