カッコつけた言葉より、伝わる言葉を選ぼう

ベイジでは「Twitter道場」という取り組みを行っていて、参加者は週ごとに自分のツイートと反応を振り返り、それに対してお互いアドバイスを伝えあったりしている。

そこで先日、とある自分のツイートがわかりにくい、という話になった。文章のわかりにくさは、Twitterだけではなく、会社で日報を書くときなどにも感じていた課題である。

なぜ、わかりにくくなってしまうのか。改めて自分が書く文章の特徴を考えてみると、以下のような問題点が見つかった。

  • 小難しい日本語が好き
  • 一般的ではない単語を使いがち
  • 遠回しな表現が多い

要するに、「カッコつけた言葉」を使っているのだ。この3つが当てはまっているツイートは反応がよくない。

また、自分がどんな流れでツイートを考えているかも、振り返ってみた。

  1. 伝えたいことを殴り書きする
  2. 時間をおいて文章の構成を整理する
  3. 細かい言い回しが気になり始める
  4. 伝えたいことが二の次になり、わかりにくい文章ができあがる

途中から、伝えたかった本題よりも表現のほうが気になってしまい、わかりにくくなるパターンが多いようだ。

もちろん読み手の興味を引くため、表現を工夫しようとするのは悪いことではない。だが、もっとも優先すべきなのは内容が相手に伝わることだ。小難しい日本語や一般的ではない単語を使うのは、相手を想った工夫ではなく、ただの自己表現に近い。

この失敗パターンを防ぐため、最近は内容の伝わりやすさを意識して、ツイートを書き直すようにしている。たとえば、とある日のツイートで最初に下書きした文章は、こんな感じ。

気持ちがやられている時は、無理にそのまま頑張っても意味がなかったりする。

そんなメンタル状況の中だと正常な判断力がないので、やればやるほど余計な失敗が増えたり。。。後でそのリカバリをすることになるのもしんどみが深い。

なのでいっそ、意志を持って寝てしまい、一晩明けて冷静になると、不思議なくらい考えがまとまったりする。(ぼくの場合は酒に溺れて酩酊するのもセット)

明日の涙は明日流せばいいって小田和正も言ってた。本当に涙になるかはしらんけど。

この時は本当に気持ちが落ち込んでいたので、そんな状況で仕事なんかできるかと思って書いた。しかし、「気持ちがやられている」というのは自分の話でしかなく、単純に「疲れている時」と書いたほうが、わかりやすく共感できるのではないだろうか。

「メンタル状況」「意志を持って寝る」「しんどみ」など、クセのある言葉づかいも多い。お酒や小田和正の話も、面白いかなと思って書いたが、ほぼ自己表現であって本題には関係がない。

…といった反省を踏まえて、次のように変えてツイートしてみた。

脳が疲れている時は、無理にそのまま頑張っても良い結果は生まれにくい。

正常な判断力がないので、行動するほどNGが増えたりすることも多い。

全てを忘れて寝てしまい、一晩明けて冷静になると、自分でも不思議なくらい考えがまとまったりする。

すると、複数のフォロワーさんから共感のリプライや引用リツイートをいただけた。いいねも、いつもより多めにもらえた。

せっかくTwitterをやるなら、わかりやすく「なるほど!」と思ってもらえる内容を発信したい。Twitterで相手に伝わることを重視して簡潔に文章を考える訓練は、日々の業務にも活きている。

これから文章を書くときは、「カッコつけた言い方しようとしてない?」「伝えたいことが簡潔にまとまってる?」と気にしていこう。