未経験デザイナーのアウトプットを改善させた3つのマインド

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デザイナー 山崎 勝椰

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私は法人営業を5年、Web担当者を2年経験し、業界未経験のデザイナーとして2021年6月にベイジに入社しました。入社してからの8ヶ月を振り返って自分がデザイナーとして働く上で意識してきたことについてご紹介します。

①まずはじめに、「自分はプロだ」という姿勢

入社して最初に取り掛かった業務は、ブログのOGP画像作成でした。自分は未経験で入社したこともあり、「やったことないしこんなものかなあ」と人からアドバイスをもらうことを前提に作成してしまいました。

その結果、プロのデザイナーの基準を満たしていないというフィードバックをいただき、結構グサッときたのを覚えています。

ただ、これはとても重要なフィードバックだったと思っており、入社した以上、社外から見れば自分もプロのデザイナーとして見られるという意識が強く芽生えました。

その後は、都度「これは本当にプロが作ったと思えるか?」と自問自答することで、自分自身の中で何度もブラッシュアップするようになりました。現在は入社当初と比較するとアウトプットの質が向上しており、この意識の変化は自分に大きな影響を与えたと思っています。

②小休憩を挟み、第三者の視点からセルフチェックする

目の前の制作に一生懸命になると、視野がどんどん狭くなってしまうものです。私も入社当時は、要素の並びや文字詰めなど、細かい部分でのズレや違和感に気づかずフィードバックされることがよくありました。

なるべくこうした細かい部分はフィードバックされる前に自分自身で気づけるようにしたいと思い、今は作り終えたら提出する前に一旦小休憩を挟んでチェックすること、第三者の視点で粗探しすることを徹底しています。

休憩を挟んでから重箱の隅をつつくようにして見てみると、自分で修正箇所を見つけられるようになるので、この方法はとてもおすすめです。

③自分の感覚だけで突き進まない、参考を探しまくる

最初の頃はデザインに取り掛かる際、すぐに自分の手を動かしてしまいがちでした。

その結果、自分の感覚だけでデザインしようとしてしまい、色やサイズ感、UIなどが適切な形にできなかったり、根本的にその表現が間違っていることに気づかず、小さい修正をひたすら続けて時間を浪費してしまったりということがよくありました。

フィードバックでも「世の中のデザイナーが作ったものを参考にした方が良い」と指摘されることが多かったです。

そこで、最初にすぐに自分の手を動かそうとするのではなく、ある程度どのように作るかテイストやテーマを決めたら参考となるデザインを大量に集めるようにしてみました。

すると、集めた参考からいくつか共通項(例えばテキストのおおよそのサイズは16〜18pxくらいみたいな)が見えてくるようになり、それらを活かしてデザインに落とし込むことで、アウトプットの質が目に見えて向上するようになりました。

この経験から、何を作成するにしてもまずは参考を大量に集めてくるということを心がけるようにしています。

おわりに

ベイジに入社してデザイナーとして学んだことはたくさんありますが、特にアウトプットの質が上がるきっかけになったと感じたことを今回まとめてみました。
「未経験」からレベルアップしていくには、表現方法などのスキルアップももちろん重要ですが、大前提としてこのようなデザインに向き合う姿勢や意識、考え方があってこそ、スキルが積み上がっていくのかもしれません。

これからもこれら3つのことを大事にして、デザイナーとしてレベルアップし続けられるように頑張りたいと思います。

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