ゆっくり話すコツ

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ライター 白鳥 菜都

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早口であることに悩む人によく出会う。私も以前は早口だったのだが、最近はむしろ「話すのがゆっくりだ」とか「落ち着いて話しているように見える」と言われることが増えた。自分なりに、早口が解消できたコツを思い出してみる。

句読点を頭に浮かべる

よく、早口の人の特徴として「間がない」ことが挙げられる。矢継ぎ早に話されても話の内容は入ってきづらい。だから、私は文章の終わりに「。」があることを頭に思い浮かべて話すようにしている。

「。」まで頭の中で読み上げると、自然と間が生まれる。「。」を頭に思い浮かべられるようにするには、何でもいいので音読をしてみるのがおすすめだ。

質問や相手のリアクションを待つ回数を増やす

自分ばかりが話し続けると、早口は加速するような気がする。こまめに相手が話すターンを作ることで、早口になりすぎずに済む。

また、たとえ話のペースが速かったとしても、相手との会話になっていれば、飽きずに聴いてくれる場合も多い。

絶対に伝えたいことだけ書き出しておく

話の内容を事前に準備する人は多いだろう。でも、話す内容を書き出すとそれをすべて言うことを重視してしまいがちではないだろうか。

これだけは絶対に今日、伝えようという点だけを書き出しておくことで、無駄にしゃべり続けることを避けられる。

畑違いの人・世代違いの人と話す

簡単に話が通じない相手と頻繁に話すのも役立つ。住んでいる地域が違う人、世代が異なる人、全く違う仕事をしている人などなど。

スムーズに話が通じない人を相手にすると、わかりやすく、ゆっくり話す癖がつきやすい。

どれも簡単なことではあるが、やってみると意外と効果があった。早口に悩んでいる人がいたら試してみてほしい。

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